バンコク・タニヤ・スクンビットなどでカラオケ店・タイパブ・飲食店を運営してカラオケ機材をレンタルして使用していたり、そうしたお店に通っていてカラオケを良く歌うという人には気になる豆知識?
カラオケが得意な人、苦手な人もマイクの持ち方ひとつであなたの歌声が今よりきれいになるかもしれない情報です。
<マイクを知り、マイクを使いこなす>
まずカラオケマイクの基本的構造ですが、マイクには大きく分けて「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」の2種類あります。通常カラオケ屋さんに設置してあるのはダイナミックマイクになります。理由は単純でダイナミックマイクの方が丈夫で比較的安価だからです。いろいろな人が出入りし、多様な使われ方が考えられるカラオケボックスではマイクを含めその他周辺機器も丈夫であるものを取り揃えることが多いです。
次はマイクの役割です。音は空気の振動ですが、マイクはこの振動を電気の信号に変える役割を果たしています。声(振動)をマイクが拾い電気信号に変換、アンプで信号を増幅させ、スピーカーが電気信号を音に変換。これがマイクを使ってスピーカーから聞こえる仕組みです。この仕組みを知っておくとキーンというハウリングを防ぐことに役立てられます。
次に指向性です。どちらの方向の音を集音しやすくなっているか、感度が良いかというのを指向性と呼びます。いろいろな指向性のマイクがありますが通常カラオケ屋さんで使われるのは単一指向性のマイクです。この指向性が、実際にカラオケで歌を歌った時に声がきれいに聞こえるかどうかに関わってきます。
<今すぐできる、マイクの使いこなし方>
それでは本題であるカラオケで美声を手に入れるマイクの持ち方です。単一指向性のマイクはマイクトップの側面と背面からは音を拾いにくい性質です。よってマイクトップが口の正面に、角度は口に対してまっすぐである状態が一番声を拾ってくれる持ち方になります。分かりやすい例として、タモリさんの持ち方は単一指向性のマイクには不向きとなりますので気をつけましょう。
また、ラッパーやロックバンドのボーカルの用にマイクの網の部分を抑えるような持ち方はハウリングの原因、集音の妨げとなりやすいのでおすすめできません。小指をたてて持つことに関しては特に問題ありません。
その他注意点として、ハウリングを起こさなくする為にマイクをスピーカーの近くで使用することは控えましょう。スピーカーの音をマイクが拾いそれをまたスピーカーが音にする。このループがハウリングになります。
簡単な工夫ですが今度カラオケをする際は是非、以上のことを実践し美声を手に入れてみてはいかがでしょうか?
タイでカラオケ店舗を持っている方や、居抜き店舗を入手する予定の方は、こうしたちょっとした「豆知識」でお客様にお伝えしたり、女の子にアドバイスしてみると、盛り上がれるかもしれません。