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ラオスマッサージとタイ・タニヤ近辺タイマッサージの違い比較・料金

ラオスマッサージとタイ・タニヤ近辺タイマッサージの違い比較・料金

目次

タイのマッサージとラオスのマッサージはどう違うのでしょうか。ラオスに行ってきた際にラオスマッサージの施術を受けてきた体験の感想と料金などについてレポートし、タイのタニヤやカオサンなどで受けられるタイマッサージとの比較について、情報をまとめてみます。 

タイのマッサージについて・内容と料金相場

まず、タイマッサージは、バンコク中どこでも受けられますが、とくに日本人観光客にもなじみがあり店舗も多いエリアは、タニヤ・パッポンのあるシーロム界隈や、安いホテルやドミトリーのあるカオサンなどです。

施術する人によりますが、足裏、指圧や、マッサージ師の膝・肘などによる圧迫、背中の海老ぞりなどがよく行われます。全体的に、揉んだりストレッチでひっぱったりする内容が多い印象です。 

料金はタニヤとパッポンの間にある「キングスボディマッサージ」や、「有馬温泉」などが並ぶ「ソイ・サリカ」のマッサージ店舗はスタンダードなタイ古式マッサージは1時間330バーツ、2時間430バーツです。シーロム通り沿いや、シーロムソイ6の方の小さいマッサージ店だと1時間250バーツ、カオサンだと1時間180バーツという激安店もあります。

このほか、アロマオイルマッサージや、フェイシャルなどいろいろなコースもあります。

 ラオス・ビエンチャンのマッサージ店のあるエリアと料金相場

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パンガム通り付近。

隣の国のラオスの首都、ビエンチャン市内にも多くのマッサージ店があります。とくに集中しているエリアは、セタチラト通りとメコン川沿いにあるチャオアヌウオン公園との間にある通り沿いや、ラオス国立博物館も近くにあるパンガム通り沿いです。「チャンパスパ」や「パパイヤスパ」、「マンダリナ」などといった有名な店もここにあります。この通りの近くにはホテルも多く、土産物屋やカフェ、骨董品店も並んでいてにぎやかです。フランスの植民地だったこともあり、欧風の建物が並んでいます。 料金の相場としては、ラオス古式マッサージが、60分50,000Kip~70,000Kipといったところです。ラオスの通貨はキープといい、10,000キープで約43.7バーツ、日本円で約140円くらいです。(2017年1月現在)

つまり、60分で約218バーツ・700円くらいでマッサージが受けられるということになります。

タイ領事館の近くにあるマッサージ店へ入ってみた

今回は、タイ領事館の通り沿いにあるマッサージ店「YEN SABAI」に入ってみることにしました。このあたりは、WiFiスポットとして便利なカフェがあり、観光ビザの代書屋の屋台が並んでいたりします。ラオンダオホテルなどのホテルも近いです。

店の前に机が出ていてマッサージ師の女性?がご飯を食べていました。店に入ると、6人くらいの女性のマッサージ師がロビーで、ひまそうに待機しています。入り口の横の受付に英語のメニュー表がありました。ここは、朝9時~15時までと、15時~22時までの時間帯で料金が変わります。昼12時だったので安くなりました。

ラオス古式マッサージ 「YEN SABAI」
ラオス古式マッサージ 「YEN SABAI」

ラオスマッサージ 1時間50,000Kip(65,000Kip)

フットマッサージ 1時間60,000Kip(70,000Kip)

オイルマッサージ 1時間80,000Kip(90,000Kip)

といった価格です。(カッコ内は午後の部の料金。)

 マッサージ師はとても若い

スタンダードのラオスマッサージを選びました。

あまりラオス人の顔立ちはわかりませんが、下手したら10代じゃないかというくらい童顔の女の子が私の担当になり、ソファに座るように促されます。座ると、洗面器を持って来て足を洗ってくれました。%e3%83%a9%e3%82%aa%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%83%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%82%b8-4そして、階段を上って2Fへ。2Fには、カーテンで区切られたマッサージスペースが8部屋ほどあります。床にはマットが敷いてあります。作務衣のような服が置いてあるので着替えて、財布や自分の脱いだ服などは、枕元へ。特に脱衣かごや貴重品ロッカーがあるわけではありません。

そして女の子が入ってきて、「何時間?」と聞かれました。さっき受付の人から聞いていなかったのか?と思いつつも1時間、と答えます。女の子はうなずいて、タイマーを60分でセットしました。 

時々痛い!ひたすら押してくるラオス式マッサージ

施術開始です。まずは、うつ伏せ状態から足裏を指圧。両手で足を包み込み、右と左の親指を二つ合わせてこちらの足裏にめり込ませるような指圧のやり方です。なかなかの力です。

そして、ふくらはぎの背面、太ももの背面、腰、と指圧が進んでいきます。力がとても強く、押しつぶすようなやり方なので、筋に当たった時は激痛が走ります。痛すぎる時は「ジェップ!(タイ語と同じ。「痛い」と意味。)」と言って、力加減をおさえてもらいますが、それでも、力は強めです。

