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タイ海外観光チップの相場一覧・マッサージやレストランでいくら渡す?

タイ海外観光チップの相場一覧・マッサージやレストランでいくら渡す?

タイを観光旅行や商談などの出張で訪れる時に、気になるのがチップの文化についてです。たとえばバンコクのホテルやマッサージ店ではチップはいくらくらいの金額を渡したらよいかという価格相場や、海外の外国でチップを渡すべきシチュエーションと渡さなくてよい場所の違いについて、まとめてみました。

タイの貨幣と物価について

まず、タイのチップについて考える際、タイの貨幣と物価について知っておく必要があります。

タイの貨幣はバーツ(THB)といいます。両替は1バーツが3.4円くらい(2018年1月現在)です。ざっくり、バーツを3倍すると日本円になると覚えておけばよいでしょう。写真のように紙幣は上から、1000バーツ札、500バーツ札、100バーツ札、50バーツ札、20バーツ札があります。硬貨は10バーツ、5バーツ、2バーツ、1バーツコインがあります。

そして1バーツの半分は50サタン、そのさらに半分の25サタン硬貨があります。これはほとんど使いません。

このなかで、1000バーツは日本円にすると3000円ほどですが、タイでは最高金額紙幣なので、ちょっとした買い物では使いません。したがって、土産物屋や街の屋台、タクシーなどで1000バーツ札や500バーツ札を出しても、まずお釣りがない可能性が高いです。日本でいうと駄菓子屋や100円ショップで1万円札を出すようなものだと思って下さい。従って、両替の際は、100バーツ札や50バーツ札、20バーツ札を多めに用意することをお勧めします。このあたりの札がチップとしても活躍するお札です。

タイの一般的な物価として、地元の人が屋台料理を食べる時は一食30バーツ~50バーツくらい、日本のラーメン店のラーメンは200バーツ前後、スタンダードなタイマッサージは1時間150~250バーツくらいです。タクシー料金はドンムアン空港やスワンナプーム空港からバンコク都心までのメーター使用時の料金は、300バーツ前後です。15バーツ以下で買えるものはほとんどありません。

ちなみに、コンビニエンスストアのタイ人従業員の日給は300バーツほど、大学卒の初任給が14,000バーツくらいです。これで、物価とバーツの価値はなんとなくご理解頂けたと思います。

具体的なチップの相場について

場所・シチュエーションごとのチップ相場価格は以下の通りです。説明はあくまでも、このくらいなら相手に失礼なく喜んでもらえるという相場金額ですので、とても満足した場合や特別なことを頼んだ場合は、この限りではありません。

ホテル → 40~200バーツ

ホテルについてはホテルのグレードで変わってくるのですが、重い荷物を運んでくれたポーターには50~100バーツ、ベッドメイクや清掃の人用に室内に40~60バーツ程置いておくとよいでしょう。

レストランや居酒屋 → お釣りを置いてくる。(一般的な店なら40~100バーツ前後。)

タイのレストランや居酒屋では、会計の際に、店員が席に伝票を挟んだバインダーを持ってきます。

ここにお金を挟むと、店員が頃合いをみて回収してレジに持っていきます。そして、お釣りを挟んで持ってくるのですが、チップの渡し方としては、このお釣りをそのまま残して席を立つ、というスタイルが一般的です。金額としては、普通のレストランや居酒屋であれば、40~100バーツ程を残しておけばよいでしょう。

ただし、請求書のなかに「サービスチャージ料(普通は10%前後)」という項目があれば、すでにそのお店のスタッフへのチップのお金が含まれていることになるので、チップは不要です。

土産物屋などの店舗 → チップ不要

土産物屋や、スーパーマーケット、コンビニエンスストアや薬局などでは基本的にはチップは不要です。

屋台での買い物・飲食 → チップ不要。

屋台でジュースを買ったり、パッタイなどの料理をテイクアウトしたりその場で食べる場合、チップは不要です。(でも小さいお釣りなら、気持ちのチップとして渡すのも悪くはありません)

バスやMRT(地下鉄)、BTS(高架鉄道) → チップ不要。

これらの公共交通機関の窓口などではチップは不要です。

タクシーやトゥクトゥク → お釣りを渡す。(端数分か10~30バーツ。)

