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タイに観光旅行に行ったり、出張で出かけた際に、風邪をひいてしまうということがあります。病院に行くほどでもないし、夜や土日だから病院が開いていないかも、タイ語や英語はできないから病院へ行っても診察の意味がないのでは・・という場合もあります。
そうしたとき、バンコクの街角にはどこにでもある薬局はとても便利です。夜おそくまで営業していたりする店も多く、簡単な英語が通じるところも多いです。日本人街として名高いシーロムのタニヤ通りでは薬局に日本語の看板まで出ていたりします。タイの薬局で処方されるおもな風邪薬をまとめてみましょう。タイ語や英語が分からなくても、薬剤師さんに写真を見せれば買うことができます。
タイの風邪薬・薬局やコンビニエンスストアで買えるおもな薬と効き目
※薬の服用は医師か薬剤師の指示に従って行ってください。薬物アレルギーや副作用の恐れもあるので自己判断では行わないで下さい。当サイトの情報は個人の感想であり効き目や安全性を保証するものではありません。
ディーコンゼン Decolgen
総合感冒薬、ということで日本でいうルルとかパブロンみたいなものでしょうか。セブンイレブンなどのコンビニにも売っているのでとてもポピュラーです。この袋に4錠だけ入って12バーツと激安でした。
タイの薬は強力です。この薬の場合、風邪薬の成分に良く含まれている、解熱や鎮痛効果のあるアセトアミノフェンが、日本の約2~3倍含まれています。だから効き目は抜群。1回に2錠飲むらしいのですが、私は薬物に弱い体質なので、最初は1錠だけ飲んで様子をみます。 かるい風邪ならこれで治ります。
タイレノール TYLENOL 500
頭痛薬です。解熱鎮痛剤で、アセトアミノフェンが含まれています。歯痛や月経痛にも用いられるそうです。
こちらもわりとタイでよく見かける薬です。
ニューロフェン Nurofen
鎮痛・抗炎症成分が配合され、頭痛やのどの痛み、発熱に効くそうです。
「熱がある」と伝えたらこの薬が処方されました。
6錠で42バーツ。英語でフィーバー(発熱)に効くと書いてあるくらいで強い解熱効果があるようです。
ネイサイフド NASIFED
発音があっているのかは、わからないです。もしかしたら「ナシフェド」と読むのでしょうか。BURAPHA社から出ている、鼻炎薬です。風邪の鼻づまり、鼻水、アレルギー性鼻炎などに用いられます。黄色のパッケージが特徴的です。
ナソテップ NASOTAPP
鼻水・鼻づまり用のナソテップです。1日3回、一回2錠の服用です。強力なようで、すぐに鼻水が止まります。ただし眠くなるので運転や出かける際には服用しな方が良いです。薬局で8錠30バーツでした。びっくりするほど、真っ青な色の錠剤です。
タウグリコロ Tauglicolo
粘膜の消炎効果と、痰をとる効果があります。喉に違和感があって咳がとまらない、鼻や喉の奥の粘膜が荒れて痛いときに用います。薬局で30バーツでした。錠剤タイプと液状のものと二種類あります。
アモキシリン Amoxil
「喉が痛い」と言ったら出されました。これはペニシリン系抗生物質です。細菌を死滅させる働きがあり、扁桃炎や肺炎、気管支炎などの呼吸器の感染症や、皮膚、歯の感染症、性感染症などに用いられるそうです。
20錠で180バーツ。たしかに薬剤師さんにも、1日2回までしか飲むな、と言われましたので強力な薬のようです。
アジスロマイシン250mg Azith 250
鼻の奥が腫れている、と伝えた時に出されました。マクロライド系の抗生物質で、リンパ管炎、咽頭炎、気管支炎、肺炎、尿道炎、皮膚感染症などに使われるそうです。
たったの6錠で350バーツもしました。これも抗生物質なので、炎症を起こしている時に処方されることがあります。作用は強力だと思いますので、慎重に服用することをおすすめします。
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