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国王陛下崩御・タイ現在の様子と最新ニュース・出張や観光への影響は?

国王陛下崩御・タイ現在の様子と最新ニュース・出張や観光への影響は?

タイのラーマ9世・プミポン国王陛下の崩御から一夜明けた2016年10月14日のタイ・バンコクの様子をお伝えします。

14日午後1時にプミポン国王の棺が、入院されていたシリラート病院から王宮に運ばれました。経路となったアルンアマリン通り、ピンクラオ通りなどは交通規制がされましたが、その後は解除されている模様です。

 喪に服す期間について、プラユット首相は13日夜のテレビ演説などで以下のように発表をしています。

 「政府機関、国営企業、教育機関は14日から30日間半旗を掲げる」こと、「公務員、国営企業職員は今月14日から1年間服喪する」

また、王位継承については、プミポン国王が1972年、ワチラロンコン皇太子を王位継承者に指名したことをふまえて、その通り憲法や法律に従って手続きを進める、と発表がありました。

プミポン国王の崩御により後継者の国王となられる、プミポン国王の長男、ワチラロンコン皇太子は、軍政トップのプラユット首相と会談し、国王への就任要請についてはしばらく遅らせてほしいと告げています。「父であるプミポン国王の死去を国民とともに悲しむ時間が欲しい」と述べられたとのことです。

14日午後、国王陛下の肖像画を掲げる人。

14日午後、国王陛下の肖像画を掲げる作業をしている人。

14日現在の、バンコクのビジネス街・繁華街の様子

タイへビジネスでの出張や、観光旅行を考えている人にとって、影響は心配なものです。情報を集めていることと思います。まず、実際のタイのビジネス街・シーロムの様子をお伝えします。

10月14日のシーロム通りは、普段と大きくは変わりません。

14日・午前中のバンコク・シーロム通りの様子

14日・午前中のバンコク・シーロム通りの様子

人々の様子ですが、黒い服装の人が多く、会社員風の女性ですと上から下まで黒のスーツ・スカートに黒のパンプスという姿の人もいます。でも、日本のお葬式の喪服とは違い厳密にフォーマルな格好をしている人ばかりというわけではなく、黒服を着ていても足元はサンダル履きであったり、黒いTシャツやポロシャツ姿の人も多いです。黒ではなくグレーの服を着ていたり、上着は明るい色だがスカートやズボンだけ黒色、黒の横縞のシャツ、という人も見受けられるので、街を歩く分には、「黒っぽい服装」であればそれほど浮くことはありません

14日・デパートの中の様子。

14日・デパートの中の様子。昼食時なので混雑具合は普段と同じ。

欧米系観光客に至っては黒ではないTシャツに短パン姿で歩いている人もいて、それで咎められるという様子もありませんでした。地元タイ人でも黒が一切入っていない普段着姿の人も時々見かけますし、作業着や店舗の制服など(黒色ではない)の人も多いです。

タイ政府の発表では、14日は、官公庁などが急遽休日となったそうですが、民間のデパート、屋台などは、営業しているところがほとんどです。

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洋服屋には黒い服が並んでいて買い求める人が多いです。

シーロムにあるショッピング施設の「シーロムコンプレックス」も営業をしていました。普段と違った動きとしては、洋服屋さんの店頭に黒色のシャツやドレス、スカートなどが多く並んでいて、それを買い求めるお客の姿が目立った点です。

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13日12:30頃のBTSサラデーン駅構内の様子。

交通も、シーロム通りやスラウオン通りでは検問などの交通規制はなく、昨日までと変わらない交通量です。タクシーや路線バスも平常通りの数が走っています。高架鉄道のBTSや地下鉄のMRTも平常通りの運行です。写真は14日の12:30頃のBTSサラデーン駅構内ですが、黒服の人が多い以外は普段と様子は変わりません。

タイへのビジネス出張・観光旅行などへの影響は?

では、これからの状況はどうなるのでしょうか?出張や観光での渡航にはどのような影響が考えられるでしょうか?

プラユット首相は13日夜のテレビ演説で、一般国民に対して「娯楽的な活動を30日間自粛する」ことを求めています。日本の一部報道では、「日本人街のタニヤ通りなども閑散として・・・」といった報じられ方をしたようですが、13日夜のタニヤ通りやパッポン通りは、閉まっている飲食店もありましたが、8割がたは営業をしていました。ドレス姿の女性が店頭に立ち、客引きも普段通り観光客に声掛けをしていました。

10月13日夜のパッポン通りの露店の様子。

10月13日夜のパッポン通りの露店の様子。

これから、どうなるかについては、近い例として、いまから8年前の2008年1月2日に、プミポン国王の実姉であるガラヤニ・ワッタナー王女が84歳でお亡くなりになられた際の状況が参考になるかもしれません。

当時、タイ王室は100日間、政府は15日間の喪に服すことが発表され、葬儀は5日間に渡って行われうち3日間が服喪期間とされて喪服着用と、祝宴や娯楽のイベントの自粛が呼びかけられました。酒類の販売も中止され、夜の飲み屋なども休業していたそうです。この時と同じような状況になることが予想されます。

また、葬儀の際は、各国の要人が来タイして参列すると思われますので、その時期の空港や幹線道路は厳戒態勢になると思われます。

ただ、タイの政府は、プラユット首相がテレビ演説のなかで「株式市場、貿易、投資といった経済活動を止めないよう」国民に呼びかけをしています。後継の国王陛下が決定していることもあり、大きな混乱は今のところはない、というのが現時点での現地での実感です。

国王陛下崩御・タイ現在の様子と最新ニュース・出張や観光への影響は?レポートでした。

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