バンコクのタニヤ・パッポンからも近くホテルなども多いスラウォン通りエリア付近には、中華料理店がいくつかあります。本格中華が格安で食べられ、しかも深夜営業もしているということで便利です。有名な店もありますが、まだまだ穴場的な店がありましたのでご紹介しましょう。
店の名前は「サイアムレストラン」といいます。漢字で看板が出ていますが、当然、中国漢字なので何と書いてあるかわかりません。「〇容薈」と書いてあります。店の名刺にはサイアムレストランと書いてあります。タイによくいる中華系移民の店で、潮州(マカオと香港の中間くらいの場所にある中国南部の広東省の市。)料理の店のようです。場所ですが、タニヤやパッポンからだと、スラウオン通りに出て、チョンノンシー方面へ向かいます。有名なプーパッポンカリーの店「ソンブーン」スラウォン店の角に来たら、通りを左折。ソンブーンの並びのその次の路地を右折したら右側にあります。
メニューは中国語と英語で書いてありますのでなんとなくわかります。炒飯がS120、M220、L320バーツ、で、具(海鮮、蟹、鶏肉、豚肉、牛肉など)によりかわります。四川火鍋はスープだけで120~220Bで,これに具をつけていきます。あとは、ホイコーロ200B,チンジャオロース180B、空心菜120B、骨付き肉160Bなどです。
タイ料理のトムヤムやソムタムもあります。
まずは空心菜を頂きました。タイ料理にも空心菜はありますが、タイ式は辛さだけが前面に出てくる味つけです。ここの空心菜は、本式の中華の味とはまた違いますが、タイ式の味でもなくソースの繊細な味がしっかりします。
ソムタムは激辛すぎて、同行したタイ人も辛い、と言っていました。試しに味わったところ、舌がしびれてしばらく味が分からなくなるほどでしたので辛いのがお好きな方はどうぞ。
アサリのオイスターソース炒め。オイスターソースと貝汁のエキスが濃厚で深い味わいでした。
そして、こちらが火鍋です。激辛スープと普通のスープの二つに分かれていますが、激辛スープの方は、舌にかなり刺激が走ります。
あまりに辛いので、普通のスープの方で煮込んだ後、具を食べる時に辛い方に一瞬だけ通すくらいで十分です。一緒に煮込んで激辛スープが染み込んだ具は、かなりの辛さです。しかもスープが煮立ってくると、あふれて境界が“ダム決壊”し、隣の普通のスープと激辛スープが混ざって全部辛くなるので気を付けてください。普通のスープの方は、やさしい味わいのなかにも深みがあっておいしいので、おすすめです。
具材も、海老を頼むと、まだ動いている新鮮なエビが出てきます。しっかり煮込めば、カラごとバリバリ頭から食べられます。
この店は昼も晩御飯時も人気があるそうですが、訪れた深夜1時でも、お客さんが入ってくるなど、深夜営業をしているので夜中に食事をしたい人には便利だと思います。また、タイに観光で来て、激辛料理巡りをしている辛党の人にも、中華とタイ料理両方の激辛料理が1か所で味わえるのでおすすめです。「バンコク辛い料理好きにおすすめ!中華・タイ料理の店・深夜も営業 」レポートでした。
【店舗データ】
<店名> サイアムレストラン(〇容薈)
<ジャンル> 中華料理(潮州)、タイ料理
<日本語> 通じない。メニューは漢字、英語表記
<営業時間> 12:00~深夜3時頃まで
<住所> 38/22 Soi2 Naradhiwas Rd.,Surawong Bangkok
<電話> 02-233-7745