メーターでのタクシーでは、特にチップはあげなくてもよいですが、料金を支払った際に、チップと考えてお釣りを受け取らないで降りる方が多いです。その金額は10~30バーツくらいでしょう。

たとえばメーターで73バーツと出ていたら、20バーツ紙幣を4枚で80バーツ払うか、100バーツ紙幣を一枚支払い、お釣りは受け取らないで降りるというのがバンコクでも一般的ではないでしょうか?。というより、お釣りを全額あげるつもりで見越した額を支払うというのがスムーズです。(タクシー運転手はお釣りを持っていないことが多いので。)

地元タイの人でも、端数は受け取らないものなので、運転手の多くは端数はもらえるものだと思っていることが一般的です。これをきっちりお釣りなしの金額を払うと「なんだ、この人?」と驚かれてしまいます。

トゥクトゥク(三輪バイクタクシーTUKTUK)などは観光客が乗る場合、たいていは相場より多めにふっかけられているケースが多いので、特にチップは払わなくても十分でしょう。

マッサージやヘアサロン・エステ → 40~100バーツ

タイのマッサージ受けたことがある人ならわかると思いますが、1~2時間もお客の体を全力で屈伸させたり、指圧し続けたりするマッサージ師の肉体労働ぶりは大変なものです。にもかかわらずかれらの給料は激安です。このため、かれらはチップでの収入が前提となっているので、チップをあげないというのは非常識にあたります。

相場としては1時間で40バーツ~100バーツくらいです。2時間だとその倍くらいとなります。施術時間が長かったり、とても腕が良くて感謝したなら100〜300バーツ以上あげてもよいでしょう。40バーツ(20バーツ紙幣2枚)や50バーツでも、不満がられることはありません。

ただ、観光客の多いエリアの悪質店では、マッサージ師が「チップをください!」とせびってくることがあります。しかも「200バーツください。」と金額まで指定してくることさえあります。上記のように、相場を越えていますので、腕に満足していないなら、その事をしっかりと伝えてチップをあげない、または、そこまで高額のチップをあげる必要は全くもってありません

施術が終わってマッサージ師が引き上げる前にさっと、渡してあげられるように準備しておくとよいです。

ヘアサロンやエステなども施術をしてくれた人に同じような金額をあげるとよいでしょう。

カラオケなどの飲み屋 → 100~500バーツなど

楽しい繁華街での夜遊びの定番であるカラオケ(日本人向けのタイキャバクラ)などの飲み屋では、ホステスの女の子がお酒の相手をしてくれます。

まずホステスの女性に対してですが、大きく分けると2パターンあって店内だけで飲みの相手だけしてもらって帰る場合は、200〜500バーツ程を直接その子にわたしてあげるとよいでしょう。こうしたお店では、基本的に、飲み終わった後に店外に一緒に遊びに行ったり観光を一緒にしたりする時の手当てが、彼女らの収入になるわけです。飲むだけで帰るということは、そうした他のお客さんの接客をする可能性をその夜はあなたが奪ってしまった、という形になってしまうので、「すぐ帰ってしまってごめんね。」という意味でチップをあげてください。

女の子を店外に連れ出して一緒に過ごす場合は、相手が帰る際に、楽しみ具合や一緒にいてくれた時間にもよりますが500~1000バーツくらいを料金とは別にチップとしてあげるとよいでしょう。これは、その子が家に帰るタクシー代という意味合いもあります。

また、スマートな飲み方としては、チーママやウェイター(ボーイ)などの裏方さんにもチップをあげるべきです。

帰る時に100~300バーツ程渡してあげたり、全体にあげたいならレジカウンターの脇にあるチップボックスにまとまった額を入れたりするのです。

日本でも同じですが、夜のお店ではついつい女の子だけに良い顔をしてしまいがちですが、こうしたスタッフにも配慮ができると「あの人は遊び慣れた紳士だなー」と一目おかれます。そうした気配りをしておけば、次にその店を訪問したときに、いい席に案内してくれたり、人気の女の子をそっとまわしてくれたり、ビジネスをしている人であれば、他のお客さんを紹介をしてくれたりといった形で必ず返してくれます。

チップの考え方 少なすぎ?多すぎ?

