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バンコクカラオケ店(タニヤ・スクンビット)飲み放題料金価格システム

バンコクカラオケ店(タニヤ・スクンビット)飲み放題料金価格システム

目次

セット料金で入ったはずなのに高い料金を請求される現象

バンコク・タニヤのカラオケなどでは、一部の店で高い料金をとるぼったくりの話を時々聞きます。ユースマイルやエンジェル、さいあいなどが”常習犯”として有名ですが、それ以外の店でも双方の理解不足で金額に違和感を感じるケースがあります。まず、「セット料金」についてです。タニヤ通りやプロンポンやトンローなどのタイパブクラブ・カラオケ店などの夜の飲み屋に行くと、店によりますがセット料金なら600~1200バーツ、などという案内をされます。「1時間お試し飲み放題」、という意味です。一緒に席につく女性がドリンクを頼むと1杯あたり有料で200バーツほどで、それをご馳走するのは当たり前ですが、お客である自分の飲み分は、時間内であれば飲み放題でセット料金の価格分しかかからないはずです。

でも、友人の体験談や周囲の噂話などを聞くと、「セット料金で頼んだはずなのに、会計の際、高くなっていた。」という話を耳にします。自分も実際には会計の際に、想定していたより(若干ですが)高くなっていることがあった経験はありました。これはなぜなのでしょうか。

セット料金だけでは、すまなくなるケースとは

ちょっと気になったので、飲みに行ったときに、いくつか色々な店で、自分と女の子が飲んだ数を数えて“検証”してみたのです。すると、会計に“異変”が起きる場合、このようなケースがあることが分かりました。

(もちろん、女の子やチーママのドリンクがかさんだ場合や、時間を延長した場合、VIPルームを使い個室代金が加算された場合、サービス・TAX、連れ出し(オフ)料金などというのは除外しての話です。) 

ガイドと一緒に入店して、店がガイド料を上乗せした場合

客が路上にいるガイドに連れられて店に行くと、店側はそのガイドにガイド料を支払わないといけません。たいていは店の利益や女の子の取り分からガイド料がひかれるのですが、店によってはそのガイド料を客にまるごと上乗せして請求する場合があります。これは店側に文句を言っても意味はないです。あくまでもガイドは第三者だからです。

対策としては、ガイドを使わないで自分で店を選ぶことです。ただ、客は自分で店に入ったのに、後ろからついてきただけのガイドが、自分が客を連れて来たと店側に言い張る悪質ケースもあります。店に入る際に、勝手について来た人がいないか、後ろも振り返ってチェックをすべきです。

途中でボトルを入れたことによりセットプランが消滅

セットコースで飲み始めたが、途中でボトルをオープンしたという場合は、当然ボトル料金が加わり、セットプランが消滅して料金体系が変わります。(ただ、ボトルオープンして飲む方が→ボトルキープが効いたり、お店から特典を得られたり、長い時間だとセットプランと比較して、さらに格安になる店もあります)

 キャスト女性・ホステス嬢を、複数人につけた

まず、セットというのは一人の女の子がつくという意味なので、女の子を2人つけると、2セットとカウントされてセット料金が2倍になります。自分1人に女性3人なら普通に女性人件費が3倍になるので3セット料金です。
一部のタニヤの優良店と呼ばれているところでは、2人目以上の女の子はタダや半額など割安にはなります。

でも基本的には自分につける女性の人数が増えた分、セット料金は増えます。このルールやシステムを知らないと、1セット料金より高くなっている、と誤解してしまいます。

チャーム・フルーツ代金がとられている場合

お通しや、フルーツ、乾き物をテーブルにだす店もありますが多くの店はセット料金に加えてお通し代をとっています。1つのテーブルで200バーツ、または1人に対して50B程度なので金額的にはたいしたことはありません。それ自体はそれぞれの店の方針なので仕方ないですが、説明一切なしの場合、客の立場からすると身に覚えがないので、なぜ?という合計額になるわけです。 

ドリンク数や種類に制限があり、実質「飲み放題」では無い店だった場合。

店「500!600バーツで飲み放題で安いですよー。」
・・・・。
客「何が飲めるの?!」
・・・・。
店「ビール、ウイスキー、焼酎が飲み放題です!

実は、この会話に盲点があります。
タイ人社長の店や、女の子や客の少ない店や、人気の無い店に多いのですが、セット料金1時間の飲み放題は「ビール2杯まで、焼酎2杯まで、ウイスキー3杯までで、その数を超えるごとに200バーツを加算」または「最初に頼んだ飲み物から切り替えるごとにセット料金に加算…(例えば1時間の間で、飲み物をビールから焼酎に途中で切り替えるとセット料金が600B→800Bに加算。さらにウイスキーに切り替えると1000Bになる、など)ドリンクの種類や数に制限のある「なんちゃって飲み放題」も、流行ってない店に多い価格システムの設定です。

(怒るほどの大きな金額では無いですが、最初の話しと料金が違うと感じる客側と、飲んだ量や種類に対して多くお金を支払うのは当然でしょ、と考える店側との認識がズレてトラブルになる部分です)

