バンコクの日本の家具家電リサイクルショップ・トレジャーファクトリー

タイ・バンコクには日本の中古品が安く手に入るリサイクルショップはないのでしょうか。バンコクで長期滞在している人は日本製の電化製品や家具、食器を探していたり、日本料理の飲食店などを経営している人は店のインテリアになるような雑貨などが手に入るところを知りたいと思いますが、そのような中古品を販売している店はないでしょうか。日本のリサイクルショップチェーンの「トレジャーファクトリー」がバンコクにも支店を構えています。帰国する駐在員家族などが置いていった日本製の品物がたくさん置いてあるということを聞き、様子を見にいってきました。

プロンポンにあるトレジャーファクトリータイランドへの行き方

リサイクルショップ「トレジャーファクトリータイランド」は、バンコクのスクンビット・ソイ39にあります。ＢＴＳプロンポン駅からスクンビット通りの奇数側（北側）をトンロー側に少し歩いて、セブンイレブンを過ぎた次の通りがスクンビット・ソイ39です。ここからソイ（枝道）に入って500ｍほど進むと、左側にあります。「世界の山ちゃん」や「ばんからラーメン」の向かいです。

ビルのエントランスが歩道より高くなっていて、そこの１Ｆにあるので、歩道からだと見つけにくいので、通り過ぎてしまわないように気を付けてください。

品揃えは家電、洋服、子供用品まで！

お店の中に入りました。入り口に大きな家電が置いてあります。この日は、日立製2ドア冷蔵庫が3,980バーツになっていました。

そのほか、乾燥機兼用ドラム式洗濯機もあります。入り口の右側は家電コーナーで、日立やサムスン製掃除機が1280バーツから2500バーツくらい、コーヒーメーカーが500～1200バーツ、そして炊飯ジャー、電子レンジ、トースターやＤＶＤプレーヤー、ミニコンポなどがそろっていました。ミニコンポ用スピーカーは1個100バーツという安さです。店の中央は、お皿や、ティーカップなどの食器が並んでいます。ノリタケのカップ＆ソーサーもあって、求めやすいものからなかなか良いものも混ざっています。隣は、男女の洋服、革靴まであり、ブランドのバッグやリュックサック、腕時計まであります。その奥には大きめの家具があります。家具は、テーブルや一人がけのイス、小型の液晶テレビ、テレビラック、マットレス、棚などです。充実しているのは子供・赤ちゃん用品です。乳母車や子ども用いす、おもちゃ、子ども用の自転車、子ども用の礼服などもあります。小学校入学式くらいにしか着ないもので海外だから荷物を増やしたくなから、セカンドハンドでもよいという考えの人は良いと思います。

バンコクの日本リサイクルショップを見る楽しみとは

結構充実していたのは、ギターやアンプ、鍵盤キーボードやボンゴなどの楽器類です。電子メトロノームまでありました。駐在員や家族のなかには休日に趣味で音楽をやる人が結構いるようですね。

こうした、リサイクルショップを観察する発見というのは、バンコクに駐在している会社員やその家族が、どういう家具や趣味嗜好のものを持っていることが多いのか、そのジャンルや、品質、価格帯がわかるということです。新品を置いている店と違い、誰かがお金を出して買ってバンコク生活の中でいちどは使っていたものですから、日本人家族のタイ生活で需要のあるものだけが、そろっているということになるからです。タイで日本人相手になにかビジネスをされている人は、こうした潜在的需要のマーケティングを兼ねて、休日にぶらついてみるのも面白いのではないでしょうか。もちろん、品物も見たところ状態の悪いものは見かけなかったので、「次の一時帰国まで待てない！」とタイ生活で必要な日本製のものを格安で手に入れたいときには便利です。

また、このスクンビットソイ39近辺には、日本のものを扱うリサイクルショップがあと数軒あります。散歩がてらまとめて探しに行ってみてはいかがでしょうか。「バンコクの日本の家具家電リサイクルショップ・トレジャーファクトリー」レポートでした。