背中も指圧・手のひらでの圧迫で施術されていきますが、肩や首は握りつぶされるのではという痛みでした。 あおむけになってからはこちらの手の指を一本一本、マッサージ師の握ったげんこつの人指しゆびと中指の間に入れて引っ張る動作をしたり、足指を広げたりしていました。

施術マット。
施術マット。

 延長のおねだり

と、マッサージ師が、時間をどうするか聞いてきました。時計を見ると50分経過しています。もう少し体験しよと思い、でもまだタイバーツの両替をしていなかったので、手もちのラオスキープはあまり多くはなかったのです。足りなくなると困るので、「タオダイ?(いくらですか?)」と聞いてみました。マッサージ師はホック・ハー・・と言ったので延長すると65,000キープになるということか、と理解しました。念のため、スマートフォンの電卓に65,000と打ち込み、彼女に見せると「そう。」とうなずくので、延長をお願いすることに。

ひき続き、あおむけ状態で太ももを圧迫されたり、こちらの脚を一本ずつ腹のほうへつくように折り曲げてのしかかってきたり、と施術が続いていきます。途中でちょうど最初の1時間が経ち、その時点でも「2時間でOK?」と確認を求めてきたので、「OK」と回答。律儀に確認をとってくるな、と感じました。延長後の1時間も、座った状態で肩を圧迫したり、首すじを挟んだりと、施術が続いてきました。

タイマッサージとラオスマッサージの違い

この店のこのマッサージ師だけの施術内容で判断するのはよくないですが、全体的に、タイマッサージと比較すると、指圧などの圧迫が多いという内容でした。あと力加減はとても強いです。しっかり加減を調整するように言わないと痛みが出てしまいます。私は、翌日、脚に筋肉痛のような痛みが残ってしまいました。

タイマッサージであるような、ひっぱったりそらせたりという施術はありませんでした。

個人的には、タイのバンコク・シーロムのマッサージの方が合っているかなと感じました。 %e3%82%bf%e3%82%a4%e3%83%9e%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%82%b8

会計時にトラブル発生!料金が違う。

さいごに、ここの店で起きた軽いトラブルをお伝えします。

2時間の施術が終わった後、マッサージ師が「3時間?」とさらに延長を促してきたので「もういいよ。コープジャイ(ありがとう)」と言って、チップをタイバーツですが100バーツあげました。そして1Fに降り、ロビーで出されたお茶を飲んでいると、受付の人が伝票を持ってきました。なんとそこには、10万キープと書いてあります

私は「間違いではないか。6万5千キープと、彼女が言った。」と横に立っている担当のマッサージ師を指さしながら受付に言いました。

受付は、「いや、1時間50000キープでしょ。2時間だから10万キープ。」と言い張ります。

私は、「彼女に聞いてみて。ホック・ハー(65,000)と言っていたよ。」と伝えました。受付とマッサージ師がなにやらラオス語で会話を始めました。払ってもよいのですが財布にあるラオスキープをかき集めても8万キープしかなく、あとはタイバーツでしかも1000バーツの高額紙幣しかもっていなかったので、両替はできなさそうなので困ってしまいました。

ラオスの通貨。5000キープ。
ラオスの通貨。5000キープ。

 手持ちにない10万キープを要求される。なんとか切り抜けた方法は

思い出して、スマホを取り出し、先ほどの電卓画面を消してなかったので、二人にその場で見せました。今押した数字ではなく、さっき押した数字の「65,000」が画面に残っているのを見て、受付も信用したようです。

でも受付は英語で「彼女は新人だから金額を間違えた。だから10万キープです。」と言ってきました。そしてバーツで支払ってもらっても構わないが、1000バーツはお釣りがないから100バーツ札でくださいと提案してきました。しかし私は1000バーツ札(23万キープに相当。)しかもっていないのです。

仕方がないので、マッサージ師に、「すまんが、さっきの100バーツを返してください」と言いました。受付がマッサージ師に「あんた、チップをもらったの?」と聞くと、マッサージ師は、恐縮したような顔つきで100バーツを取り出しました。私はそれと8万キープを受付に差し出します。受付も「ディスカウントしますよ。」と言って15,000キープを私に返してきました。

これまでのやりとりで私は、受付も、マッサージ師もウソをついたり、だましているわけではないことは、感じていたので、私は、きょとんとしているマッサージ師にそれをそのまま「チップ」として渡しました。当初の額より減りましたが、それは勘弁してくれという感じでした。 

以上が、ビエンチャンのタイ領事館の近くにある「YEN SABAI」で起こったことです。繰り返しますが、会計時のトラブルについては、かれらにはだます意図はないと思いますし、行き違いのときの対応をみると、むしろ逆に、信用できる人達であるといえると思います。ただし、このようにシステム説明でルーズな部分もあるのでその点だけは注意はして下さい。

「ラオスマッサージとタイ・タニヤ近辺タイマッサージの違い比較・料金」レポート記事でした。

ビエンチャン・ラオスマッサージ「YEN SABAI」地図

「YEN SABAI」 

行き方 ビエンチャンのタイ領事館の前の通り沿い。

営業時間 9:00~22:00 

備考 ※9:00~15:00は料金が安くなる。ラオス古式マッサージ1時間50,000キープ~

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