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バンコク・タイ王国内の引っ越しトラブルと対策3 作業員に物をねだられる

バンコク・タイ王国内の引っ越しトラブルと対策3 作業員に物をねだられる

タイランドの国内やバンコクで住居や会社の移転をするときに、丁寧な業者はどのように見つければよいのでしょうか。今回も、アンケートで集まった、引っ越しをタイ人・日系業者に依頼した際によくあるトラブルの体験談のなかから要注意点をとりあげ、その対策をまとめてみました。

あわせて前回記事「バンコクでタイ王国内の引っ越しを頼む際に起こるトラブルと対策」も参考にどうぞ。

 引っ越し最中に、作業員が物をねだってくる。 

これも、タイで引っ越しをしたことがない人は驚くと思いますが、引っ越し業者の作業員が、荷物の運搬中にも関わらず、荷物のなかに気になるものを発見すると「これを自分にくれないか?」と頼んでくるということがあります。

日系大手の引っ越し業者でも現場監督の目を盗んで聞いてくる作業スタッフもいるとききますから、こうしたことは珍しくないのかもしれません。

そのあたりの心理は日本国内での引っ越しを体験したことがあるわれわれからすると、信じられないかもしれませんが、引っ越し業者の運搬スタッフは専業でない場合も多いです。1日いくらかの日給で手伝っているといういわば日雇いアルバイトのような立場だったりするのです。当然、プロ意識などというものはありませんし、会社や顧客への信用を第一に考えるといった考え方はもちません。仕事中であろうが、個人的な利益になることを優先する、という意識なのです。

荷物を運ぶスタッフは「外国人」である場合も。(画像はイメージです)

荷物を運ぶスタッフは「外国人」である場合も。(画像はイメージです)

 なぜ物をねだられるのか?

 厳しいことを書きましたが、しかし彼らなりにこのようなことを言う事情は存在します。まず、安い賃金です。よほどこちらもタイ語に詳しくなければ気づきにくいかもしれませんが、場合によってはミャンマーやラオスなどからの出稼ぎの外国人労働者である場合もあるのです。妙に口数が少ない若者が交じっていたらその可能性はあります。そうした場合、かれらは極めて格安の給料で仕送りをしています。こうした(タイ王国からみた)外国人労働者の人々はタイ人監督の目があるので真面目に働きますが、そのような人たちと引っ越し屋で一緒に働いているタイ人スタッフも、決して高い賃金を得てはいないだろうことは、想像ができます。

 次に、日本人などの外国人の引っ越しは物の処分が多いという噂を聞きつけているからということが考えられます。タイランドに海外赴任した日本企業の駐在員やその家族が、日本へ帰国することになると、大掛かりな海外引越になります。単身赴任ではなく家族で住んでいた場合は、家具類も持ち帰ることが多いですが、国際宅配便などはかなり高くつきます。ある程度不要な物は廃棄したりリサイクルショップに下取りさせるということが多くなります。

このため、「日本人の引っ越しではいらない物がたくさん捨てられる。」というイメージが広まってしまっているのです。 

引っ越しに集中してもらうためには

 もちろん、作業員に物をねだられても断れば済む話なのですが、明らかにこちらの荷物に興味を示されているということがわかると、そうした人に荷物を任せて運んでもらうのはちょっと不安にもなります。

 対策としては、貴重品や作業員を刺激しそうなものは、ダンボール箱に入れて封をし、見えないようにするということでしょう。

「あぶない」物としては、テレビゲーム機やCDウォークマンなどの小型の電化製品、タバコやお酒の瓶、DVDソフトなどでしょうか。

物をねだられて、本当にいらない物だったらプレゼントするのも手かもしれませんが、それを一度やると、他の作業員が「俺にも何かもらえないか?」と物色を始めたりしかねません皆の気が散って荷物運びが雑になったり時間をロスしたりしかねないですし、妙な習慣ができると他の日本人利用者にも迷惑をかけます。

不要物をまとめておいて、このなかから好きなものをもっていてどうぞ、というのも誤解を生みます。「このなかから」ということが正しく伝わらないと、あなたの荷物のなかから何でもご自由に差し上げます、と受け取られて、「あげたつもりはなかったのに荷物がなくなった。」ということが起こる可能性もあります。

とにかく、作業員に不要物でも物をあげるのは、やめた方がよいでしょう。

 

 

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