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タイのコロナ対策規制緩和の動き・ビジネス目的の入国者の状況と今後

タイのコロナ対策規制緩和の動き・ビジネス目的の入国者の状況と今後

新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大を抑えるための規制が続くタイですが、制限されている外国人観光客のタイへの入国が少しずつ緩和の動きが見えてきています。
今後の流れについて、関係当局の発表や現地の様子をお伝えします。


ビジネス目的でタイ入国をした人たちの様子

2020年10月現在、タイへの入国は、ビジネスなどの理由で申請をして許可を得ている人に限り認められています。1日の受け入れ人数は決められています。
入国した人はタイ当局の指定のホテルで14日間隔離生活を送って検査を受け、新型コロナウィルスに感染していないことが確認されたなら、タイ国内を自由に訪れることができるようになります。
この制度を利用してタイを訪れた外国人たちは既にある程度の人数がいます。なかには日本人もいます。
日本人街として有名なバンコク・シーロムのタニヤ通りにあるカラオケクラブ(タイキャバクラ)でも、14日間のホテルでの隔離生活が無事に終わって、飲みに来たという人たちが、時折見かけられるようになりました。

人通りがまだまだ、さびしいタニヤ通り。


一部観光客の受け入れは?

観光収入に大きい観光大国のタイでは、外国人観光客の入国制限によって経済に大打撃を受けています。
このため、最大270日間の長期滞在が可能となる「スペシャルツーリストビザ」という特別なビザを新設して、まずはプーケット島へ一部の外国人観光客の受け入れを開始する計画です。


新型コロナウィルスの感染が少ないとされる国と地域の観光客に限定し、さまざまな制限つきではありますが、プーケット島の隔離用ホテルに14日間滞在してもらい、その後の検査で非感染が確認された人はプーケット島内を自由に移動することができるようになるという制度です。
当初は10月7日からこの制度が始まる予定でしたが、プーケット島の知事は予定の延期を発表し、第一陣は10月26日(月)の到着となりました。中国の広州から来るチャーター便の150人とのことで、到着後、プーケット島の指定ホテルでの14日間の隔離生活を送ったのち感染していないことが確認されたら、特別観光ビザを発行して外を観光できるようになるとのことです。この第一陣が感染しているかどうかをテストし、それ次第で今後の規制緩和がどうなるかを判断していくそうです。

会見をするプーケット島知事


今後の規制緩和の見通し

こうした中、タイ保健省の局長が入国制限緩和の方向性に賛同する旨の談話を発表、入国制限の緩和でタイを観光する外国人を増やしてタイ経済の再生に勢いを与えるとの政府の方針を支持すると表明しました。
そのなかで同局長は、タイは感染再拡大への備えが整っていて、ワクチンがいつできるかわからない状態で国内感染ゼロを続けるべく努力することは現実的ではないということを指摘しています。

そして、10月7日には保健省のキアティプーム事務次官が、現状、入国時から14日間の強制隔離が入国者に課されているが、保健省がこの隔離の期間を10日に短縮するよう新型コロナウイルス感染症対策センターに提言する予定であることを表明しました。

また、同事務次官によれば、マスク着用が感染拡大の防止に役立っていると考えられるため、タイ国民には今後もマスクを着用することを強く奨励するとの発言もしています。

タイは規制を徹底することで新型コロナの国内での感染拡大を封じ込めることに成功しました。しかし観光大国としては、観光業を可能な限り復活させていき、経済の立て直しを図りたいようです。
ワクチンができるまでこのままの“鎖国”を続けることは現実的ではなく、感染拡大を可能な限り抑える対策によって多少のリスクは抱えつつも観光業の復活を進めるという政策に舵を切る可能性もあるのかもしれません。

 

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