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バンコク・シーロムのスリウオン通りに面している、「ソイ・サリカ」。サリカカフェの角を曲がった路地に「有馬温泉」や「キングスボディハウス」などの大型マッサージ店が並んでいます。タニヤ通りとパッポン通りの間にあるという便利な立地のため、店名看板も日本語が並んでいて完全に日本人観光客をターゲットにしていますが、そのなかに診療所とくっついているマッサージ店があります。
「スリウォンマッサージセンター」です。道路からみると、診療所の待合室のような部屋が見えます。病院と一緒になっているマッサージ店の施術とは、いったいどのようなものか、行ってきましたのでレポートします。
店舗は普通のマッサージ店だが・・
夜だったため、“診療所”側は既に閉まっていて、マッサージ店側から店に入ります。赤と黄色のユニフォームのマッサージ師のおばちゃんたちが店の中で座っています。
メニューですが、
「タイ古式マッサージ」 1時間330バーツ、2時間430バーツ。
「頭と肩と足のマッサージ」 1時間330バーツ
「足のマッサージ」 1時間330バーツ
「アロマオイルマッサージ」 1時間550バーツ
という布陣。
「キングスマッサージ」「サリカマッサージ」などと同じ料金設定です。
タイ古式マッサージ・2時間を選択し、上階へ。マットの部屋に案内され、作務衣のような服に着替えて寝転がります。若いマッサージ師がついてくれました。ベテランおばちゃんではないので、腕はどうなのでしょうか?
手の平全体を使った丁寧なもみほぐし
最初はあおむけ状態で、足裏からマッサージ開始です。両手でしっかり足の裏を包み込んで圧迫するようなやり方です。私は血行障害気味で、クーラーに当たっていると足先がすぐ冷たくなる体質なのですが、足が冷えているのに気づいてくれて、かなり念入りに足裏をほぐしてくれました。足の指も一本一本引っ張るようにして血行を良くするようにしてくれます。
太ももを伸ばしたり、指圧したりしていきます。このマッサージ店の方針なのかこのマッサージの女性のテクニックなのかはわかりませんが、手の平全体でゆったりと圧迫していくやり方なので、マッサージ師の指先でこちらの筋がつぶされて痛い、ということはありません。それでいて、かなり体重をかけて圧してくれるので物足りなくはありません。
1時間ほど脚を集中して施術してもらい、腕と手を揉んだ後、うつ伏せ状態で腰、背中、肩への施術がはじまりました。こちらも加減はおおむねちょうどよかったです。首回りなどを揉むときには時々、痛くはなりますが、丁寧にもみほぐされていくと、力の加減が変わらないのに痛みが少しずつほぐれていくので、「痛いところが悪い」ということなのでしょうか。施術で少しずつ首周りのコリが改善されていく感覚が実感できます。
タイガーバームでのサービス! 悪い所を重点的にしてくれる
私が、首から肩までのラインを揉まれていると“痛きもちいい”「ジェップ・サバーイ」と伝えると、彼女は袋からなにやら容器を取り出すとなかのクリーム状のものを私の首・肩に塗り始めました。若干、スーッとした清涼感がしてハッカの匂いがしたので「タイガーバーム」だと気づきました。
タイガーバームを塗るとその滑りを利用して徹底的に、こすり、もみほぐしてくれました。これは気持ちがよいです!
こちらの体の凝っている所、悪い所を集中してもみほぐしてくれた施術は、まるで“医者の診療”のようなカスタマイズぶりでした。これが、診療所併設ならではの特長なのでしょうか?終わった時は0時を過ぎていましたが、途中で「閉店です。」と追い出されることなく(他店ではそういうケースもある。)時間いっぱい施術を続けてくれました。これも評判を呼びそうです。
この丁寧さはおすすめです。
スリウォンマッサージセンター料金・感想・診療所内で施術も“治療”?体験レポートでした。
【店データ】
<店名> スリウォンマッサージセンター
<営業時間> 9:00~24:00
<住所> 37/6-7, Soi Suriwongse Plaza, Suriwonse Rd.,, Bangkok 10500
<アクセス> シーロム・スラウオン通りのサリカカフェの横の路地を入ってすぐ、右側。
<主な料金>
「タイ古式マッサージ」 1時間330バーツ、2時間430バーツ。
「頭と肩と足のマッサージ」 1時間330バーツ
「足のマッサージ」 1時間330バーツ
「アロマオイルマッサージ」 1時間550バーツ