バンコククラブでホームページ制作者と仕事案件をマッチングした案件について、ご相談者の方からお言葉を頂きましたので、事例としてご紹介させて頂きます。（この記事は、相談者の了承を得て紹介しています。個人が特定されるような情報については改変してあります。）

 ＜ご相談者＞

バンコク在住・フリーのウェブ制作者

＜トラブル内容＞

フリーランスのウェブ制作者で、最近、日本人相手に個人でウェブ制作の仕事を受けるようになった。しかし受注したクライアントから何度も追加修正が入り、作業がいつまでたっても終わらない。そのうえ初めの打ち合わせで話さなかったことも、作業するように求められてしまい、追加料金を求めたところ支払いを拒否され、もめ事になってしまった。このようなことが何件か続いたため、仕事ペースと収入のつり合いがとれず、困ってしまった。

 ＜相談に対する対応と紹介専門家＞

ウェブ制作の世界で、クライアントの際限なき修正依頼と、指示の改変や「後出し」というのは、つきものです。

いろいろ原因はありますが、契約やデザイン外注などの段階も含めて、ディレクションが明確でない時にブレがおこりがちです。特にタイにおいては、比較的安価のタイ人業者への外注が可能なため、そういったところと競争する上で個人も企業もコストや時間を節約せざるを得なく、どうしても進行について配慮がしにくくなってしまう構造があります。

そこで、バンコククラブではウェブ制作を依頼するクライアントとウェブ制作者をマッチングする際に、依頼内容の整理を行って要望がまとまっている状態のクライアントの案件を、ウェブ制作者に紹介するという形態をとっています。今回は相談者の方と打ち合わせを行い、すでに手掛けている案件についてはウェブデザイナーやコンテンツ制作者の紹介もあわせて行いました。

 ＜ご相談者の声＞

いつもありがとうございます。

自分は、日本時代とタイにきた最初は会社に所属していました。フリーでやっている先輩もたくさんみてきたので大丈夫だと思っていましたが、実際一人でやってみるととても苦労しました。

たまたま、個人で内装をしているクライアントのサイトの制作を受けていたときに、そのクライアントもそうでしたけれども並行して行っていた案件が大変でしたので、よく参考に内装業者の記事を検索していたので、上位に表示されていたバンコククラブに相談したのが最初のきっかけでした。

 前の会社を辞めてしまっており、前の会社のコネでシステムメンテナンスの仕事が今年はまだ先だったので、それまでフリーで仕事をして生活していかなくてはいけなかったのだが、フリーがこれほど大変だと思いませんでした。

自分の当時の案件ですが、クライアントは最初は自由に任せると言っていたのですが、出来上がると、このイメージではない、と何度も言われ、打ち合わせの時に話していないことまで、これもやってほしいのだけれども、と依頼され、それは別料金とさせてくださいと言っても聞いてもらえず、断ると完成していないものにお金は払えないとゴネられて板挟みになりました。

 バンコククラブで相談した結果、交通整理をしていただけることになって、もともと自分の苦手なデザインやライティングは前の会社の人にお金を渡してやる感じでしたので、それより安くして頂き、分担するスタッフの紹介と交通整理までしていただけたのでサイト構築に集中することができました。

また、新しい案件もふっていただいて、自分ひとりで続けていたらこんなにスムーズに仕事が取れるか不安だったのでとても助かっています。これからもよろしくお願いします。

＜バンコククラブより＞

このように、せっかく技術を持っておられるのに環境や、ディレクターに恵まれなかったり、営業の上で苦労されているウェブプログラマーやデザイナーなどは少なくありません。もし、このようなお悩みをもつフリーの方や、会社を運営されている方は、当バンコククラブで案件や他の技術者のご紹介を行っていますので、お気軽にお問合せください。