バンコク・シーロムのタニヤ通りは多くの日本料理の店が並んでいますが、タニヤ通りの中央にある「築地寿司」は、なんと創業が1970年です。タニヤプラザが完成したばかりで、近くのパッポン通りがベトナム戦争の米兵でにぎわっていた時代。バンコクの日本人街・タニヤの歴史とともに歩んできた名店です。現地でチェーン展開するフジレストランなどのグループの核となるお店でもあります。
老舗の高級寿司店として知られていますが、ランチメニューはリーズナブルだというので、行ってきました。
タニヤの「寿司築地」はタニヤ通りのシーロム通り側(BTSサラデーン駅側)から、高レート両替のタニヤスピリットやカラオケアゲハのあるブロックを過ぎ、路地を挟んで次のブロックにあるセブンイレブンの左隣にあります。
店の前に鬼のようにバイクが停められていますが、気にせず隙間から中へ入って下さい。
ランチメニューは4種。
「にぎり寿司定食」「海鮮ちらし定食」「鮭照り焼き又は塩焼き定食」「天ぷら定食」で、いずれも297バーツ(日本円にして約980円)です。少し遅い時間に行くと、品切れになることもあり、この日も「海鮮ちらし定食」は終わってしまっていました。
店内はカウンター席と、半個室のテーブル席があり、上の階には個室もあります。カウンター席でお茶を飲みながら、待ちます。職人がキビキビ動いています。店名のとおり・東京・築地から空輸しているというネタが、ケースに並んでいます。
こちらが、「鮭照り焼き定食」。
鮭にごはん、茶碗蒸し、漬物、唐揚げ、揚げ豆腐に味噌汁がついてくるというボリュームです。食後にはフルーツのデザートもあります。
「にぎり寿司定食」
寿司10貫に、巻ものが2つ、唐揚げ、揚げ豆腐、味噌汁、茶碗むしです。こちらもフルーツがつくという豪華なものです。
小ぶりな江戸前寿司ですが、これだけあればボリュームたっぷりです。
ネタは鮮度も良いです。個人的にはシャリの酢がもっときいていればと思うほど普通のごはんのような薄味でしたが、全般的に満足の内容です。
夜は、にぎり寿司の上で550バーツ、特上で920バーツ、おまかせで1600Bしますので、ランチタイムは破格のリーズナブルさです。昼の時間に試してみてはいかがでしょうか。「バンコク・タニヤ通り「築地寿司」平日ランチは格安でお得!料金と感想」レポートでした。
【店舗データ】
<店名> 寿司築地
<営業時間> 11:30~14:00 、17:30~23:30 ・年中無休
※ランチメニューは平日のみ
<日本語> 日本語メニューあり
<住所> 62/19-20 Soi Thaniya, Silom Rd (タニヤ通り・セブンイレブン隣)