タイでは元々、日本と同様にチップ文化はありませんでしたが、ベトナム戦争時に駐留していたアメリカ兵や休暇に来た欧米の観光客などの影響でチップの風習が広がりました。

チップの額が少なかったりあげるべき場面であげないと、たとえばホテルで連泊するときはベッドメイクをしてくれなくなったり、片付けが雑になったり、下手したら嫌がらせをされる可能性もあります。先にお話ししたように、地元の労働者にとっては低い収入をチップで補うという意味もあるので、あげるべき場面であげないというのは、ひんしゅくを買うことなのです。

逆にチップのあげすぎも難しいところです。お金を多めにもらって怒る人はいないため気づきにくいのですが、普通のサービスに対して相場より高額なチップをあげると、現地の金銭感覚を荒らしてしまう点がネックです。まず、あなたの次に利用する日本人観光客に影響が出てしまいます。いい人ばかりとは限らないので味をしめて他の人に「前に来た外国人は、もっとくれた。」とあなたの善意をダシに使って露骨に請求するようになる人もいますし、チップをもらう側の期待値をむやみに上げてしまって、相場通りの額のチップをあげても安いと感じて機嫌を損ねて手抜きサービスをするようになる可能性もあるからです。

また、タイ人側も金銭感覚が狂ってサービスの質が落ちたり「高額チップを請求してくる」という悪評が立つことで、客足が落ち、長い目で見ると収入が落ちることになるので相手のためになりません。実際、ラオスなどの東南アジアの国の田舎に中国人富裕層が来て、羽振りよくお金をばらまいたために、土地の人の金銭感覚をおかしくして産業を破壊してしまったという話はよくあります。あくまでも、チップは「良い質の仕事をこれからも続けて下さいね。」とか、「特別なことをしてくれてありがとう」とお礼の気持ちを表すという、理由が明確にあって渡すものなので、相手のまともな勤労意欲を奪うような金額(相場より少なくても、多すぎても)は避けた方がよいでしょう。どうしても高い評価をしてあげたいのであれば、マッサージなら時間延長や高いコースを頼むとか、カラオケクラブなら高いボトルを入れるなど、利用内容のグレードを上げて還元していくことで、よいサービスをしている店自体を育てていくというのも方法です。

チップとは感謝の気持ちを表すのが基本

でも、形にとらわれない方がよいケースもあります。

私の個人的な実例ですが、普通はバイクタクシーに乗った時にはチップはあげないものですが(地元タイ人も)、いちど、ドライバーが道に迷ったことがあり、2,3本ソイ(路地)を出入りして、目的地を見つけたことがありました。その時には「暑い中、探してくれてありがとう。飲み物を買ってください。」と言って50バーツお渡ししました。

また、ホテルで寝坊してビュッフェの朝食時間をすこし過ぎた時に、スタッフが「もう朝食時間は終わったけど、少し残っているものならいいよ。」と言って出してくれた時には、イレギュラーなことをお願いしたわけですから、食べ終わったお皿の下に100バーツを置いてきました。要するに、相手が「特別に親切にしてよかったな。」と思ってくれるケースであれば慣習にとらわれず積極的にあげたいというのが一つの考え方です。みなさんも、一定の相場さえ理解していれば、自分なりのルールを考えておいて、それに沿った金額をあげるとよいでしょう。

分かりやすい判断基準としては、1対1のサービスなら、なるべく多めのチップをあげる、という考え方があります。

たとえば、マッサージや、カラオケ(タイ式キャバクラ)で席に着いてくれたホステスの女の子などには、100~500バーツなど高額チップを渡してあげるのです。あなたのために他の仕事をしないでつきっきりで独占的にサービスを提供してくれたわけですから、その時間の(もしくはその日の)収入は、あなた次第ということになるからです。

チップの文化のない日本人からみると、チップ文化は「わかりにくい」とか「めんどう」と違和感があるものなのですが、考えようによっては便利な文化です。良くないサービスを受けた場合は、チップをあげないとか低額にすることで、角が立たないように不満感を表すことができます。逆に、良いサービスをする人を目に見える形で評価することで、接客水準を上げていくという側面もあるのです。

 

是非参考にして、タイの人たちと良い関係を作ってください。タイ海外観光チップの相場一覧・マッサージやレストランでいくら渡す?まとめでした。

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