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タイの禁酒日とは
2017年(タイ仏歴2560年)の禁酒日カレンダーをまとめました。みていくまえに、そもそもタイの禁酒日とはどういうものなのでしょうか。禁酒日とは厳密には、酒類・アルコールの販売・提供が禁止されている日です。仏教の儀式の日や王室関連の記念日、選挙などの政治関連のイベントの日や前日が禁酒日となる場合が多いです。旅行者である外国人観光客がホテルのミニバーにあるビールなどをプライベート空間で飲む分には問題はありません。ただし、公共の場で大ぴらに飲めなかったり、繁華街のお酒を提供する店が休みになっていたりするので、知識としておさえておく必要はあります。
自粛も含めた事実上の禁酒日を含めて大きく分けると3つの理由があります。仏教の祝日や高僧が亡くなったなどの宗教上の理由、選挙の前日・当日など政治的な理由、国王陛下をはじめとした王室の方の誕生日やご不幸のあった際などの王室関連の重要な日であるという理由、の3つです。
コンビニエンスストアやスーパーでは酒の販売コーナーだけが閉鎖されたりして、公共の場での飲酒や酒販売を停止します。日本人街であるタニヤ通りなどにあるクラブやパブ、カラオケなどの飲み屋は休業する場合と、ソフトドリンクなどのノンアルコール飲料の提供に限定して女の子が接客自体は行うという場合とがありますので、それぞれの店に確認するとよいでしょう。
2017年の禁酒日および自粛がありそうな日
★印は法律で明確に禁酒日と指定されている日。他は酒類販売の自粛の動きがある日。
2017 年(タイ仏歴2560年)の禁酒日カレンダー(予定)
2月11日(土) ★マカ・ブーチャ(万仏祭)
5月10日(水) ★ヴィサカブーチャ (仏誕節)
7月8日(土) ★アサラハブーチャ(三宝節)
7月11日(水) ★カオパンサー(入安居)
7月28日(金) ラーマ10世誕生日
8月12日(金) 王太后誕生日 (現ラーマ10世の母君の誕生日。)
10月5日(木) ★オークパンサー(出安居)
12月5日(月) 前国王・ラーマ9世誕生日(記念日となる事が決定。)
※これらは禁酒日および自粛がありそうな日であり、祝祭日のすべてではありません。
あくまでも現時点での予定です。タイ政府の公式発表で変更や追加がある可能性があります。
昨年の10月16日のタイ全土は、国王陛下の崩御後、最初の日曜日ということもあり、多くのタイ国民が王様を偲び祈りをささげる日となりました。棺のあるバンコク中心の王宮には多くの市民が弔問に集まりました。もちろんそのこともありますが、10月16日はもともと禁酒日ということもあり、カラオケ店やゴーゴーバーなどのお酒を提供する店はすべて休業となりました。
当然今後、プミポン前国王陛下の葬儀日程が決まれば、禁酒日か自粛となることが予想されます。今後選挙などがあればその日も禁酒日となります。タニヤ夜遊びバンコク禁酒日!タイ旅行日程に便利2017年最新情報でした。随時最新情報が入り次第、更新いたします。