バンコククラブ

海外タイでの生活相談 バンコク起業サポート情報

バンコク都心にある観光スポット「ジムトンプソンの家」行き方

バンコク都心にある観光スポット「ジムトンプソンの家」行き方

目次

日本からタイへ来た友人や会社の人などに、日帰りですぐ行けてタイらしい観光スポットはないか、と聞かれる場合があります。ワットポーや王宮などが最適ですが、定番だけに既に行ったことがあるというケースも多いと思います。
そうしたときに、タイの伝統家屋と美術品の見学、そしておみやげショッピングまでできてしまう「ジムトンプソンの家」はいかがでしょうか。


ジムトンプソンの家への行き方

ジムトンプソンの家は、バンコクの都心近くにあります。
BTS国立競技場駅が最寄りで徒歩4分というアクセスの良さです。駅からMBKとは線路を挟んで反対側におります。そのままラマ1世通りを西側(サイアムとは逆)に少し進むとKasem San2というソイ(路地)があるのでそこに入ります。250mほど進むと左側に入り口があります。
入場料は大人200バーツです。


ジムトンプソンの家の内部

敷地には、木立に囲まれてジムトンプソンが住んでいたタイの伝統家屋がいくつかあります。このようなタイの建築は郊外の観光地に行かないとなかなかみれないので、都心で貴重です。
伝統家屋は中も見学できます。このように、タイシルク製品の販売店になっている建物があります。シーロムにあるジムトンプソン本店にある商品と同様に、タイのシルクで作られている服やハンカチ、スカーフ、ネクタイ、バッグやTシャツ、小物などがあります。タイシルクの有名ブランドなので値段は高めですが、誰に渡しても恥ずかしくない高品質のものばかりです。

販売店の2Fは、カフェスペースになっています。ここで、軽食やタイ北部産のコーヒーなどを楽しむことができます。ベランダになっていて、木造のタイの伝統家屋を眺めながらくつろぐことができます。


ジムトンプソンとは

ジムトンプソン(1906年- 1967年?)はアメリカ人の元軍人・実業家です。
第二次大戦中はアメリカのCIAの前身、戦略情報局に勤めていた諜報員でしたが、赴任したタイの魅力にとりつかれ、戦後に退職してタイでシルク商品の生産事業を始めます。
これがジムトンプソンというタイシルクのブランドとなりました。
1967年、休暇で訪れたマレーシアの友人の別荘で消息を絶ち、未だに見つかっていません。ジャングルでの遭難死とみられていますが、実はまだ現役諜報員で、ベトナム戦争やタイの政変関連の情報収集を密かに続けていたため、消された、という説もあります。


タイ古美術品の展示スペースも

伝統家屋やシルク製品の販売店、カフェテリアの他に、庭園の奥の林の中にはタイ骨董美術品を展示する建物もあります。
ジムトンプソンはタイの美術品を収集する趣味があり、彼が集めたタイの古い王朝時代の仏像や陶磁器、壁画などが展示されています。今では文化財レベルの美術品もあるそうで、個人の収集品とは思えない質と数で、博物館といってもよいくらいです。とても見応えがあります。以上、様々なタイの魅力が一カ所につまったスポットです。伝統家屋とヤシの木のなかでお茶を飲んでいると、サイアムから徒歩5分の都心にいるとは思えない風流な雰囲気で、おすすめです。

施設名:ジムトンプソンの家
営業時間:9:00~18:00・年中無休
入場料:大人200バーツ、22歳以下100バーツ、10歳以下無料

公式サイト(英語)https://jimthompsonhouse.org/

Return Top