バンコクで名刺制作やプリント・コピーが激安1バーツ印刷業者の場所

バンコクで名刺や印刷物の制作をしている業者は数多くあります。ショッピングモールなどに入っている大手の「ダブル・エー」などが有名です。企業が多いシーロムエリアにも、色々な印刷業者が店舗を構えています。そうしたなかで、2016年7月に、シーロムにオープンしたばかりの印刷業者が、名刺印刷を、なんと1枚1バーツという格安料金で制作するキャンペーンを実施中という情報がありましたので、ネームカードを印刷に行ってきました。

※この店は閉店しました

タイには、なぜか多い“King of print”?

今回、プリントを頼んだ業者は、King of printing　という店です。

ややこしいのですが、バンコクには「King of Print」「Printing Kings」「King Printing」「King Graphics and Printing」など、微妙に名前が違う印刷業者がたくさんあります。おそらくどれかがとても大きくて有名な会社で、ほかはそれにあやかろうとしてネーミングしたのかと思われます。まるでラーメン屋の名前でいえば「来々軒」級に売れ筋の店名なのでしょうか？

このKing of printing　の場所ですが、ＢＴＳサラデーン駅徒歩1分の、タニヤプラザの前のコンテナ店舗のなかにあります。このあたりの目印である両替屋の「タニヤスピリット」やカラオケの「アゲハ」の正面ですので、すぐ見つけられると思います。

噂の1バーツプリントとは？

おおむね、バンコクの名刺カード印刷は1枚あたり3～5バーツ程度の価格なので、1バーツというのは激安です。

タニヤプラザ前のコンテナショップですので、店はとても小さいです。ガラスの扉を開けて中に入ります。店に「1枚1バーツ・プロモーション」の貼り紙（タイ語ですが）があるので念のため、これで大丈夫ですか？と、確認したところ、ＯＫとのこと。

ただし、500枚以上の注文に限るとのこと。それ以下の場合は相場の単価1枚3バーツとなるそうです。名刺カードを500枚発注してみました。500枚というと結構な枚数ですが、それでも500バーツ（約1500円）です。

データはこちらで用意したものを持って行きました。イラストレーターで作成したものです。店内にパソコンがあるので、その場で開けるかどうか、フォントなどがずれたり抜け落ちていないかを確認してもらいます。

無事、ファイルチェックが終わったので、続いて枚数やサイズなどの確認を行いました。

受け取り日時はしっかり確認を

納期は中１日後ということでした。土日を挟むと翌週になります。

手付金ということで、料金の半金を支払います。残りは商品と引き換えです。

パンフレットがあったのでもらいました。どうやら、この店は本部が他にあるのか、チェーン展開しているのか、いろいろなサービスを行っているようです。パンフレットやチラシ、飲食店メニューなどの印刷物だけでなく、看板やイベントモニュメントなども制作しているようです。

その2日後、「明後日の昼にできます」と英語で言われていたので、14時くらいに受け取りに行ったところ「まだです。」と返事され、「できたら電話しますから。」と言われてしまいました。

「完成したら電話がもらえる」なんて多分打ち合わせでは言っていなかったのに…とは思いましたが、タイではよくあること、と思い直してオフィスに戻ります。このあたりは、ご利用される際はしっかり確認した方が良いでしょう。遠くから来店した場合は無駄足になります。

印刷の出来は…？

仕事をして、忘れていたころ、19時頃に電話が鳴り、「できましたよ。」とのことだったので受け取りに再度向かいました。

光沢はあるが、やや薄目の厚紙です。サンプルとして店頭のカウンターに置いてあるカードはかなり光沢があり厚さもしっかりしていたので、これを期待しているとちょっと…という印象です。プロモーションだから仕方ないのでしょうか。でも、決して悪い質ではありません。大量に印刷する場合は低コストなので利用してみるとよいと思います。