シーロムの近くにサトーン運河公園が新オープン・夜景もきれいな水辺

シーロムの隣のサトーン地区にあるチョンノンシー運河の上に新しく水上公園が建設中ですが、12月25日に一部が完成して開園となりました。バンコクの新しい散策のスポット、サトーンの運河公園の様子についてお伝えします。

シーロムからも徒歩圏・サトーンの運河公園への行き方

サトーンの運河公園は、BTS（スカイトレイン）チョンノンシー駅を出て250m程の所にあります。シーロムのBTSサラデーン駅付近からタクシーで5分程で行ける場所ですが、BTS駅から直結予定なのでBTSで行くのも便利です。BTSチョンノンシー駅はタニヤ通りなどがあるシーロムのサラデーン駅の隣の駅です。
チョンノンシー駅の南側の改札（サイアムやサラデーン方面からだと電車車両の先頭側）を出ると、ナラティワートラーチャナカリン通りとサトーン通りが交わる大交差点の上にある陸橋の上にある広場に出ます。

その突き当りは、BRTのサトーン駅の改札になっています。BRTとは専用レーンを走る高速バスの路線のことです。線路がない路面電車みたいなものです。
来年2022年の早い段階でこのBRTの改札の横から、直接サトーン運河公園へ降りていける通路が開通する予定です。2021年年末時点では建設中なので、いったん、右側でも左側でもよいので階段を降りて路上に出ます。右の階段から降りた場合は、スーパーマーケットのTOPS　Marketがあります。そのまま運河沿いに150mほど進むと、横断歩道があるので通りを横断して運河公園へ入ることができます。
横断歩道といっても信号があるわけではなく車が止まるのを待って渡るような感じになるので、あぶないとか、車どおりが途切れないということであれば、そのさらに80mほど先に歩道橋があって、そこからも運河公園へ行くことができます。

サトーン運河公園は夜景がきれい

サトーン運河公園は、運河の両岸や運河の上に遊歩道が設けられています。運河の岸には花壇があり、きれいな花や大きな木が植えられています。
岸にはミストシャワー設備が作られていて、運河に向かって霧状の水が常に放水されています。昼でも涼しく感じられます。
設置されている岩や花壇のふちに腰かけて、話をしているカップルや、屋台で買ったアイスクリームを食べる人、ミストシャワーに手を伸ばす子どもなどが、それぞれくつろいでいました。

そして、サトーン運河公園のおすすめの時間帯は夜です。
植えられている樹木や、遊歩道の両側に取り付けられたイルミネーションが輝きはじめ、運河の水面も照らしだされてすこし幻想的なムードになります。シーロムの高層ビル群の光と合わせた夜景がよい雰囲気です。夜の時間帯であれば涼しいですし、シーロムのオフィス街やタニヤ・パッポン通りの繁華街からも近くBTS駅からのアクセスも良いので、夜の散歩やデートスポットにおすすめです。当分の間は、オープニングセレモニーとして、毎晩、バイオリンなどの生演奏も楽しむことができます。