バンコククラブ

海外タイでの生活相談 バンコク起業サポート情報

バンコクでリフォームや内装のよい業者の探し方~トラブルがなぜ多い?

バンコクでリフォームや内装のよい業者の探し方~トラブルがなぜ多い?

タイ・バンコクでオフィスを構えていたり、飲食店などの店舗を運営している方は、リフォームをする際に業者選びに頭を悩ませたことがあるかと思います。また、新規開業や支社・二号店をオープンするために居抜き物件を新たに入手して改装をする、といった場合にも内装業者選びで迷ったことがあるという人は多いのではないでしょうか?

少し、電気の配線やスイッチを変える、光熱費対策で照明器具を変える、一部分だけ塗装をし直す、汚れた部分だけ壁紙を貼り替えする、防水対策をする、空調設備を一新する…といった簡単なことを頼んだだけなのに、大変な目にあった、という体験談も数多くききます。

資材がない、職人が来ない、といった問題が起きて工期が大幅に延び、オープンに間に合わなくなった。

出来上がったら、とんでもないやっつけ仕事。手直しをさせたら別料金と言われ、結局、最初の見積もりは安かったのに、当初予定していた額の倍かかった。

打ち合わせと違う工事を勝手にされた。

といったトラブルは、タイで住宅や店舗、事務所を持たれているオーナーなら、「あるある。」と頷くことが多いのではないでしょうか。 いったい、なぜこのようなことが多発するのでしょうか?

< 工事の「日本品質」を謳っていても実態は…? >

日系の内装業者に依頼をしても、実際に施工を行うのはタイ人職人です。その会社が抱えているというよりは、その都度に近い形で職人を臨時雇いしていたり、タイ人業者に依頼していたりします。それ自体は当然であり仕方がないことです。

内装2
実際に作業するのはタイ人職人。 ※写真はイメージです。

もちろん、日本の住宅建設であっても、設計から行うオーダー住宅ならともかく、一般的には元請けが全体の統括を行い、仲介をして実施の施工は別の下請けの工務店の職人が行うことは通常です。タイでも構造は同じであり、あくまでも協力会社であるのだから丸投げではない、という業者側の言い分は正しいとは思われます。

しかし、言葉や職業意識が日本とはまったく異なるタイ人職人を使うからこそ、なおさら、業者側には管理・指揮能力の高さが求められるはずです。でも、タイに少なからず存在する、低レベルの日系内装業者には、「日本品質」を謳っておきながら、現場には日本人の現場監督がほとんど顔を出さない、という実質丸投げの業者も少なくありません。こうした意思疎通の不十分さのなかで、様々な確認ミス、手抜き工事が横行するのです。

  この記事では、タイで信頼できる内装業者選びについて、さまざまな事例の紹介、業者の口コミ・評判についての情報、などを扱っていきます。    

Return Top