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タイのバンコクにはいろいろな国の料理のレストランが数多くあります。焼肉屋などの韓国・朝鮮料理店もありますが、自分の家でおいしいキムチやチャンジャを食べたい場合は、コリアンタウンにある韓国スーパーマーケットに行くとよいとききました。ここでバンコクの韓国料理店も、食材や調味料を仕入れているそうです。取材してきました。
バンコクのコリアンタウンのひとつが、アソークにある「スクンビットプラザ」です。ここに韓国朝鮮料理の食材を販売する店があります。
「スクンビットプラザ」への行き方ですが、シーロムや日本人街のタニヤからですとタクシーで15分くらい、MRTだと一本(シーロム駅からスクンビット駅まで)です。BTSアソーク駅から、スクンビット通りの偶数側(南側)をBTSナナ駅方向に進みます。ソイ14との分岐点を過ぎると、左にタイムズスクエア(Times Square)という建物があります。タイムズスクエアを過ぎて3分ほどのところに『スクンビットプラザ』はあります。ここがコリアンタウンです。大きな建物全体が韓国街になっていて、1Fが焼肉屋などの韓国料理店、2Fが韓国バー、3Fが韓国カラオケ(韓国人向けのタイ人女性のキャバクラ)、4Fはなんと韓国風俗系マッサージになっているそうです。
1Fはこのような様子です。
カラフルな装飾の韓国料理の店が並んでいます。施設の入り口から入って(とくにドアはなく、吹き抜けです。)左側の列をみていくと、施設の中央あたりに、韓国スーパーがあります。
自家製キムチやチャンジャの量り売り
店内に入ってみました。陳列棚には、韓国の辛ラーメンやカップラーメン、缶詰などが並んでいます。
韓国のスナックや、お菓子、韓国アカスリの布まで置いてあります。
業務用の唐辛子粉末の特大袋や、レトルト参鶏湯のパックもあります。
韓国のレトルトカレー(120バーツ)。左はおかゆでしょうか。
韓国のりや韓国の醤油などもあります。
店内の奥に進むと、冷蔵庫には、自家製のキムチやチャンジャ、などがグラム売りで置いてあります。パックのキムチならタイ製のも含めて、フジスーパーやビッグC、フードランドなどにはありますが、さすがにこのような自家製のものの量り売りはありません。まるで新大久保や鶴橋のコリアンタウンのディープな店の品揃えです。
韓国の醤油やごま油、コチュジャン(甘辛味噌)もあるので、自宅で気軽に韓国の味を楽しめそうです。コチュジャンは500gで220バーツでした。
変わり種では、蚕の幼虫の缶詰(150バーツ)、なんだか効きそうなマムシドリンクなどもあります。
食材だけではなく、食器類も
そして、韓国料理に欠かせない、鍋や、石焼ビビンバの器、陶器や金属製のお椀なども置いてあります。
焼き肉屋のテーブルにある排気の煙突まで売っていました。これは1本5000バーツだそうです。個人でつける人はいないでしょうから、この店はタイで韓国料理店や焼肉屋をやっている業者が仕入れに来るところなのでしょう。
長くタイに滞在しているご家庭の方、タイ料理や日本食に飽きたら、韓国食材のスーパーで具材を仕入れて自宅で焼き肉やビビンバを作ってみてはいかがでしょうか。「バンコク韓国食材スーパー・自家製キムチ販売のコリアンタウン」情報でした。
店舗データ
店名 FOOD MART
住所 Sukhumvit Soi12 Sukhumvit Plaza 1F
電話 02-653-3920(タイ語か韓国語)
営業時間 9:00~22:00