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タイバンコクで内装を依頼する際に悪徳業者に騙されないためには

タイバンコクで内装を依頼する際に悪徳業者に騙されないためには

タイで内装工事やリフォームを日系業者に頼んだ結果、「手抜き工事をされた。」「騙された。」「ぼったくられた。」という被害の話を聞くことは珍しくありません。 前回記事「バンコクでリフォームや内装工事業者を探すとトラブルがなぜ多い?」 でもお伝えしましたように、技術的なレベルが低い業者も多いのですが、なかには最初から、クライアントを騙したり法外な料金を突き付けてくる悪徳業者も、結構な割合で混ざっているのです。

今回は、そのような業者にまかせて失敗したという体験談をもとに、工事を頼む際はどのように気を付ければよいのか、どのような手抜き・欠陥工事や詐欺の手口があるのかについて、よい業者を探す方法をみつけるため、情報を検証していきましょう。

< 内装の手抜き工事、詐欺の実例 >

どのようなトラブルや、手抜き工事、詐欺があるのでしょうか。寄せられた被害体験談は、想像を絶するものでした。 「養生シートも敷かずに壁の塗装をやったせいで床タイルにペンキが付着。」(オフィス改装)

窓枠の取り換えを頼んだ。内側から見たら綺麗だったが、あとで見たら中庭に面して気づかなかったがみえにくい部分の外壁が崩れていた」(飲食店の改装)

工事期間中にオフィス内にあった備品が盗まれた。いろいろな業者が出入りしていたためうやむやになったが、状況からいって内装屋だったと思う。」(事務所改装)

完了したと言われて確認したが工事が不十分な箇所があったので、現場で職人に指示。工事後、見積もり書のなかになかった項目だから追加工事になる、と言われて請求額が増えた。」(居酒屋店改装)

事務所の他の工事と一緒にエアコンの設置も依頼。どういった機種にするか事前に打ち合わせもなく、とりつけられたエアコンが旧式でリモコンがなかった。変えてくれと言ったところ不具合ではないので返品不可と言われた。」(空調工事)

工事代金の半額を手付金として支払ったあと、工事途中で連絡がつかなくなり、そのまま持ち逃げされた。」(喫茶店改装)

(料理店の新装で)オーブンの取り付けを頼んだら、特別なものなので厨房機器屋に先払いで払う必要がある、と言われて支払ったが、届いたものは依頼したものとは別の安価なもので、連絡もつかなくなった。しかも、厨房機器屋から、まだ料金をもらっていないと連絡が来て、料金も持ち逃げされていたことが分かった。」(料理店の新装)

これらについて、まず、よくある構造が、最初の窓口だった営業担当と現場のタイ人職人との間で連携がうまくとれていないまま、手抜き工事をやられるというパターンです。 しかも、そのことに気づいて指摘をしても、「これが見積もりの通りの内容。資材がこれしかいないからこれが限界。「直す」なら工事をしてもよいが工程が増えるので追加料金をもらえないと動けない。」と切り返してきます。 内装 天井 これに加えて、営業担当は現場のせいにし、タイ人職人は現場にいたクライアントに止められなかったからよいと思って進めた、などとそれぞれ相互のせいにして責任の所在をあいまいにし、工期の期限や搬入済みの資材や備品を「人質」にとる形で、修正や工事追加費用をとっていくというものです。

もしこちら側が現場に張り付いて工事様子をチェックしていたとしても、たとえば、タイ人職人が工程にない作業をやり始めても、こちらは工事の素人なのですから、「あとで軌道修正するのだろう。」ととらえてしまいがちです。タイ人職人にタイ語の工事用語で確認や抗議がやりにくい点を、責任逃れに利用されているのです。 いわゆる、ぼったくりの飲み屋の客引きと店の関係に似ています。「追加料金」が発生するところも同じ手口です。

< 怪しい業者は見積もり書に仕掛けがある >

こうしたケースの対策としてはどのようなことに気を付ければよいでしょうか。 バンコクで、施工現場に必ず監督に入るという日系建築業を営むF氏に話を訊くと、「問題を起こす業者は見積書があいまい。」と指摘します。

通常、見積書には工事個所と作業ごとに項目が分かれているものなんです。でも大雑把に「壁面塗装」とか「仕上げ」とかしか書いていない業者は危ないです。建材も仕様名称といって建材は厚さ何ミリの石膏ボードを使うとか、単価も含めて書くものなんです。建材の単価を書かず合計しか書いていなかったりすると、あとでなんとでも説明ができちゃいますよ。」(F氏)

つまり、工程や取り付け資材ごとの費用をわかりにくくしていることがあるのだそうです。こうすることで、原価をぼかすこともでき、あとで問題が発覚して工事を中止させても部分返金に応じない(「この項目の費用は、すでに行った下準備も含む費用なので」などと反論。)という理由にもなるのです。

加えて、我々がこちらの職人の人件費や建築資材原価について見当もがつかない点も悪徳業者側に有利に働きます。 「日本じゃ無理な暴利や騙し方も、こっちじゃできちゃう」(F氏)

ということになるのだそうです。 次回以降もこの問題について掘り下げていきましょう。

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