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タイから日本への一時帰国あるある10選&用意・注意すること

タイから日本への一時帰国あるある10選&用意・注意すること

目次

タイに長期滞在していて日本に久しぶりに一時帰国する際によくあること、文化の違いなどで注意しておいた方がよいことにはどんなことがあるでしょうか。バンコククラブに寄せられた体験談をもとに、「タイからの一時帰国 十大あるある」と題しまとめてみました。これから帰国する方は参考にしてください。

 1:セルフサービスの飲食店で、食事後のトレーを放置しかける

 日本で、セルフサービス式のカフェやファーストフード店で食事をしても、自分でお盆や使った食器を返却するのを忘れてしまって、周りの人にマナーの悪い人だ、と白い目で見られてしまう、という人はタイの屋台のサービス精神の良さに慣れてしまっています。

屋台の皿
タイの屋台はお皿を店の人が片付けてくれるので・・・

 2:買ってきてほしい物を頼まれる

 日本に行くということが伝わると、タイ人の会社の同僚や友人などから「日本に行ったら××を買ってきてほしい。」と頼まれることがあります。この××というのは、化粧品だったり電化製品であったり色々ですが、特徴的なのは、とても指示が具体的なのです。

「××社製の型番○○の▲▲色のもの」という感じです。

よく聞くトラブルとして、相手はお土産のつもりで頼んでいる場合があるので、タイに戻った後お金を請求すると支払ってくれない、ということがあります。事前確認しないといけませんし、多くの人は「先にお金をもらうべき。」と指摘しています。

日本で買ってくる物リスト
日本で買ってくる物リスト

 3:タクシーに、断られる前提で話しかけてしまう

 これは日本で久しぶりにタクシーに乗ると、よくある現象ですが、タクシーを止めて乗り込み行先を言うと、運転手が一発で同意したことに思わず「え、いいの?」と思ってしまいます。

行先次第では乗車拒否があたりまえのタイのタクシーに慣れていると、車が希望先に行くかどうかは交渉次第、という感覚になってしまっています。

思わず、「メーターでいいですか?」と聞いてしまうというのもよくやりがちなことです。

タイのタクシー
タクシーはタイと日本で違うところが多いです

4: タクシーのドアを自分で開け閉めしようとする

 これもタイと日本のタクシーの一番の違いですが、タクシーのドアが自動開閉なのを忘れて自分で開け閉めしようとしてしまうのは、ついついやってしまいます。

タイ滞在歴が長い人の場合は、タクシーを停めた際にそもそも後部座席ではなく、前の席の窓を開けようとします。

タクシーネタでは他では、タクシーを停める際、手を上げないで斜め下に向けるタイ式をしてしまう、メーターが不自然に早く上がる“ターボメーター”でないか観察してしまう、などがあります。また、車のドアを閉める時に、音がしないように極端に遠慮しておそるおそる閉める、というのもタイのタクシードライバーに扉を少し強めに閉めた時に舌打ちされたトラウマからくるクセですね。

5: 高額紙幣を小銭に崩すくせがついている

 帰国直後、日本のコンビニに入って、小銭を持っているのに1万円札を出してくずそうとしているあなた、それは1000バーツ札じゃありませんよ。日本ではどこで1万円札を出しても、おつりがないと言われたりすることは少ないので、コンビニで崩しておく必要はないです。

その一方で、バンコクではBTSや地下鉄に乗るときくらいにしかコインは使わないのですが、日本だと、お釣りでもらう100円玉や10円玉などの硬貨が増えてかさばります。日本帰国の際はコインケースを用意した方がよいでしょう。

タイ 両替
タイではチャンスがあれば小額紙幣に両替します。

6:トイレでシャワーを探してしまう

 日本のトイレで用を足して、何気なく手をタンクの方に伸ばした方は、タイ版ウォシュレットの快適さにどっぷりつかっています。タイに来た当初、タイ式シャワートイレに慣れない頃は、あたりを水浸しにしたものですが、今では快感にとりつかれている・・・という人も多いのでは?!

使用済みトイレットペーパーをゴミ箱に捨てるまでしてしまったら、タイ人化がかなり進んでいます。

タイのシャワートイレ
タイのシャワートイレ

 7: 日本の道のきれいさ・歩きやすさに驚く

 これに関しては、日本に軍配が上がるのではないでしょうか。

歩道の敷石が陥没していたり、穴が開いていたり、段差が極端、ということはありません。死んでいるゴキブリや落ちている電線を踏まないように気を付ける必要もありません。道ってこんなに無防備で歩いてよかったものだったのだ、と驚かされます。

タイの道路
道路の歩きやすさに関しては、日本はやはり、すごいと思います。

 8:水道水を飲むのに抵抗がある

 空港などの給水器で水を飲んだり、実家などに行き水道の蛇口から出た水をそのまま料理に使おうとするのを見て、一瞬、抵抗感を感じるということもよくあります。

これはタイに限らず海外暮らしが長い人なら皆感じることと思います。安全な水がすぐに出てくるというのは、日本のありがたいところです。

安全な水が、無料なのはありがたいことです。
安全な水が、無料なのはありがたいことです。

 9:ペットボトルにストローを挿そうとする

 ペットボトルの飲み物をストローで飲もうとする人は、かなりタイスタイルが身についていますね。

でも、いわゆるペットボトル症候群(口を付けることで雑菌が繁殖し感染する病気)を防ぐには、ストローで飲んだりコップに注ぐ、タイ式スタイルの方がよいですが。

ペットボトルにストロー
ペットボトルにストロー

10: 日本ではフリーWi-Fiスポットがなかなかみつからない

 いたるところにWi-Fiスポットがあるバンコクから来ると、日本はとても不便です。

特に日本の地方都市に行くと、Wi-Fiスポットを探すのはかなり苦労します。しかも、あるのに不具合でアクセスができない、ということもあって、今、日本にいるのにまるで不便な海外にいるみたい、と思ってしまうような場所も・・・・

日本の空港に到着したら、日本国内で使用できるSIMカードは早めに入手した方が良いでしょう。

また、i-Phoneのように、市販のSIMカードではサイズが合わないという場合もありますので、到着後は急いで連絡をとれるようにしたい場合は、ハサミも用意しておくと便利でしょう。

 まとめ:文化の違う国を行き来するわけだから、準備が必要 

以上が、バンコククラブに寄せられた体験談から選んだ、日本一時帰国の際の“十大あるある”とトラブルへの主な準備対策です。帰国の際には参考にして準備をしてみてください。日本一時帰国

このほかには、思わずビールに氷を入れようとしてしまう、コップの下にコースターがないと気になる、駅の自動改札で入れた切符の出口が遠く感じる買い物で値切りそうになるゴミの分別にとまどう、といったことがあげられていました。

また、「日本に帰ったら何をする・買うか、リスト」を作ることは多くの人が勧めています。

持病のある人は病院を受診しておく、日本でしか買えない化粧品や消耗品などを買ってくる、といったことは、日本帰国の結構前から思いついたらメモをしておかないと、移動のあわただしさの中では、忘れてしまいがちです。

文化の違うふたつの国を行き来するなら、やはり準備や対策が必要になってくるのですね。

 

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