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海外旅行タイ蚊・ジカ熱デング熱予防!虫よけ虫刺され薬・BKK病院

海外旅行タイ蚊・ジカ熱デング熱予防!虫よけ虫刺され薬・BKK病院

目次

熱帯の東南アジアエリアに海外旅行や仕事で訪問するという場合、蚊について不安に感じている人もいると思います。ジカ熱やデング熱など、蚊が原因の病気が流行しているというニュースを目にすることも最近は多いです。タイを訪問する場合、どうすれば蚊を防ぐことができるのでしょうか。また、刺されてしまった場合の応急処置や、熱が出るなどの体調不良になった場合はどうすればよいのでしょうか。便利情報をまとめてみました。

蚊を防ぐ方法・薬

蚊を防ぐためにはどうすればよいでしょうか。タイでも簡単に手に入る、おもな蚊よけの薬をみてみましょう。効き目などについてはあくまでも投稿者の主観です。

SOFFEL ソフィール

蚊1効き目 ★

価格  ★★★

気軽さ ★★★

これは人体用蚊よけスプレーです。皮膚や服にかけて大丈夫なものです。蚊が嫌うとされている柑橘系の香りがしますので、服につける時は注意してください。タイではとても有名なスプレーで、セブンイレブンなどのコンビニや薬局、スーパーなどどこでも売っています。20バーツ程と安く、結構使ってももちますのでコストパフォーマンスがよいと思います。効果は、まあまあ、といったところ。つけたら絶対大丈夫というわけではないですが心なしか、蚊が寄ってこない気はします。

ARS 

蚊4効き目 ★★★

価格  ★ 

気軽さ ★

これはベープマットのタイ版。もちろんタイの電圧に合った作りです。本体に別売りのマットを取り付けると、熱で蚊を落とす成分が出てきます。本体は100バーツほどでスーパーなどで手に入ります。

特に部屋ににおいがするわけではなく、長時間効くので、蚊がいる部屋で寝ないといけないような場面に便利です。熱くなるのでさわらないように気を付けて、足の横に置いて寝たりします。たしかにこれをつけていると、朝になって、その辺に蚊が落ちていたりしますので、効き目があるようです。

フマキラーVAPE

蚊2効き目 ★★★

価格  ★★ 

気軽さ ★★★

室内用のスプレーです。蚊のいる室内にワンプッシュだけすると成分が部屋中に漂い、効果が持続するらしいです。なんでも壁紙付近に成分が漂い、休憩で壁にとまった蚊に効き目を発揮するそうです。かといって人体にはあまり害はないのだとか。ほんのりオレンジの香りがして使い心地もよいです。蚊にダイレクトにかけるというより、空気中に漂わせるだけで十分です。たまたま、直撃した蚊がすぐに落っこちたので効果も強いです。

Baygon

蚊3効き目 ★★★

価格  ★★ 

気軽さ ★

上記のVAPEスプレーがライフル銃だとしたら、これは対戦車バズーカ砲みたいなものです。もともと、蚊だけではなく、ゴキブリやムカデなどの害虫に直接噴射するものです。効き目はすさまじいですが、明らかに体に悪そうな強力な毒ガスが噴射されて化学的な刺激臭が部屋に立ち込めますので、使用後は換気が必要です。

蚊柱が立っているくらいの部屋なら換気前提で使用してもよいですが、普段使うと部屋にいられなくなりますので注意して使いましょう。スーパーで90バーツ前後で売っています。 

もし蚊に刺されてしまったら かゆみ止め

防御しても蚊に刺されてしまった場合の薬はどういうものがあるでしょうか。ムヒのようなかゆみ止めを探してみました。 

センバット 

丸い缶の中に入っている塗り薬です。消炎効果があるため虫刺され全般ややけどにも効く薬です。ユーカリオイルでできていて緑色をしたジェル状の薬です。コンビニなどで20バーツほどの価格で購入できます。 

タイガーバーム

スーっとした清涼感がたまらない、東南アジア定番の塗り薬です。タイの人は蚊に刺されたらこれを塗る人も結構います。これもコンビニなどでも手軽に買うことができます。

ヤードム

タイの人がよく、鼻に突っ込んでいるスティックの嗅ぎ薬ですが、これはにおいをかぐだけではなく、キャップをとって中の薬剤を患部に塗り込むとよいという人もいます。その一方で、「そんなことには使わないよ」というタイ人も多く、センバットほどの使用頻度ではないようです。 蚊

もし蚊に刺されて体調を崩したら ジカ熱・デング熱とは? 

日本でも注意が呼びかけられているジカ熱やデング熱などの病気。蚊が原因ということはなんとなくきいていますが、実際、どのような病気なのでしょうか?

ジカ熱とは

ジカ熱とはジカウイルスに感染することで起こる感染症です。

おもな症状は、軽い発熱、皮疹、頭痛、筋肉痛、関節痛、結膜炎、倦怠感などです。代表的な感染経路はジカウイルスを持った蚊に刺されることです。人から人へ空気感染はしません。血液などを通じて感染するため、輸血や性行為で感染するケースもあるそうです。

感染しても約8割の人は症状が出ないか軽いため気が付きにくいです。デング熱に比べて軽い症状だといいます。しかし、妊婦が感染すると子どもに小頭症などの障害がでたり、稀にギラン・バレー症候群になるなどの危険性があります。

デング熱とは

デング熱とはデングウイルスによる感染症です。ウイルスをもったヒトスジシマ蚊(日本にもいるヤブ蚊)やネッタイシマ蚊などに刺されることで感染します。潜伏期間は2日~14日間です。

初期症状は38~40度という高熱、激しい頭痛から始まります。目が赤くなったり奥が痛くなったりすることもあります。それから、激しい関節痛・筋肉痛と倦怠感に襲われます。発症後3~5日で熱は下がり始めますが胸部から発疹が全身に広がり、治癒に向かっていきます。

こわいのは、デング出血熱やデングショック症候群など重症化した場合です。発熱がおさまったあと不安感が現れ、発汗し体が冷えだします。激しい腹痛や嘔吐で消耗し、腹水や胸水がたまったり肝臓が腫れたりします。名前のとおり出血するようにもなり、処置をしないと命の危険もあります。

タイの病院について

もし、蚊に噛まれてから、とても具合が悪くなった、というような、これらの病気の疑いがある時には、病院にいくとよいでしょう。タイの病院は、パスポートを持参すれば観光客などの外国人でも診てもらうことができますタイ病院

国公立病院と私立病院の二種類があります。私立病院は英語、場合によっては日本語までも通じるところがある一方、診察料は非常に高額です。一方、国公立病院は税金で運営されているため、患者は薬代などの実費負担だけで済みます。このため同じ病気でも私立病院と比べて十分の一以下の請求で済むという話もあります。

外国人でも受診できますが、そのかわりとても混んでいる中、待ち続けなくてはいけません。バンコクのなかでは、都心のシーロムの近くに国立大学病院であるチュラロンコーン大学附属病院があります。これらの病院にいき、蚊に噛まれてから何日経っているか、現在の症状について、などを伝えて診てもらいましょう。

海外旅行タイの蚊ジカ熱デング熱防止!虫よけ虫刺され薬やバンコクの病院情報は以上の通りです。

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