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タイランド・バンコクの壁紙業者は空気が入ったり隙間がある雑な仕事に注意

タイランド・バンコクの壁紙業者は空気が入ったり隙間がある雑な仕事に注意

バンコクで内装・改装工事を依頼する際に気を付けるべき点や、ありがちなトラブルについて紹介しています。

前回に引き続き壁紙についてです。居抜きで手に入れた店舗物件を改装する場合や、オフィスや運営店舗の模様替えなどで壁紙を貼り替えるケースは、どのようなことに気を付ければよいでしょうか。

壁紙の価格や作業料金の交渉が終わり、業者が作業を開始した際に気を付けるべき点の一つに、汚れ対策があります。

タイランドの業者はペンキ塗装であろうと引っ越し業者であろうと、養生はしてくれません。壁紙業者も同様です。現在貼ってある古い壁紙をはがす際にかけらが剥がれ落ちたり、新しい壁紙を貼る際に壁に塗りたくる糊などが床にしたたり落ちても気にしません

このため、床に落ちた糊を業者が踏んで歩き回ることで床が黒ずんで汚れてしまったり、片付けなどの手間がかかることになります。

あらかじめ、床に敷く新聞紙を用意しておいたり、「糊が落ちる対策をしてください。」と伝えておく必要があります。

 壁紙の貼り付け施工自体は職人の腕によって左右されますが、技量が低かったり適当な職人に当たると、基本的なことまでやり直しを指示する羽目になります。

壁紙を貼る際の糊があたりに飛び散る事に注意!
壁紙を貼る際の糊があたりに飛び散る事に注意!

 実際に、オフィスの改装の際にタイ人壁紙業者に頼んだS氏は振り返ります。

 「打ち合わせで使う応接ルームがあるのですが、その部屋だけウォールペーパーにすることにしました。ペンキより安いという見積もりだったから。(ペンキ塗装より見た目が)綺麗になるかなとも思ったので。」(S氏)

 ところが細部の雑な仕事ぶりが気になったといいます。

 「柱の角の部分が空気が入って。コンセントのまわりの小さいウォールペーパーが(サイズが)合っていない。」(S氏)

 どういうことかといえば、まず、柱の角の部分に合わせてその部分では壁紙も直角に曲がるわけですが、壁紙と壁面の間に隙間が大きくできていて壁紙が浮き上がっている状態なのだ、ということでした。

また、コンセントの周囲はコンセントに合わせて壁紙をくりぬいて、小さく切った壁紙を周囲に貼る処理をしますが、その大きさが合っていないため、壁紙が貼れていなくて下の壁面がみえてしまっている部分があった、という状態だったのだそうです。

 いずれもかなり雑な施工であるといえます。このように細かい部分で手を抜かれることもあるので、施工が終わった後ももういちど自分ですべてをチェックし、その場でやり直しをさせることで、二度手間を防げます。

 

 

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