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日本からタイ訪問者46倍に・2022年下半期入国状況展望

日本からタイ訪問者46倍に・2022年下半期入国状況展望

目次

タイは2022年7月よりコロナ感染防止の規制による入国条件を大幅に緩和しました。このこと、日本からタイへの入国者数が、2022年7月は、昨年比で46倍超となりました。

日本からタイへの訪問者の数の推移

日本からタイへの訪問者の数の推移は以下の通りです。
2022年6月は、日本からの入国者数は、16,874人。
2022年7月は、28,394人でした。
2021年7月は611人だったので、46倍超となりました。

1月から6月の上半期で比較すると、コロナ規制中の2021年1月―6月は、わずか1,417人。
今年2022年1月~6月の日本からタイへの入国者数は49,150人でした。
コロナ発生前の2019年の1年間にタイを訪れた日本人は約180万人でしたので、まだまだ本調子には程遠いですが、少しずつ回復が進んでいっています。

2022年9月7日から、日本帰国の条件も緩和に

タイへの入国規制が事実上撤廃されているにも関わらず、まだ日本からの訪問客がコロナ以前の水準には満たない理由は、タイを訪問した後の日本へ帰国する際の日本側の規制がまだあるからだと思われます。
2022年8月現在では、タイを含めた海外から日本へ帰国する際は、
・タイ出国前72時間以内に検査を受け、医療機関などが発行した陰性の検査証明書を取得。
・入国者健康居所確認アプリ「MySOS」への登録

が必要です。
しかし8月24日に岸田首相は、条件付きで2022年9月7日(水)午前0時(日本時間)以降、より日本入国時の陰性証明の提示を不要にすると発表しました。

有効なワクチン接種証明書を提示するだけで、事前のRT-PCR検査は不要になります。
主なワクチンを3回以上接種している日本語か英文の証明書です

有効なワクチン接種証明書については以下の厚生労働省ホームページを参照下さい。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/border_vaccine.html

有効なワクチン接種証明書を保持していない場合は、引き続き出国前72時間以内の陰性証明書の提出が必要です。

タイで陰性証明をとるとなると、時間と費用(3,000~4,000バーツ前後)が必要だったので、これが免除されると日本への帰国がハードルがまた下がります。

航空機の運賃値上げの予定

しかし、水を差すように、航空機燃料の高騰により、燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)が値上がり予定です。
日本航空(JAL)は2022年10月1日発券分から値上げになります。
日タイ間の片道の燃油サーチャージは、これまでの24,700円から、29,800円に値上げとなります。
全日本空輸(ANA)も同じ2022年10月1日発券分から値上げになります。
日タイ間の片道の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)は、これまでの25,800円だったのが、10月1日から11月30日発券分は30,000円に値上げとなります。

現在日本からタイに就航中の航空会社は、日本航空、全日本空輸、タイ国際航空、タイ・ベトジェットエア、ZIP AIR、タイ・エアアジアXの6社です。

タイのノービザ入国期間が45日間へ延長

日本からタイにはビザなしで観光目的の入国をした場合30日間滞在ができて、1回(30日間)だけ延長ができます。
2022年10月1日~2023年3月末までの期間限定で、45日間の滞在ができるようになります。延長も1回できます。
一方、一時期ニュースになったタイへの入国税300バーツの導入は、現在のところ実施は延期状態になっています。

以上の状況を鑑みると、2022年9月7日から、9月30日までの間に日本に帰国するプランだと、お得なためこの1か月が久しぶりにタイ観光に訪れるチャンスかもしれません。

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