タイのバンコクには日本式のふわふわのオムライスが食べられるレストランがいくつかあります。そのなかで、その名も「OMU(おむ)」というオムライス屋さんがあって、人気のようです。シーロムのタニヤエリアから近くにあるというので行ってきました。
「OMU」は日本人女性が経営するグループ店で、サイアムのセントラルワールドやエカマイのパークレンモールなど、バンコクで6店が展開中です。シーロム店は、BTSサラデーン駅と直結するシーロムコンプレックスというデパートの2Fにあります。
このように開放的でおしゃれな入口です。日本人などの観光客だけでなくタイ人のお客も多く入っていました。
主なメニュー
ソースの系統でいくつかに分かれています。
クリームソース系は
「いろいろきのこのクリームソースオムライス」(160バーツ)
「えび、ほうれん草ときのこのクリームソースオムライス」(190バーツ)など
デミグラスソース系は
「おむ特製デミグラスソース オムライス」(160バーツ)
「エビフライのデミグラスソースオムライス」(210バーツ)など
和風ソース系は
「おろし大根とかいわれのあっさり 和風ソースオムライス」(140バーツ)
「ハンバーグの和風ソースオムライス」(190バーツ)など
カレーソース系は
「シーフードオムカレー」(190バーツ)
「茄子ときのことベーコンのとろろチーズオムカレー」(190バーツ)
また、おもしろいのは世界各国のソースも選べて
「麻婆豆腐ソース」(中国)、「ミネストローネスープ」(イタリア)、「グリーンカレーソース」(タイ)などもあるのです。
などといった内容です。それぞれオプションでセットにできて
セットA(プラス50バーツ)はスープとドリンク
セットB(プラス50バーツ)はサラダとドリンク
セットC(プラス70バーツ)はスープ、サラダ、ドリンクです。こちらが、ナスときのこのデミグラスソースのオムレツセット。なぜか本来セットにはない福神漬けの小皿が!
オムライスに福神漬け?この組み合わせは初めて見ました。店員がうっかり、デミグラスソースをカレールーと間違えたのでしょうか。タイらしいミスマッチです。でも味の方はたしかに、ふわふわで、半熟のようなとろみ感がデミグラスソースとからまり、あまい食感です。ソースもしっかりとした味で、日本の洋食屋さん食べているような、本格派のおいしさです。
「ベーコンときのこのクリームソース」セット。こちらもなぜか福神漬けが!!店員が、うっかり、クリームソースをホワイトカレーの見間違えたのでしょうか。
とてもクリーミーで、ベーコンの香ばしさがよいアクセントです。
タイにもオムレツがあります。結構な人気で、どこの路上屋台にいっても、1軒はタイ風オムレツ屋があります。それもおいしいのですが、卵の衛生上、徹底的に火を通すので、表面がパリパリの味です。それはよいとしても、フライパンの油がギトギトなので、食べ過ぎるともたれるのが残念なところです。
でも、この「OMU」はタイでは珍しい、生食もできる卵を使っているので半熟でも調理が可能ということで、ふわふわのオムライスが食べられるのです。日本人街のタニヤからシーロム通りをまたいだ、反対側という近さですので、カラオケのタイ人女性や、タイ人の友人をつれてきて、かれらが慣れ親しんでいるタイ風のオムレツとの違いを教えてもらうのもおもしろいでしょう。シーロムコンプレックスは、21時には閉まるというとても夜が早い施設なのが残念ですが、早い時間であれば、行ってみるのも良い店だと思います。
バンコク「OMU(おむ)」日本のふわふわオムライスのレストラン感想」レポートでした。
【店舗データ】
<店名> OMU(おむ)・シーロムコンプレックス店
<場所> シーロムコンプレックス 2F(BTSサラデーン駅連絡通路からすぐ)
<営業時間> 10:00~21:00
<日本語> メニューに、日本語・英語・タイ語表記と写真あり