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バンコクのCanonでプリンター修理を日本人スタッフが親切に対応してくれた体験談

バンコクのCanonでプリンター修理を日本人スタッフが親切に対応してくれた体験談

バンコクで家庭用プリンターが故障したり、しばらく放置していて調子が悪い場合、人から譲り受けたもので直し方がわからない、といったことがあったとき、どのように直すのでしょうか。今回は、Canonのタイ現地法人に修理を依頼した体験談をご紹介し、参考にしていただきたいと思います。

古いプリンターで型番が謎?

今回、修理が必要になったのは、Canon製のMX366というプリンターです。

タイに在住していた知り合いが、日本に引き揚げることになり、使っていたプリンターを譲りうけたのです。しばらく使っていなかったので、調子は悪いかもしれないが、壊れてはいないはずですよ、とのことでしたので、持ち帰って、パソコンにつないでみたのです。

すると、特にドライバーを入れたりはしていなかったのですが、ちゃんとプリンターの認識はするようです。

ところが、文書を選んで印刷ボタンを押すと「インクに問題があるので点検をしてください。」という表示が出て、印刷ができないのです。キャノン タイ プリンター

このプリンターは、外付けでインクタンクがつけてあるタイプでした。補充インクを買ってきて中に入れ、プリンターのヘッドクリーニングや「それでも効果がない時はお試し下さい」と表示の出ていた「強力クリーニング」ボタンも押して清掃をしたのですが、印刷ができないのです。

困ってしまったので方法はないかと検索してみました。するとこの「MX366」はタイのキャノンの製品だということに気づいたのです。

このため、タイのキャノンに修理を依頼することにし、公式サイトにアクセスしました。

Canon・タイランドのオフィシャルサイトは日本語表示ボタンもあるので、タイ語が読めなくても大丈夫でした。お問合せフォームが日本語対応していたので、ある日の午前中にメールをし、プリンターの型番、故障状況、ヘッドクリーニングなどは済んでいる旨を伝えました。

すると、午後には日本人の担当の方から電話を頂きました。残念ながらその機種(家庭用)については、修理には行けず、持ち込み点検になってしまいます、と言われました。

キャノンのサービスセンターの場所ですが、バンコクの中では、MBKセンター内とサトーンにオフィスがあり、どちらでも点検や修理の持ち込みができます。サトーンのヘッドオフィスだと日本人が対応してくれるそうなので、翌日の昼に行く旨を伝えました。(持ち込みは要予約。)

Canonタイランド・サトーンサービスセンターへのアクセス

翌日、プリンターを持って出発しました。外付けインクタンクの場合、タンクからインクが漏れて周りに迷惑をかけないように、ビニール袋で覆うとよいです。

行き方ですが、キャノンサトーンオフィスはBTSのチョンノンシー駅直結です。

1番出口の連絡橋を進むと、サトーンスクエアというビルの2階部分につながっています。そのビルの2Fがキャノンです。写真のように、キャノンの広告看板が出ているのでわかります。キャノンの入り口 BTS

窓口でタイ人社員に「修理予約していた者です。××さん(対応してくれた日本人スタッフ)をお願いします。」と伝えると、少々お待ち下さい、と英語で言ってくれました。待っている間、店内を見回すと、最新のプリンターだけではなくカメラなども展示販売しておりカタログもあります。

電話で話した日本人スタッフの方が出てきてくれました。

プリンターを見せていろいろ確認をしてもらったのですが、外付けインクの部分に問題があることがわかりました。ところが、外付けインクはCanonの純正品ではない改造品だったため、これがついている状態では点検や修理はできないことになっているルールだとのこと。メーカーとしては当然のことですので、この場で取り外してもよいかと聞くと、「どうぞ、これを使ってください。」と親切にもインク漏れを想定してティッシュや、取り外したインクタンクや管を入れるビニール袋まで用意してくれました。

タンクはネジではなく強力両面テープで付いているだけだったので、必死に引っ張って除去。管も取り外しました。ただし、手にはインクがべっとりついてしまいました。プリンターのインクは何回手を洗ってもなかなか落ちず、翌日まで残ったので注意して下さいキャノン サトーン本社

こうして、プリンターを預けてきました。「工場で点検しますので、2、3日お待ち下さい。連絡いたします。」とのことでした。点検・修理完了後は、郵送(有料)か引き取りかを選べます。

今回のポイントとしては、Canonのプリンターの場合、現地法人の製品でもサトーンでは日本語で修理対応をしてくれるということ、持ち込みで修理してもらえること、改造品(インクタンクなど)については修理ができないので取り外して持っていくこと、でしょう。※改造の話はこちらの記事参照。

本当に親切に対応してもらい、さすが日本企業のキャノン、という気持ちになりました。

 

修理・点検の結果は預けた3日後に連絡が入りました。機械内清掃を行ってもらい、点検代は214バーツでした。

 

Canonタイランド サトーンヘッドオフィス

<場所> 

Sathorn Square Office Tower 2F  (サトーンスクエア2階)

<交通> 

BTSチョンノンシー駅 1番出口から歩道橋で2階に直結。車の場合は地下駐車場があり、駐車券をカウンターに出せば無料。

<受付時間>

8:15~17:15 (月~金) ※持ち込みは要予約です。

<連絡先>

02-344-9999 (音声ガイダンスで「7」を押すと日本語係につないでくれる)

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