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バンコクのレンタルオフィスと賃貸事務所 メリット比較 シチュエーション編

バンコクのレンタルオフィスと賃貸事務所 メリット比較 シチュエーション編

目次

バンコク内で事務所物件を探す際のシチュエーションにはいろいろなケースがあります。

 「新しい出張所をつくるための仮拠点が必要。」

 タイに初めて進出する企業や、そのエリアに出張所を設置することを考えている企業が、マーケティングや開設する事務所物件の下見の際の一時的な拠点がほしい、という場合があります。

下見・情報収集担当が少人数であっても連日ホテル住まいでは、コストがかかりますし、打ち合わせもしていきたいという場合には不便です。

そうした場合、バンコクにも最近増えてきているレンタルオフィスは、オフィスによってはウィークリープランや一日単位での利用にも対応しているので、便利だったりします。

賃貸事務所の場合はそうした使い方はできないですが、住居兼事務所という物件の場合は可能である場合があります。

タイでは、住居としては外国人も借りることができるアパートタイプのマンションがありますが、賃貸マンションでありながらホテルのようなシステムをしている物件もあります。

基本はホテルと同じと考えればよいのですから、1日単位での利用が可能です。長く利用する場合も、1か月間予約して借り続けている、というスタンスです。月極賃貸契約というより、長期滞在、という形です。

居住と事務所物件の兼用が可能な物件では、このように契約者を受け付けていたりします。(これはイメージです)
居住と事務所物件の兼用が可能な物件では、このように契約者を募集していたりします。(これはイメージです)

「名刺やHPに記載する住所が欲しいだけ。郵便物の受け取りができれば十分。」

 これから開業するという人や、個人で仕事を受けているが自宅住所は公表したくない、という人の場合は、いわゆる「貸し住所」の事務所形態で十分でしょう。事務所として住所貸しをしており実際に借りることができます。

この場合はレンタルオフィスのバーチャルオフィスプランを選びます。住所だけ借りたり郵便物の受け取りサービスをしてくれるプランがあったりします。電話受付代行もしているオフィスもあるので、一人で動いているが、会社の信用度は上げておきたいというような場合は役立つサービスです。

「来客打ち合わせが多いので信用あるオフィスにしたい」

 信用が高いのは、やはり駅から近くにある賃貸オフィス物件です。バンコクでは高層オフィスタワーをよくみかけます。エントランスも巨大な作りで、10~30階建てくらいの立派なタワーオフィスビルなのですが、各部屋のサイズは色々ありますので、それほど大きくない規模の会社も入っています。そうしたビル内に事務所を構えることができると、信用度も変わってきます。

ただし、賃貸事務所は3年契約が多いです。中途解約をした場合はデポジット(契約時に預ける保証金。満期の場合は返却される。敷金のようなもの。)は返金されず、契約内容によっては残りの契約期間内の賃料を払わないといけないという場合が多いです。デポジットの金額相場は家賃3か月分が多いですが2か月分のところもあります。

当分の間、移転や撤退する予定はないという場合でないと高くつくことにはなります。

 総じていえば、ビジネスがまだ流動的な状況であればレンタルオフィスや外国人向けマンションを借りることが適しているでしょう。そして軌道に乗って来たらタワーオフィスに事務所をしっかり構える、といように組み合わせて計画していくことができるサービス環境は、バンコク内であればそろっているといえます。

 

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