バンコク・タニヤ通り北海道をテーマにした居酒屋がオープンしていましたので様子を取材してきました。居酒屋の場所はタニヤプラザの正面、タニヤ通りと垂直に交わるソイ・ヤダ通りの突き当りにあります。この位置にピンときた人はタニヤ通です。ここにあった居酒屋「金毘羅」がオーナーチェンジして、リニューアルしたのです。
新店名は「北海道居酒屋・すすきの」です。タニヤプラザ前から通りの奥をみると北海道のシルエットのデザインの看板に日本語で大きく「すすきの」と書いてあるのでわかります。
「すすきの」というと札幌の夜の一大繁華街ですが、日本人向けカラオケ店(日本でいうキャバクラ)が並ぶタニヤ通りで「すすきの」という店名だと、思わず妙な期待をしてしまいますが、中身はごく普通の居酒屋さんです。
気になるメニューをみてみましょう。
焼き鳥乗り合わせ190バーツ、ささみ盛り合わせ240バーツ、刺身盛り2,3人前980バーツ、5,6人前1980バーツ、シーザーサラダ160バーツ、ポテトサラダ80バーツ、冷奴70バーツ、枝豆60バーツ、イカ塩辛100バーツ、ししゃも120バーツなどです。
北海道らしい料理は、ホタテとアスパラのバター焼き280バーツ、ホッケ240バーツ、ちゃんちゃん焼き200バーツ、なんと、十勝豚丼(180バーツ)、味噌ラーメン(130バーツ)そして、ラムジンギスカンプレート(285バーツ)まであります。
まずは、じゃがバターとカツオのたたき。
じゃがバターなんて、シンプルですけどバンコクの数多くある居酒屋であまりみないですね。
湯気があがるホクホクしたジャガイモを、やけどしそうになりながらほお張るとバターの甘さがしみてきて、懐かしいです。
ラムジンギスカンと刺身盛です。別にジンギスカン鍋ではなく、焼いたものをプレートに載せて出てくるので気軽に味わえます。まさかタイでジンギスカンを食べられるとは思いませんでした。
その他、味噌キャベツや大根サラダなど野菜類もオーダー。こうして並べると結構なボシュームで、しっかり食べたい時にはよいですね。ご覧のように、居酒屋「金毘羅」時代と内装は変わっておりません。うれしいことに、スタッフも多くが「金毘羅」時代のままなので、「金毘羅」名物の自家製手打ち讃岐うどんも、メニューに残っているのです。
「金毘羅」のうどんは、コシがあってかなりレベルが高いのでおいしいですが、「すすきの」で食べられるので、ファンの人は安心してください。
全体的に豊富なメニューでリーズナブルなのでおすすめの居酒屋だと思います。
モツ焼きもあります。
「タニヤ居酒屋すすきの・じゃがバターやジンギスカンも!北海道料理を気軽に」レポートでした。
<店舗データ>
【店名】 北海道居酒屋すすきの
【営業時間】 ランチ 11:30~14:00 ディナー17:00~0:00
【電話】 02-632-9669
【日本語】 スタッフは日本語が達者。メニューも日本語。
【住所】 シーロム・タニヤ通りの世界の山ちゃんの角を曲がった突き当り右のビル6F(旧「金毘羅」)