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タイの隣国ラオスの首都・ビエンチャンにはどのような観光スポット・おみやげの買い物に便利なエリアがあるのでしょうか。名所、WiFiスポット、両替所、トイレの場所など主なおすすめスポットをまとめてみました。今回ご紹介する8カ所のスポットは、ビエンチャンの中心部からそれほど離れていないものをピックアップしています。トゥクトゥクでも15分圏内。時間に余裕があれば徒歩でも移動可能なものです。ラオスは「東南アジアの田舎」と言われるほど開発途上でありのんびりした国です。首都・ビエンチャンも、とてもこじんまりした街で、主な名所は1日で周れるほどです。
パトゥサイ(凱旋門)
まず、ビエンチャンの観光名所と言えばこれです。正式名称を「アヌサワリーパトゥーサイ」ປະຕູໄຊ Anousavary Patuxayといいます。ラオスは、ベトナム・カンボジアとともにフランスの植民地でした。第二次世界大戦後、独立を果たしますが、こんどは隣国のベトナム戦争に巻き込まれ、米軍によって猛烈な空爆を受けたり内戦が勃発しました。そのような苦難の歴史の末、現在の平和を獲得した記念碑として1960年から建設が始められました。
フランス・パリの凱旋門を模しているそうですが、寺のような装飾もされていて、ラオス式になっています。8:00~17:00の間は、中に入って、展望台からビエンチャンの街並みを見下ろすことができます。
ナンプ広場
メコン川に沿っている通りより一本内側にある、セタチラト通り沿いにあります。ナンプとはラオス語で「噴水」という意味です。つまり噴水広場、ということです。夜はライトアップされるようです。この周囲の路地にはホテルや、ラオスマッサージの店、アンティークショップやカフェなどが並んでいますので、散歩で訪れるには良い立地でしょう。近くには国立博物館もあります。
タートダム
ラオス語で「黒い仏塔」という意味です。だれがいつ建設したのかは明らかになっていません。一説には16世紀に建てられたそうで、元は金で装飾されていたが、シャム(現在のタイ)が侵攻してきた際に、奪われてしまったという言い伝えもあります。ラオスの守り神の龍が中にいて、ラオスの危機の時には出てきて助けてくれるパワースポットである、と地元では信じられているとか。
住宅街の路地の真ん中にポツンとあるので気軽に見学できますが、観光地として整備されているわけではないです。
メコン川沿いのナイトマーケット
メコン川沿いの道路には、夜になると屋台の市場が出ます。バンコクのパッポン通りのナイトマーケットに似ていて、雑貨や衣類などが売られています。海賊版のDVD(VCDか?)もあります。ラオスの人たちは夜が早いので、22時頃には閉まってしまうので注意して下さい。
カイソーン博物館
パトゥーサイから博物館までトゥクトゥクで10分程度で行けます。交渉次第ですが4万キープくらいで往復できます。
カイソーン・ポムウィハーン(1920年~1992年)は、現代ラオスの建国革命の父です。内戦時代、パテト・ラオと呼ばれた共産軍を率いたのがカイソーンです。1975年にベトナム戦争が終結し、隣国カンボジアで社会主義政権が樹立されたのと同時期に、カイソーンもラオスの国内統一を果たしました。カンボジアの指導者ポルポトは極端な思想のもと仏教を禁止し国民を強制労働させ知識人を虐殺して政権を失いますが、カイソーンは現実的な政策で仏教を禁止したりもせず、ラオスの近代化をすすめました。
入場料は5000キープです。展示は、カイソーンと近代ラオスの歴史に関する写真や、民芸品などです。館内は撮影禁止です。エントランス部分にある巨大なホールが面白くて、館内のカイソーンの像の前に立って手をたたくと、音が反射してきて耳元に聞こえるというトリックが見ものです。
タラートサオ
「タラート」はラオス語で市場、という意味です。ビエンチャンのバス乗り場(国境からのバスの到着場所)の背後にあるビエンチャン最大の市場。
果物、野菜、衣料品、布、伝統的な工芸品、雑貨などが販売されています。地元の人の生活のマーケットですが、ラオスらしさを感じるには最適でしょう。カゴなどの民芸品や、伝統的な織物などのラオス土産を格安で購入することができます。内部には、ご飯の屋台やヘアサロンもあります。朝6時から夕方17時まで年中無休でオープンしています。おすすめは、路上に出ているフランスパン屋台。とても香ばしくておいしいです。
タラートサオモール
「タラートサオ」の通りを挟んで正面にある巨大なショッピングモールです。
ビル内の1FにはWiFiスポットであるカフェと、ラオスの通貨キープへの両替所があります。また、トイレスポットでもあるので(有料)旅行者にとっては便利なスポットです。ただし両替所は早い所は15時、遅くても17時には閉まるので要注意です。全館17時には閉まります。
1階の外は電化製品(スピーカーや携帯電話、家電など)、ビル内の地下は衣料品や靴、2Fは金商品の店が並んでいます。
いろいろなお寺
ビエンチャン市内にはいろいろなお寺があります特に入場料なく入れます。写真は、タイ領事館からも近い、「ワットフォネキサイ」の内部です。
ラオスの仏像は、ユーモラスな顔をしていて面白いです。
とにかくビエンチャンはこじんまりとした街ですので、主だったところはすぐに周ることができます。治安もよいので安心ですが、ほぼ唯一の交通手段であるトゥクトゥク(タクシーはほとんどない。)はボッタくり気味なので値下げ交渉をきちんとすること、全体的に夜が早い(17時以降は多くの店が閉まる)ということには注意して下さい。
番外編・北朝鮮レストラン
ラオスはパテト・ラオが1975年に革命を成功させて以来、社会主義国なので、ビエンチャン市内には交流のある北朝鮮直営の北朝鮮レストラン「平壌館」があります。昼はランチ、夜は音楽ショーのあるディナーをやっています。
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