 そもそも・・・店自体がボッタくり店の場合

酔っぱらっている観光客が、数万バーツ請求された、ということもあったようです。タニヤでいうと「スペシャル」という店などがあてはまり、高額料金を払うまで外に出さないという被害話が昔から多いです。

長年、タニヤやスクムビットのカラオケやタイパブやクラブで飲み歩いている夜遊びベテランの方々からすると、こんなの知っているよ、という感じでしょう。
しかし、こうした事情を知らないと、ぼられているかのような印象をうけたり、逆に、実際にプチボッタクリをされているという場合があるようです。こうして、セット料金は飲み放題だから、それ以上はかからないはずだ、と思っている人が予想と違う請求をされてしまうという現象が起こるようなのです。

以上のように、セット料金に加えて不明確な料金が請求されるケースというのは、大きく分けると4パターンあって、店側の説明不足による誤解、客側の料金システムの情報不足による誤解、ガイドという第三者の取り分の発生、そして悪質店(や嬢)の意図的なごまかし、が原因ということなのです。タイカラオケタニヤ

ぼったくりや誤解による失敗を防ぐ方法とは

防ぐ方法は、まず、シンプルで明朗なシステムの店を見極めるということです。

たとえば、今、タニヤで人気のあるAGEHAあたりは、手作りのお通しが出るのですが、ここの場合、明確にサービスで無料と決まっています。入店時に聞けば料金やシステムの説明も明快にしてもらえます。自分も個人的にこの店で飲むと、身に覚えのない料金を請求されたことは一度もありません。セット料金が文字通り「お客はドリンクの種類や杯数に関係なく無制限で1時間飲み放題だ!」ということを実感できています。

人気がある店は、店の評判に泥を塗ることができないのでおかしなことはしない 

価格やシステムも明朗会計である 

素行の悪い嬢はクビになるので、性格の良い女の子だけが自然淘汰で残る 

お客の評判がよくなり人気の店になる

といった。良いスパイラルが続きます。

これは、逆も言えます!
悪質店は客が来なくなるので、たまに来た客に勝手にママや知らない女性が複数人座ってきてドリンクを要求してきたり、クレジットカードの手数料金を10%を超えて上乗せしてきたり、徹底的にぼったり、身に覚えの無いチップを要求してきたりします。

特徴としては、腕や服を引っ張るなど強引な客引きをしたりします。夜遊びに詳しい知人の話では、路上に女の子を複数人、座らせて軒先で並べて居る店にボッタクリ店が多いようですので、初心者は、店内に女性が待機しているような店で飲むのが良いと思います。

 自己防衛意識をもつことで対策

次に、自己防衛をするという意識を持つことです

とはいっても、たまに、店に入ってからスタッフに、団体だからとか、店が空いているからとかの理由で「安くしろ」などとセット料金などの値引きを延々と迫っていたり、細かい行き違い点を指摘して「これは安くしてよー」などと、タイの激安の料金に対して店やタイ人スタッフに食い下がって価格を交渉している人を見かけますが、そういうことではありません。これは日本で例えると、チェーンの居酒屋でお通しを突き返して「頼んでいないからその分安くして。」と言うようなことに似ています。システムや慣習として決まっていることに突っ込むというのは、ぼったくりや不正に対して注意するのとは全く別問題です。
「いや、俺は日本でもお通しは突き返しているよ!」という価値観の方は、人それぞれの考え方なので否定はできませんが・・・ 例外とさせて頂きます。

本当の意味での自己防衛意識というのは、具体的には以下のようなことです。
・泥酔して店に行かない。
・チーママやスタッフと、ちゃんとコミュニケーションをとる。
・接客態度が悪い場合は、直接ではなく間接的に注意する。
・客としての自分の態度も…あらためて見直してみる。
・少しだけでも事前に情報収集をして評判の悪い店は避ける。
・飲み慣れたお酒ボトルをキープして、信頼関係を獲得して安心して飲む
・連れ出し前に自分の希望を女性に伝え、料金やチップを双方確認する。
・お遊び中である事を忘れずに! ケチケチしない、相手に寛容になる。
・自分から素早くドリンクを奢ってあげてタイ人達に好かれる行動を取る
・自分の希望を女性やママに伝え、少額でも最初にチップを支払う。
・まずは、タイ人に好かれるような言動や行動を自分側から連発する。
・とにかく、夜遊び上手は店側やタイ人達と良好な関係を自分側から作る!!
という↑ 最低限の気配りを相手にすることが、
自己防衛策としては、はるかに有効です!!

バンコク(タニヤ・スクンビット)のカラオケ(キャバクラ)や、パブ・KTVで、セットなのに飲み放題以外の金額や請求になる理由と対策について、考察をレポートさせていただきました。(チェンマイ・アユタヤ・コラート・プラチンブリ・ラヨーン・コンケン・シラチャー・パタヤ・プーケットなどの、カラオケ店の情報もありましたら下記からご投稿ください)

P.S.
タイは海外ですので、日本とは違ったルールや常識が当然、存在します。
しっかりと上記の予習のもと、安全な店で安心して、外国人として、楽しい夜遊びを満喫しましょう!

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