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シーロムのパワースポットの寺・ワットファランポーン参拝

シーロムのパワースポットの寺・ワットファランポーン参拝

タイの人はよくお寺に行きます。休日は何をしていたのか聞いてみたりすると「寺に行った。」と言う人が結構います。タイの人の仏教への信心深さはかなりのものだと感じますが、お参りの様子などはよくわかりません。

シーロムエリアにもお寺があります。ラーマ4世通り沿いにある、Wat Hua Lumphong(ワット ファランポーン)วัดหัวลำโพง พระอารามหลวง というお寺です。19世紀に建立された、無縁仏を供養するという格式高い王室寺院です。

ワットポーのような観光地としても有名な寺院ではないですが、バンコクの人々のあいだでは「バンコクで一番ご利益がある。」という評判なので、パワースポットのような位置づけなのでしょうか。

自由に境内に入って見学をしても問題ないということなので、お参りに行ってきました。

ワットファランポーン
ワットファランポーン

ワットファランポーンへの行き方

アクセス方法ですが、MRTのサムヤーン駅の出口をでてすぐのところにありますが、シーロムのタニヤ通りからも10分ほど歩くと着きますので散歩がてらラーマ4世通りをルンピニ公園を背にして歩いていきます。

入り口から入ると、広い広間のある会館がありそこにあるイスで何人かのお年寄りたちが座って談笑していました。休憩所かなにかな、と思い、奥に進むと大きな遺影が。お葬式の会場だったようです。なにか儀式をしているようではなかったので、休憩時間だったのかもしれませんが、あわてて外へ飛び出しました。

境内はかなり広く、あちこちに小さな祠や仏像が立っていますこれらがタンブンスポットのようです。

タイランドでは「タンブン」(徳分)という言葉がよくきかれます。タンブンとはなにかといえば、「タン」は行う、する、という意味で、「ブン」は「善」「徳」という意味です。功徳を積む、ということなのですが、良い行いをすることで来世でよい世界に生まれ変わったり、現世でもよい報いをうけることができる、という宗教観です。

われわれ日本人でも、因果応報という仏教の概念があることは知っているので、なんとなくは理解できます。

ワットファランポーン お布施
仏壇にお賽銭を入れるところがあって、まるでキップの券売機みたいでユニークです。

タンブンの方法は色々あるのですが、寺や祠、お坊さんにお布施をするという行為も含まれています。

この写真もそういうお布施ポイントなのですが、お金を入れるところがなにかの自動販売機みたいで、ちょっと見た目がユニークです。

ワットファランポーンの仏塔は厳かで美しいです。お参りする人々に金箔が貼られた仏像が優しく微笑む中を進むと、不思議なスペースがありました。

牛が飼われているのです。

これも「タンブン」のひとつで、説明によると、屠殺される牛を寺院が買い取って、貧しい農家に分け与えるのだそうです。その行為もタンブンですが、われわれ参内者は、ここで売られている干し草を買い、それを牛に食べさせることでタンブンに加われるというシステムなのです。

牛に餌をあげることができます
牛に餌をあげることができます。これも大事な「タンブン」です。

なんだか、奈良公園のシカに鹿せんべいをあげているような気分になれます。たしか鹿も神聖な生き物ということだったと思うので、元をたどれば日本も同じ風習があったということなのかもしれません。 

タイのせんと君!?
タイのせんと君!?

立地とご利益が強いと言われている関係で、開運祈願にタニヤで働く女性も多く訪れるというワットファランポーン。

バンコクでビジネスを成功を祈願したり、タニヤ嬢と一緒にお参りに行くというときは、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

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