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タイ製家電の品質は? 謎の「剣道株式会社」の電気ケトル購入

タイ製家電の品質は? 謎の「剣道株式会社」の電気ケトル購入

メイドイン・タイランド製の電気ケトルを購入したレビューです。

バンコクで外国人が住めるアパートにはたいていの家具や電化製品が備え付けてあります。私の部屋にもエアコンのほかに、扇風機や冷蔵庫、TVやDVDプレーヤーがついていますが、お湯を沸かす道具はありません。このマンションの周りは激安屋台が多いので、家で料理をする必要がないので、IHヒーターがない部屋なのです。

このため、ちょっとコーヒーを淹れたいとき用に電気ポットを買おうと思いました。 タイの家電はどのような感じなのでしょうか。価格相場や品質が気になります。

シーロムエリアには、「パワーバイ」という電器屋があります。ここを覗いてみることにしました。

ここにはパソコンやエアコン、シャワールームにとりつける電気温水器など、いろいろな電化製品がおいてあります。コーヒーメーカーやジュースミキサーもあってなかなか充実した品揃えです。電気ポットやケトルは10種類くらいおいていました。ティファールのものなどもありましたが、4リットルは入る大容量のものであったり、やたらごついものが目立ちました。価格は600バーツから1500バーツくらいでした。

タイ 電気ケトル 購入
スーパーにあった電気ケトル

 おおむねの値段を把握して検討していたのですが、「フードランド」というスーパーマーケットに行った際、なんと299バーツで電気ケトルが売っていました。日本円にして900円ほどでしょうか。この激安の値段なら失敗してもオーイと叫んで笑って許せる気がします。

 意味不明!剣道株式会社とは?

 タイの商品には、パッケージに日本語が書いてあったりします。といってもタイ製の品物です。ありがたいことに日本の商品は高級で高品質であるというイメージがタイではあるので、わざと日本語で商品名をつけたり、多くの人は読めないけれど、日本語をパッケージデザインに入れていたりするのです。このため、意味がわからない日本語がついている商品が多いです。

 この電気ケトルも、日本製品であることをイメージさせるために、登録商標KANDO(「感動?」)というロゴマークが書いてあります。象印やタイガーもびっくり、“感動印”のケトルです。日本語ならなんでもいいから使っちゃおう、というつもりのようです。

タイ 電気ポット
「感動印」のブランド

 日本(風)にみせることは徹底していて、底をみるとMANUFACTURED BY KENDO ELECTRIC CO.,LTD. と刻印してあります。

つまり、製作社も「けんどう電機株式会社」と日本っぽいと思われる社名を名乗っているのです。けんどうは多分「剣道」でしょう。

実際はMADE IN THAILANDですが・・・

 商品の品質・使い勝手は

 商品のサイズは高さ18㎝直径11.5㎝です。1リットル入るサイズです。

 フタはとりはずしができる、というより、ただはめ込むだけです。お湯を出すときに傾けすぎると、ぽろっと落ちそうになるので注意です。

 材質は、フタも、内部も底もぜんぶ合成樹脂。材質が薄いのでお湯が沸騰すると側面はとても熱くなるので取っ手以外をさわると危ないです。

たぶん高温の水で合成樹脂の成分が溶けだしているんだろうな、というところはマイペンライ(大丈夫)の精神で乗りきります。

電気ケトル 内部
電気ケトル 内部

 コーヒー二人分の水を入れたら、2分ほどで沸きます。220ボルトの高電圧を使っているからでしょうか、沸くのが早いです。沸くとちゃんと自動で電源が切れるようになっています。保温機能はないのですが、湯温が下がると自動でスイッチが入ります。タイは電気代が高いのでもったいないので使う分だけ沸かしてあとはコンセントを抜きます。

デザインはシンプルだけど、白、機械部の黒、そして取っ手の緑色が良いバランスで自己主張をしていてセンスが良いです。

タイ製家電の品質を調査すべく購入した、謎のタイの「剣道株式会社」の電気ケトルは、自分的には、フタさえ取れなければ、東芝やパナソニックと肩を並べる満足度でした!

 

※(タイ製家電のレビューがある方はお寄せ下さい!また、電化製品や中古品などの情報を知りたい方も情報交換しましょう。)

 

 

 

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