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タイラオス国境出入国最新情報と影響・ウドンタニやコラート治安様子 

タイラオス国境出入国最新情報と影響・ウドンタニやコラート治安様子 

目次

2016年10月13日にタイ王国のプミポン国王陛下が崩御されてから、1週間が経過しました。そうしたなかで、バンコク以外の地方都市や、国境地帯での人々の様子や治安状況はどのような雰囲気なのでしょうか。また、入国審査への影響はどうでしょうか。ラオスから観光ビザで、ノンカイから陸路国境を越えてタイに入国し、地方都市の街の様子をみながら長距離バスで移動してバンコクに入った人より、状況報告レポートが寄せられましたので、ご紹介します。 

 長距離バスで走る タイラオス国境と出入国最新情報・ウドンタニやコラートなど治安様子

こんにちは。10月13日に、ノンカイルートで陸路でラオスからタイへ国境を越え、長距離バスでバンコクへ向かいましたので、国境の様子、道路の検問や地方都市の様子についてレポートします。

朝の9時30分にラオスの首都・ビエンチャンの北バスターミナルから、タイの国境の町・ノンカイ行きの国際バスに乗車。運賃は15,000キープ。乗客は20名ほど。1時間ほどで国境到着。ラオス出国手続きを済ませてメコン川を渡り、タイ側入国ゲートに到着。

国境ゲートの様子
国境ゲートの様子

国境の様子ですが、車の数も以前見た時と変わらず、ラオス人も混ざっているためか、バンコクのように喪服姿の人ばかりではなかったです。ビザランに来ただろう欧米人の団体も多く見かけました。

様子が違ったのは、ゲートの建物前に迷彩服の軍人が立っていて、警備をしていた点。以前はいなかったと思います。

タイ側入国手続きゲート
タイ側入国手続きゲート

手続き自体は、なぜか、入国カードとパスポートを出すと、別の窓口に並ぶように指示されて、そちらで少し、どこに住んでいるかなどと確認をされました。係員が、パスポートを持って別室に行ったが、上司に何か確認したのか。

こちらは、特にオーバーステイ経験などはなかったので返却されて無事に通過です。

すると、今度は持っていたかばんを、空港にあるようなX線装置に置くように指示されたのです。今回は、並んでいる全員にその指示が出されていました。これも以前はなかったです。

こちらも無事通過し、国境を越えていたバスに再度乗車。国境ゲートの様子は以上のような様子でした。以前は見られなかった警備の強化が感じられました。

タイ国旗も半旗となっています。
タイ国旗も半旗となっています。

 地方都市はおちついた様子。

国境から10分ほどでノンカイのバスターミナルに到着です。下車して、こんどはバンコク行き長距離バスのチケットを購入(380バーツ)しました。バスターミナルの様子ですが、黒い服の人が多くなってきました。バスターミナルには特に、警備の警察・軍人は配置されていませんでした。バスターミナル近くの売店や食堂も平常通り営業していました。ノンカイのバスターミナルの様子。右に見えるのがバンコク行のバスです。

11時半にバスは出発。12時半頃にウドンタニのバスターミナルに到着しました。こちらもいたって普通の様子で、警備が厳しい印象はありません。

どんな地方や原野にも国王陛下の追悼肖像は設置されていました。
どんな地方や原野にも国王陛下の追悼肖像は設置されていました。

街のなかにはバンコクと同じように、様々な会社や大きな施設の前には特設祭壇が設けられて、国王陛下の肖像が掲げられており、白黒のリボンの飾りつけがしてあります。

地方の道路を走っていると、時々検問が見受けられました。こちらのバスは止められることはありませんでしたが、長距離を走っていそうな大型トラックや、一般人のピックアップトラックが止められている様子を時々見かけました。こうした幹線道路の検問は、以前からも行われてはいましたが、チェックポイントは増えたように感じられます。

コンケーンの街の様子
コンケーンの街の様子

北の地方ほど、黒い服姿の人の割合がバンコク程ではなかった印象があります。農作業などの作業をしているからでしょうか。コンケーンといった大きな都市も、特に警備が厳しそうだったり、人通りが少ないということはありませんでした。バスが停まるごとに車内に物売りのおばさんたちが乗ってきて、車内販売を始めたりして、活気がありました。

夜7時頃にコラート到着。バスターミナルも多くのバスに乗車しようとする人々でにぎわっていました。

コラートのバスターミナルの様子
コラートのバスターミナルの様子

地方に比べてバンコクは警備に緊張感がある印象

バンコクの終点・モーチットのバスセンターに到着したのは夜の11時半でした。その後、市内の路線バスに乗って都心に向かう途中、戦勝記念塔の付近などをパトロールする軍人の姿をよくみかけました。やはり、バンコク都心の方が地方よりは警備態勢に緊張感があるようです。しかし、どの地方都市でも、夜になっても路上に屋台などが出ていて人々が食事している様子が見受けられ、混乱や極端な自粛で街が閑散としているということはありませんでした。

国境とタイ北部・ノンカイからバンコクまでの幹線道路と地方都市の様子についてのレポートでした。

タイラオス国境出入国最新情報と影響・ウドンタニやコラート治安様子は以上です。

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