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バンコクで起業の際、レンタルオフィスと賃貸事務所のどちらがよいか? 設備編

バンコクで起業の際、レンタルオフィスと賃貸事務所のどちらがよいか? 設備編

目次

タイで起業をしたり、営業所を新設する際には、レンタルオフィスと賃貸事務所のどちらがよいのでしょうか?

このカテゴリーでは、レンタルオフィス(バーチャル含む)、賃貸事務所、自宅兼事務所の3つを比較していますが、今回は、設備についての情報をもとに比較をしてみましょう。 

【レンタルオフィスの設備と備品】

セキュリティー面では、エントランスに受付が常駐している所が多いです。個室の場合は鍵があり貸しデスクの場合でも鍵付きのロッカーを借りることもできます。

また、会議室やイベントフロアが施設内にある場合は、セミナー開催や全体会議などで急遽広いスペースが必要になった際にだけ合わせて借りることができます。

レンタルオフィスによっては、受付でコーヒーやお湯などのサーバーサービスや購入することが出来ます。

また、クライアントが来た時にお茶出しサービスがあったり、オプションで秘書・通訳サービスを利用することができるオフィスもあります。

コピー機やプリンター、ハサミや穴あけパンチ、などの備品を借りることもできます。もしレンタルオフィス側に備えがあれば、ラミネーター加工機やプロジェクターなど、いつもは使わないけれどいざというときに使える備品を貸し出してくれる場合もあります。

 

全体的なメリットとしては、備品などを借りることができるため、事務所開設時のコストを抑えることができる点と、スピーディーにオープンができるという点です。

デメリットは、貸デスクの場合は周囲からの独立性に関しては、やや難がある点でしょう。個室を借りるタイプのレンタルオフィスのプランであれば、そのあたりは軽減はできます。

オフィスの備品
オフィス開設の際は備品や設備の問題も考慮が必要です

【賃貸事務所の設備と備品】

セキュリティー面ではセキュリティーカードで出入りを管理していたりします。

タワービルに入っている賃貸事務所などには、無料駐車場がある場合があります。また、大きなビルであれば館内にコンビニや売店、飲食店が入っている場合も多いので、建物の外に出なくても買い物や食事ができるという点がポイントです。

また、注意点はエアコンがセントラル方式(ビルの管理室で全フロアの空調を一括して稼働させるシステム)のオフィスも多いので、9時~17時は寒くても冷房が切れず、逆に残業時にはエアコンがストップしてしまう、というケースがあるようなので、事前に確認をした方がよいでしょう。

 

全体的なメリットとしては、内装が可能なこと、タワーオフィスであれば建物自体が大きく立派なので来客に対する信用の面では抜きんでています。駐車場が無料で使えることが多いことも大きなメリットです。

また、建物内の飲食店や売店の利用が可能、オフィス用品などの店が近くにあるかも事前にチェックしておくと便利です。

デメリットとしては、机やコピー機などの備品は自分で用意しなくてはいけないので、初期投資額が大きくなる点です。

 

【自宅兼事務所の設備と備品】

セキュリティー面は、物件のグレードによって変わってきます。そもそも、「事務所としての利用も可能な住居物件」という位置づけなので、他のフロアには居住者が多いため、夜間でも建物への人の出入りは途切れません。

もともとオフィス物件ではない建物も多いので、建物の作り自体が仕事向きではありません。照明も住居用の薄暗いものだったりします。

内装がどのくらい可能なのかはそのオフィス物件オーナーに事前に確認をした方がよいです。

全体的なメリットとしては、経済性です。机、エアコン、冷蔵庫などの備品も備え付けのものを利用すれば、生活と仕事の備品を分けて用意しなくてもよい点です。

デメリットは居住区と仕事スペースを分ける手間が必要な点です。来客がほとんどないSOHOの仕事場としてならよいでしょう。

 

タイ・バンコクのレンタルオフィスと賃貸事務所との設備や備品での比較と注意ポイントは以上のとおりです。オフィスでどのような備品を使いたいか、どんな設備がないと困るのか、ということも考慮に入れて、自分の新たなオフィス探しをすると、使い始めてから便利ですので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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