<ご相談者の声>
バンコククラブ様、先日はありがとうございました。
30年に渡る職人歴を生かして、小さくても本格的でリーズナブルな日本食店を開いてみたいとタイにやって参りました。
最初、他の日本人のいる不動産会社に物件紹介を依頼しましたが、物件を見に行くのでも、ただ大家さんに鍵を開けさせ見せてもらって終わり、という段取りで、「気に入ったら連絡くださいねー」という受け身の姿勢でした。それに、こちらがいろいろ質問をすると、あからさまに面倒くさそうな態度をとられて、「そんなことくらい勉強してきてくださいよ」「タイの事も知らないのに商売やるのですか」とまで言ってきたもので頭に来てしまいました。
どうも、それがひっかかって物件にもいまいち魅力を感じない中、以前の店でごひいきにして頂いておりました**様から「バンコククラブさんは親切だよ。」というアドバイスを頂きましたので、御社にお願いを致しました。
感想を申し上げると、バンコククラブさんは、物件が見つかった時に、そのエリアはこういう街ですよ、こういう客層が望めます、などといった街の情報や、居ぬき物件だったら、わかる範囲での以前の情報などのリサーチ結果を教えてくださいました。
こちらはタイのことは、まだまだ勉強中で土地勘はないので、こうした情報はとてもありがたかったです。
そして、これが、前の賃貸不動産業者に感じた違和感だったのだ、ということにも気づきました。たしかに私はタイでは新参者ですが、「そんなことも知らないのか。」などということを、タイの人に言われるなら納得いきますが、自分と同じ日本人に、たまたま先にタイに来たからということだけで、人を見下した姿勢というか、二言目には「それはタイでは通用しないですね。」「しょうがないな、教えてあげますよ。」と言わんばかりの態度には、なんでもかんでもタイの虎の威を借りて物申しているような感触がありましたので、納得できなかったのです。
私共、料理の世界でも、お客様や人様に向かって、自分の技術である料理の講釈などを申すようなことは致しません。その代り、お客様の体調ですとか、お連れ様の顔ぶれに合わせて、お出しするものを考えるようにしてきました。いささか技能を持つものは言葉や借り物の知識ではなく、己の自発的な行動によって人様のお役に立つもの、という自負がございます。
ですので、バンコククラブさんの「この人はタイに詳しくないのだから、基本的な情報も判断材料のために提供しよう」「こういう店を考えているなら、この物件の作りはここが適しています。」ということを提案くださったご姿勢は、とてもうれしく、パートナーとして信頼できる、という気持ちになりました。
すみません、自分は料理一筋でやってきましたので、ビジネスの世界のことはよくわかりませんが、自分がとても助かったことは事実ですので、インターネットで感想を書かせて頂きました。乱文長文失礼致します。御社の益々のご発展を祈願しております。