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タイのビザラン方法・予約や準備なし最安コストで行けるベトナム  

タイのビザラン方法・予約や準備なし最安コストで行けるベトナム  

目次

 

ノービザでタイに滞在している人は、ときおり滞在期間の延長を申請したり出国しないといけません。そうした事情を抱えている人から、その方法について情報提供がありましたので、ご紹介しましょう。

滞在期限当日、入国管理局が休業日だった! ~寄せられた体験談~

自分はノービザで30日間の滞在期間をもっています。30日が過ぎる前に1回だけできる延長のためイミグレーションに行くか、出国をして再度入国をしないといけません。つまり、30日に1回、入国管理局での延長手続きと、海外出入国とを交互に行っている状態です。

 今回は、30日前に海外に行ってきていたので、延長をすることができるので、滞在期限当日にイミグレに行こうとしていました。

 ところが、うっかりミスをしました。その前日はタイ王国の祝日ということを知っていたのですが、その翌日も、連休を作るための特別休日、ということで祝日扱いだったのです。トーモー(入国管理局)まで行き、入口から建物までの区間を走るバイクタクシーに声をかけたときに、バイタクのおじさんから今日は休みだよ、と教えられて気付いたのでした。

しかも、そのあとも休みが続いて入管はしばらく休みだそうでした。つまり、申請当日を入れると数日間のオーバーステイとなります。 とにかく、入国管理局は、土日祝日のほか「特別休日」という日にも休みになるので注意が必要です。

 オーバーステイは5年以上の追放

 1日のオーバーステイならまだ大目に見てもらえるかもしれないが数日間は厳しいです。2016年3月よりタイ当局はオーバーステイ者を摘発した場合、5年~10年の再入国を禁止するという罰則を施行しました。つまり、オーバーステイ中に街を歩いていて運悪く職務質問を受けたら、その場で逮捕&5年以上の追放、となるわけです。

オーバーステイ者は、1日当たり500バーツの罰金がかかるので、4日間で2000バーツかかります。コスト的に考えても陸路ならラオスまで片道900バーツで出国できるわけですから、断然出国した方がよいです。

 このため、緊急出国することにしました。入国管理局から都心まで帰ってきた時点で15時でした。あと9時間以内に出国できて、なるべくコストをかけない方法を考えてみました。

 まず、予約が必要なので業者がやっているビザランツアーへの参加は不可能です。また、陸路移動も時間的余裕がないので、飛行機での出国でコストが安い(距離が近い)国とビザの必要有無について調べてみました。

ドンムアン空港でチケット
ドンムアン空港でチケットを当日買う

 タイ周辺7か国のビザ必要の有無と免除規定について

 ラオス(ビエンチャン) 【ビザ必要だが免除あり】

 (15日間以内の滞在の場合はビザ不要。)

 カンボジア(プノンペン) 【ビザ必要・即日発行】

 (事前にカンボジア大使館で取得。もしくは到着後空港・国境の現地でビザ申請即日発行可能。写真2枚と30ドルが必要。)

 ミャンマー(ヤンゴン)  【ビザ必要・事前発行】 

 (事前にミャンマー大使館でビザ取得すること。オンライン取得も可能。)

 ベトナム(ハノイ、ホーチミン) 【ビザ必要だが免除あり】

 (15日間以内の滞在で、往復航空券を所持し、前回のベトナム出国翌日から31日以上経っていればビザ不要。)

 マレーシア(クアラルンプール) 【ビザ必要だが免除あり】

 (観光・商用目的で90日以内の滞在で、往復航空券があれば不要。)

 シンガポール(シンガポール) 【ビザ不要】

 インドネシア(ジャカルタ) 【ビザ必要だが免除あり】

 (30日以内の観光などの目的限定・入国地点はジャカルタ、バリ、メダン、スラバヤ、バタム島の5空港と他9港限定。)

 ※すべて2016年5月時点情報。変更もあるので正確な情報は必ず大使館HPをご覧下さい。また、すべて日本国籍のパスポートを所持する場合であり、有効期限が6か月以上残っていることが条件です。

 上記はそれぞれ、ビザが必要でも免除になる条件が変わります。わかりやすくするために、「15日以内の滞在なら、事前の申請なしでビザなしで入国できる国」を赤色で示しました。要するに、事前準備なしで当日入国できる国です。

ベトナムへビザラン
ベトナムへビザラン

 ベトナムをビザラン地に選んだわけ

 今回のケースでは、これらの国のうち、現地の国境や空港でビザ申請をして即日発行されるという国は、万一何らかの不備でビザがおりなかったときに、他国を探す時間的余裕がなくてこわいので、避けることにしました。

そうなると周辺国で全くビザがいらない(条件付きだが)のは、ラオス、ベトナム、マレーシア、シンガポール、インドネシア、となります。

今回は、直行便があり、なおかつ距離が近くて航空チケットが一番安い、ベトナム・ホーチミン行きを選ぶことにしました。ラオスも近いのですが、直行便が1日1本しかなく航空券も高いのです。ベトナムの場合は、たくさんの便があることも決め手でした。

 既にオンライン予約をできる時間を過ぎていたので、直接、ドンムアン空港に向かい、空港のカウンターで直接チケットを購入しました。

エアアジアは、片道で1120バーツ、空港使用料などを入れた往復総額、4500バーツでチケットが買えました。

 【飛行時間】

タイ王国・バンコク・ドンムアン国際空港19:40発 ~ ベトナム・ホーチミン・タンソンニャット国際空港21:05到着

 わずか1時間25分、片道なら日本円で約3千円ちょっとで行けるというのは、ありがたいです。ビザなしなので面倒な手続きもいらないというのも楽でした。今回は時間の関係で使わなかったが、格安の航空会社だとホーチミン行きは片道1000バーツをきる便もあります。 予約などの準備をいっさいしないで都心を16:00に出発し、5時間後には無事に、タイランド滞在期限内に、第三国へ出国することができました。

 ビザランツアーに参加しそびれた、イミグレが閉まっていた、忘れていた、などで、期限当日に急遽対策をしないといけない場合は、1回だけ(上記のようにベトナムは前回入国の31日以内だとビザが必要)ベトナム、という手段が使えるので、参考にしてください。

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寄せられた情報は以上の通りです。

質問などがありましたら、情報のひとつとして、情報提供者に訊いてみたり、わかる範囲でお答えしますので、お気軽に連絡ください。

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