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バンコク・タイ王国内で引っ越しのトラブルと対策1 テープが剥がれない!

バンコク・タイ王国内で引っ越しのトラブルと対策1 テープが剥がれない!

目次

海外への引越ではなく、タイランドやバンコクのなかで引っ越しをする場合、どのくらいの料金がかかり、頼める業者はどのように探せばよいのでしょうか。バンコク内でも引っ越し屋・運送業者の情報についてまとめてみます。 バンコクで引っ越しをタイ人・日系業者に依頼した際には問題が少なくないようです。どのようなことが起こり得るのか、よくあるトラブル体験談をまとめてみました。

 「皿を梱包をせず無造作にダンボールに入れられた。」

まず、よほど日系の専門業者で梱包を明確に契約しないかぎり、梱包はしないものと思って下さい。日系業者でも監督がいい加減だと(作業員はタイ人)、現場では荷物を適当に扱われることが多いです。

割れ物への配慮はありません。梱包が考慮されていないということは、当然、物をくるむ素材を持って来ていないということですので、現場で見ていて、「これは壊れたら困るから、ちゃんとくるんでください。」と伝えても、どうしようもないということになります。

このため、皿や瓶などの割れ物は自分で梱包を済ませてダンボールに入れるまでを終わらせておいたほうが良いでしょう。かといって、ダンボールを閉じてしまったら、お構いなしにその段ボール箱を乱暴に扱われるので、日本人監督がいる業者なら、割れ物が入っている旨を伝えるか、いらない皿をダンボールの上に置いておいて、「これが入っているから気を付けて下さい。」と作業員が運ぶ際に身振りでもよいので伝えるしかありません。引っ越し

 「運ぶときに引き出しが開かないようにつけたテープが強すぎてはがすときに塗装がはげた。」

タイランドには粘着力の低いマスキングテープや、はがしやすい布ガムテープはありません。

一般の人も、引っ越しの作業員もよく使うのが、薄いビニール状のライトブラウンのテープです。このテープがくせ者で、ビニール部分が弱いのではがすときに簡単にちぎれて荷物に残ってしまいます。粘着部分が無駄に強いので、ベタベタした部分が残ります。

対策ですが、やはり自分で、大丈夫そうなテープを用意しておくことです。

もし上記のテープが荷物に貼りついて取れなくなったら、無理にはがそうとすると塗装が剥がれたり傷がつくので、シンナーをホームセンターで買ってきてかけてください。きれいに剥がれます

「荷物が無くなった。」

信じられないですが、荷物の紛失はよくあります。ひどいのは作業員による盗難、というケースもあります。これは業者を問い詰めても「探してもなかった。訊いたけれども誰もとっていないと言っている。」などという返事をするだけで終わります。防ぐ対策は、貴重品は自分で運んでおく、小さいものはダンボールに入れて封をする、などです。悪質な業者はテープで梱包してある段ボールや戸棚の引き出しを勝手に開けるくらいのことは平気でやります。

また、トラックのなかに荷物が残ったまま、という場合もあるので、面倒でも新居に搬入が終わったら、荷台を覗いてください。

単純な運び忘れもよくあります。さんざん荷物を探してもなかったので、ふと前の部屋に戻ってみると部屋の隅や、クローゼットのなかに業者が置き忘れていたりします。タイのアパートやコンドミニアムは、部屋の机や冷蔵庫などが物件に備え付けであるため、日本みたいに、引っ越しを済ませたら部屋の中が、何もないがらんどうになる、ということがないので、こうした見落としが起こりがちです。また、忘れ物をしても前のオーナーが連絡してくれるということはよほど関係が深くないとありえません。備品として「寄贈」した形になるか、ゴミと思われて勝手に廃棄されます。

面倒でも必ず、輸送前に、自分ですべての部屋をチェックしましょう。

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