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バンコク・シーロムの路上裁縫ミシン店で裾上げボタン付けサイズ直し

バンコク・シーロムの路上裁縫ミシン店で裾上げボタン付けサイズ直し

タイ・バンコクに来て、服にトラブルが起きることがあります。
たとえば、シャツのボタンが取れてしまった、トゥクトゥクに乗るときに引っ掛けてしまってジャケットが破れてしまった、タイで買ったズボンやスカートのすそ上げやウェストのサイズをやり直したい、というようなケースです。
屋台文化のタイでは、料理屋や雑貨屋などいろいろな店が道路で営業していますが、洋服の直しが路上でできてしまう店がありましたのでご紹介します。


このように、ズボンのポケットの部分を引っ掛けてしまったらしく、少し裂けてしまっています。もともとの縫い目がほつれてしまっただけで、別に穴が開いたわけではないので、当て布などは必要なくただ縫い合わせれば直りそうです。

タイの路上で時々、ミシンを置いて服を縫っている人を見かけますので、シーロム近辺を歩いて探してみました。でも、探すとなると、なかなか見当たりません。
しばらく歩いていると、スリウォン通りの、パッポン通りの向かい付近、ローズホテルへ向かう路地の入口に、このように路上裁縫店が2店並んでいるのを発見しました。

一見、得体のしれない掘っ建て小屋みたいな怪しい雰囲気ですが、よくみると足踏みミシンが置いてあります。
おばあさんに、縫ってほしいズボンを渡して、裂けている部分を見せます。
すると、おばあさんは「OK、簡単よ。」と言いました。この程度であれば預けなくても、今すぐこの場でやってくれるようです。おばあさんはミシンの糸を付け替え、カタカタ音をたてて縫い始めました。

店の前にあるプラスティックの椅子に座って様子を見ていると、隣の“裁縫店”もお客が来たみたいで、となりのおばあさんもミシンをまわし始めています。
このおばあさんたちはチームなのでしょうか?タイでは、MBKやパンティップの電気店のように、同じ業種の店が同じエリアに固まって商売をしていることが多い気がしますが、お客の取り合いにならないのでしょうか? この二人のおばあさんの関係性が気になりました。


1分ほどで、お婆さんは「はい、できたわよ」とズボンを差し出してきました。
試しに、縫ったところを強めに引っ張ったりしてみましたが、頑丈に縫われているようです。
「タオライカップ?(いくらですか?)」と聞いてみるとなんと「10バーツ。」
数センチ程度縫っただけとはいえ、驚きの安さです。

きいてみると、裾上げやボタン付けなどは数十バーツ、ファスナーの取り換えは30バーツでやっているとのこと。
もし観光や出張でバンコクのシーロム付近に来ていて、ちょっと服を直したいというときは、こうした路上の裁縫ミシン店を利用してみるのも便利かもしれません。

「バンコク・シーロムの路上裁縫ミシン店で裾上げボタン付けサイズ直し」体験記事でした。

【店舗データ】

<店名> なし
<場所> シーロム・スリウォン通り沿いのローズホテルへの路地入り口
<営業時間> 朝から夕方まで
<可能な内容> ボタン付け、裾上げ、裂け・穴補修、サイズ変更など
<言葉> タイ語。単語の英語を話す人もいる。

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