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タイランドパス廃止・マスク着用義務緩和・出入国カード免除について

タイランドパス廃止・マスク着用義務緩和・出入国カード免除について

目次

「タイランドパス」制度廃止へ

タイでは、2022年7月1日から、さらなるコロナ感染予防対策の規制の緩和が進められる見通しです。
タイへ入国する際の「タイランドパス」は不要になることになりました。
これに伴い、「タイランドパス」の事前申請と、その条件であるコロナ治療保険の加入も不要となります。7月1日以降はワクチン接種証明書を提示することだけがタイへの入国の条件となります。ワクチンを接種していない人の場合は、タイ到着前72時間以内のPCR検査による陰性証明書が必要です。


街の中での規制も緩和されます。人の多い場所などの例外を除いて、基本的にはマスクの着用義務が廃止されます。屋外や風通しの良い場所ではマスクなしでいることができるようになります。そして、空港やBTS、ショッピングモールなどでの検温も不要となります。

夜の娯楽についても、6月1日から営業の再開が認められた、カラオケクラブやゴーゴーバーなどのナイト娯楽関連の店ですが、7月1日からは現在の0時までから午前2時までの営業時間の延長が認められます。

以上については、今後詳細が発表されていきますが、ほぼ確定となるようです。


増えるタイ訪問者・出入国カードが不要に

6月1日からの規制緩和や夜遊び繁華街の復活をうけて、タイを訪れる出張客や観光客の数も増えており、空港や国境は大混雑しているそうです。
このため、空港のイミグレーションでは混雑緩和のため、一時的に出入国カード(TM6)の提出を免除する予定になっています。TM6といえば、飛行機の中で配られる青い枠線の細長い用紙で、これに記入をして入国の際に係員に提出しないといけなかったものですが、これが一時的措置ではありますが不要になります。
実施は6月21日頃からの予定で、空路のみの措置で、陸路や海路でのタイ入国の際は、これまでどおり必要となります。

上記の通り7月1日からは入国規制緩和が進みます。タイ国内での新たな新型コロナウィルス感染者数は1,000人台まで減少しており、これでタイは、コロナ以前の生活がほぼ復活していくことになります。海外からのタイ訪問者がさらに増加する見込みです。

日本からの訪タイ者も増加へ


日本からタイへ訪問する人もさらに増えることが予想されます。
ANAは7月から東京―バンコク便を1日最大4便の運航へ増やし、エアアジアXも7月に羽田―クアラルンプール航路、10月に関西線、12月に新千歳線を運航再開の予定です。

ネックのひとつだった、タイ入国税の導入も当面の間、導入は延期となりました。あとは、タイ訪問後日本へ帰国する際の陰性証明書提出義務の廃止と、円安バーツ高が落ち着いてくれれば、日本からタイを訪問する人も、コロナ以前の水準へ向かって回復していくことでしょう。
ロシアのウクライナ侵攻に伴う原油価格高騰により、夏季あたりから各航空会社は燃料サーチャージの値上げを予定していますが、その前に滑り込みでひさしぶりのタイ訪問、という人も増えるのではないでしょうか。
コロナ以前の生活への復帰が急速に進むことに期待です。

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