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速報・バンコクのタニヤで爆発音後に大停電ニュース・原因と漏電対策

速報・バンコクのタニヤで爆発音後に大停電ニュース・原因と漏電対策

タイの首都バンコクのタニヤ通りで2017年2月12日23時45分頃、停電が発生しました。状況や経緯、原因についてレポートします。タニヤ通りはバンコクのビジネス街シーロムの一角にある日本人街として有名なエリアで、日本人観光客向けの居酒屋や和食屋、日本でいうキャバクラや高級ラウンジに相当する「カラオケ」やバーが並んでいる通りです。

2月12日の23時45分頃、タニヤ通りに爆発音が、3回ほど響きました。その直後、タニヤ通りの多くのビルで電気がとまり、大規模停電となりました。停電のエリアは、タニヤ通りの半分、BTSサラデーン駅側から、居酒屋「多久味」のあるビルあたりまでの並びです。

通りの右側手前はすべて停電しています。様子を見に来たカラオケ店のホステスら。
通りの右側手前はすべて停電しています。様子を見に来たカラオケ店のホステスら。

タニヤ通りの半分の電光看板は当然、多くの店のなかでも照明は消えてしまい、クーラーなどもストップするなか、懐中電灯で会計を済ませて外へ出るお客やホステスで通りは混雑しました。通りは、セブンイレブンなど非常用照明設備がついているところを除き、真っ暗になりました。

爆発元はソイヤダの電信柱 

原因となったのは、タニヤ通りと垂直に交わる「ソイ・ヤダ」の通りにある、カラオケの「ニューカーネーション」や「ANGEL」などが入るビルの隣にある電信柱でした。

停電後30分にわたって、電信柱の送電線から青白い火花が出て、時折、ケーブルの周辺が燃えているのかオレンジ色の炎が出たりしていました。

左上の青白い光がショートしている部分。
左上の青白い光がショートしている部分。

建物とは独立している電柱であるので、延焼はせず大規模な火災にはなたず、けが人も幸い出なかったようでしたが、一時期は煙が「ソイ・ヤダ」に充満し騒然としました。

警察と消防車が駆け付け、しばらくはなすすべもなく点検をしていましたが、その後、深夜帯の間に送電線の修復が行われ、翌朝2月13日の朝には何事もなかったかのように、周囲の建物の電気も復旧していました。

 タイでの電気トラブルの恐怖

今回のタニヤ大停電の原因は、発表が今のとことないので不明ですが、考えられる理由としては、送電設備の老朽化による漏電・ショートと思われます。もともとタイの送電線は街を歩いているとわかりますが、非常にたくさんのケーブルがたこ足状態でひとつの電柱から伸びていたりして管理が適当そうです。そのうえ、1年の半分は雨季のスコールにさらされ、リスやイタチなどの小動物が電線の上を器用に歩いているのもよく見るため、そうした影響で電線や配電設備の劣化が進みやすいことも要因と思われます。 

一時期は勢いよくコード類が燃えました。
一時期は勢いよくコード類が燃えました。

このような事故が起きた時は、ホテルなどの室内にいる時はコンセントから電気器具を抜き、復旧後に急に高圧の電気が流れる可能性もあるので可能であればブレーカーをおとしましょう。完全に復旧するまでコンセントや電気には触れないこともおすすめします。また、今回のように電線がショートや火災などになっている場合は、燃えて垂れ下がってきた電線を通じて、路上に電気が走り感電する可能性もありますので、なるべく近づかないようにしましょう。特に、金属のマンホールや排水溝の上、水気のある地面に立っていると危険です。 

翌朝の様子。もう電気は復旧しています。
翌朝の様子。もう電気は復旧しています。

普段、歩道を歩いていても、ときどき電柱から切れた配線が垂れ下がっているのをみかけます。こうした電線に触れて感電死する人のニュースが報じられるのは珍しくありません。 

以前は、エステ店についている電気温水器シャワーを使用していたところ、感電して一時意識不明になった、という日本人の人もいました。タイの電圧は日本と違い220ボルトと高いのでアパートやコンドミニアムなどの一般家庭やホテルでも気を付ける必要があります。速報・バンコクのタニヤで爆発音後に大停電ニュース・原因と漏電対策レポートでした。

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