「らあめんがんてつ」は日本の北海道札幌で2001年に創業したラーメンチェーン店です。海外支店はシンガポールやタイに進出しています。タイには、シーロム店(スラウォン)、トンロー店、そしてタニヤ店があります。南国タイで食べる札幌みそラーメンの味はどのようなものでしょうか。タニヤ店へ行ってきましたので感想をレポートいたします。
飲みの後はラーメン!でラーメン屋激戦区のタニヤ
日本企業が多く支社を構えているバンコク・シーロムは、夜の歓楽街のタニヤを有してもいます。日本人が多く集まる街+飲み屋の多い街、という組み合わせなので、「飲みの後のラーメン」という方程式が成り立ち、ラーメン屋さんの数は多いです。タニヤ通りには、らあめん亭、ラーメン桃太郎、内田家、などが店を構えています。スラウォン通りまで行けば、豚骨火山らーめんや山小屋もあります。
「らあめんがんてつ」タニヤ店は、チャーンイサラタワーの1階にあります。タニヤ通りからはとても近くて、クラブ愛の裏手にあるチャーンイサラタワーの裏階段を上るとすぐのところにあるのです。
このような店構えです。チャーンイサラタワーがオフィスビルなので、日曜日は休みですが、平日・土曜日は営業しています。(時々、日曜日でもオープンしていることもあります。)
メニューはしょうゆラーメン99バーツ、味玉しょうゆ129バーツ、みそラーメンが129バーツ、味玉みそらあめんが149バーツです。
迷いましたが、札幌発祥の店ということで、味玉味噌ラーメンをオーダーしてみることにしました。
ラーメンを待つ間、店内を観察してみると、カウンター席とテーブル席があり、ダークブラウンの木製の壁・床で小屋のようなイメージで清潔な雰囲気です。WIFIも完備しています。
なんとペットボトルのミネラルウオーターがサービスで出てきました。屋台や一部の居酒屋で出るサービスの水は、衛生面で問題がある場合もあり日本から来たばかりの観光客だと体に合わないこともありますが、このように市販ペットボトルごと提供してもらえると、とても安心できます。
味玉味噌らあめんが出てきました。
麺は札幌ラーメンらしく黄色の太い縮れ麺です。本場と同じなのか、バンコク仕様で少し変化しているのかはわかりませんが、札幌の太い縮れ麺のよいところは、スープの旨みが麺に乗りやすいところ。このがんてつのラーメンも麺にこってり味噌スープが染みついてくるのでスープを飲んでいないのに麺を口にするたびに、豚骨味噌の塩辛くて濃厚な風味が広がり、麺がまるで“味噌の旨みのベルトコンベア”です。
味付き玉子もしっかり味が染み込んでいます。半熟具合もよい感じです。
若干、量が物足りなく感じたのは、濃厚な豚骨味噌スープが食欲を増進させたからでしょうか。
土曜日の昼間でしたが、結構お客さんは入っていました。場所もすこしわかりにくいですが、ラマ4通りからもタニヤ通りからも近いというアクセスの良さは便利です。「ラーメンがんてつ・バンコクタニヤでおすすめ札幌本格味噌味で人気店」レポートでした
<店舗データ>
店名 らあめんがんてつ
住所 1F Charn Isara Tower, 942/51 Rama 4 Rd. Bangrak Bangkok
電話 02-632-8398
営業時間 11:00-22:00 日曜祝日休み。