東南アジア各国で、仕事を探す、という人は海外求人サイトを見たりしています。こうしたサイトはタイに限定するものではないので、インドネシアのジャカルタやベトナムのホーチミンなどが多いです。
ただし、募集職種は、営業や機械系のエンジニアが多く、そういったスキルが求められなくてもコールセンターや飲食関係などに限定される傾向があります。 IT系の求人だとゲームクリエイターなどの募集は多いです。 日系のウェブ制作会社のホームページを調べてみると、リクルートページには「webデザイナー・プログラマー募集中」と書いていることが多いです。しかし、いつ情報を更新したのかがわからないような状態で、はたして現在も募集をしているのかが疑問、という様子のところが少なくありません。 これはどのような現象なのでしょうか?
< SEは欲しいけれど… 企業側の本音 >
バンコク・アソークでホームページの制作やSEO対策までを引き受けている日系企業の代表の方に話を聞いたことがあるのですが、ひところの求職者の質の低下が原因だといいます。 需要自体はあるので各企業は募集をかけるのですが、スキルが極端になかったり、コミュニケーションに難があったり、といったことが多かったため、なかなか積極的に募集をかけにくい状況になってしまったといいます。
それでも「一定以上の水準の人が来るなら欲しいんです。ただ継続して求人広告をかけ続けるだけの費用対効果がないので募集広告を止めています。」(同社・代表談) とのことです。このため、この職種は紹介などの口コミで動いているのが現状なのです。 地道ですが、様々な企業やプロジェクトにアンテナを張り、情報をつかんだ人がよい仕事をとれるということのようです。 バンコククラブにも多くの企業からSEやプログラマーの紹介依頼がきます。 もし、SOHOで関わりたい、転職先を探している、という方はご連絡いただければ、ご紹介可能です。