タイで生活していると時々、昼休みに日本の焼き魚定食を食べたくなるときがありますね。チェーン系和食屋の定食はちょっと飽きたな、というときは、老舗の日本料理屋のランチもよいものです。
シーロム・サラデーン駅から、ほど近い、タニヤ通りから入る小さなソイ(路地)に、老舗の割烹料理「浪花」(なにわ)があります。昼定食を食べて来たので、ちょっとご紹介しましょう。
タニヤ「浪花」は接待にも使える30年の老舗割烹
この店は、夜は接待で使えるような、しっかりした店です。創立以来30年以上経つという歴史のある老舗なので、味はかなり期待できそうです。座敷に腰をおろして、ランチ・メニューを手に取ります。
でも、刺身定食が230バーツ、塩鮭定食が240バーツと安いお値段です。
注文をして、お茶を飲みながらあたりに目をやります。
店内は、落ち着いてはいますが明るい雰囲気で、多くのお客さんでにぎわっています。
鯖塩焼き定食と、秋刀魚定食
さて、期待の料理がでてきました。
まずこちらが、鯖塩焼き定食(210バーツ。)です。
焼き鯖の定食は、塩焼きか、照り焼きかが選べます。サバとご飯、味噌汁、日替わりの二品があります。さらに香の物がついてくる、というところが老舗の日本料理屋らしいです。
この日は、肉じゃがと肉野菜炒めの小鉢がつきました。
そして、こちらが秋刀魚定食(250バーツ)です。
サンマはとくにボリュームがありました。脂ののり具合、身のしまった感も、美味しかったです。小鉢の肉じゃがも、じゃがいもがホクホクで味が染みていて、タイでは珍しいレベルの味だと感じました。
香の物をご飯にかけて頂き、久しぶりに和の雰囲気を味わいました。
満員なのに、店員さんもよく気がついて、何回かお茶のおかわりを注いでくれました。さすが高級割烹店の気配りです。定食にはさいごに、果物のデザートが出ます。この日はスイカでした。
タイのシーロム・タニヤの老舗割烹「浪花」ランチ魚定食の料金と感想は以上の通りです。
お昼時に、一瞬だけ日本に帰国したかのような、落ち着いたひとときを過ごせて、味もよく値段も良心的でしたので、おすすめです。
【ショップDATA】
店名 割烹料理 「浪花」
住所 58/10-13 Silom Rd,Suriwong,Bangrak,Bangkok 10500