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名古屋・中京エリアの名物料理といえば、みそかつです。タイのバンコクには、以前よりみそかつの「矢場とん」がトンローに進出していましたが、2016年8月に、日本人街であるシーロムのタニヤ通りに移転となりました。
日本の「矢場とん」と同じ味なのでしょうか?食べに行った人の感想レポートをご紹介します。
(2017年5月「矢場とん・バンコクタニヤ店」は閉店しています。)
カウンター8席のこじんまりとしているが清潔な店内
みそかつの「矢場とん」がタニヤにできました。タニヤ通りにはたくさんの日本食を出す店や、居酒屋があります。日本の有名チェーン店では「大戸屋」「つぼ八」「大阪王将」、そして名古屋めしとしては「世界の山ちゃん」まであります。
この「矢場とん」タニヤ通り店の行き方・場所ですが、BTSサラデーン駅・シーロム側からタニヤ通りに入ってすぐ、タニヤプラザ前のコンテナ店舗の中にあります。カラオケアゲハや日本円・タイバーツの換金レートが良いので有名な酒屋兼・両替所のタニヤスピリットの向かいです。以前は「小象寿司」があった場所です。
さっそく入ってみました。2フロア分とはいえとても、小さい可愛らしいサイズの店です。カウンター席のみ、横一列に8席あり、席に座ると、表通りに面したガラス扉に背中がくっつくくらいの間隔しかありません。おなじタニヤにある、「TOMATOヌードル」や「辛右衛門(しんえもん)」の狭さを思い出します。でも新オープンなのでとてもきれいです。
スタッフは3人いて皆タイ人ですが、「いらっしゃいませー」と日本語で声をかけてくれます。すぐに水を出してくれました。おばちゃんは、簡単な日本語ができます。
「矢場とん」タニヤ・シーロム店のメニューと料金
メニューは、このようなラインナップ。
1、ひれみそかつセット (ひれみそかつ・ご飯・味噌汁・小鉢) 160バーツ
2、ロースみそかつセット (味噌カツ・ご飯・味噌汁・小鉢)145バーツ
3、みそかつ丼 (みそかつ丼・味噌汁・小鉢) 145バーツ
4、みそひれかつ丼(ひれ味噌カツ丼・味噌汁・小鉢)160バーツ
5、豚肉たっぷりカレー(ポークカレー・味噌汁・福神漬け・らっきょう・小鉢)120バーツ
6、とんかつカレー 150バーツ
以上の6品だけのシンプルな品揃えです。(すべてVAT込) セットの場合、「追加メニュー ご飯/みそ汁/キャベツ +20バーツ」と書いてあります。お代わりは20バーツということのようですね。
名古屋を再現!?ほんのり甘い赤みその風味たっぷりのタレ!
ロースみそかつセットを頼んでみました。
ボリュームは十分あります。ロースカツには千切りキャベツが添えられていて、味噌ダレは自分でお好みの量をかけます。この日の小鉢は牛そぼろ、ご飯、そして味噌汁ももちろんの赤みそです。
とんかつは、さっくり揚がっていて、そこにほんのり甘い赤みその風味たっぷりのタレが染み込みます。噛みしめると、すこし豚ロースの脂と肉汁が、じゅわりと出てきました。名古屋の味を完全に再現しています。
日本で矢場とんの、味噌カツ定食を食べたら1000円くらいはしますから、145バーツ(約435円)で頂けてしまうというのはかなりお得で、うれしいですね。
一気に、名古屋の栄あたりにワープしたかのような気分になりました。この「矢場とん」タニヤ店には、日本のように、わらじとんかつやエビフライ、串ものなどはありませんが、手羽先、ひつまぶし、きしめん、どて煮など名古屋グルメの愛好者としては、味噌カツなどの”名古屋めし”がタイで味わえるとは、とてもうれしいです。おすすめの店です。
(更新情報)こちらはヒレカツ丼(165バーツ) 日本円で500円しないでこれだけのものが頂けるのは、とてもお得感があります。
営業時間は、はっきり書いていませんでしたが、昼12:00~夜までオープンしています。ランチタイム・夜の食事にも使えます。月~土曜日の営業です。
タイの人たちは、屋台でパンにアイスを載せたおやつを食べているくらいですから、タイに名古屋の喫茶店名物の小倉トーストを持って来たら人気が出るような気がします。だれか、名古屋流の喫茶店をバンコク・タニヤでやってくれないものでしょうか。
タニヤ・シーロム「矢場とん」名古屋みそカツ食事感想とメニュー・値段についてのレポートでした。
【ショップDATA】
店名 矢場とん バンコク・タニヤ店
営業時間 月曜日~土曜日 12:00~22:00
公式ホームページ(タイ語・英語)http://www.yabatonthailand.com/
矢場とんタイ・タニヤ店フェイスブック
https://www.facebook.com/YabatonThailand/
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