目次
日本の千葉発祥のラーメンの人気店「七星」(ななせ)は、トンローなどタイにも支店がいくつかあります。そしてついに、日本人街タニヤ通りに支店がオープンしました。昼食に名物のスープ、白湯(パイタン)を味わいに行ってきましたので、レポートします。 シーロムのタニヤ通りは居酒屋やラーメン屋が多く並ぶ日本食の激戦区です。「七星」のタニヤ店は、タニヤ通りとスラウォン通りが交わる角のコンテナのショップにあります。(スラウォン通りはBTSサラデーン駅やタニヤプラザのあるシーロム通りとは反対側の通りです)
居酒屋「酒の店」のタニヤ通りを挟んで向かい側です。以前は、唐揚げ店が入っていたコンテナです。このように、白い提灯がぶら下がっているのですぐわかると思います。
鶏そば七星 タニヤ店メニュー
メニューは、コンテナ店舗の表通りに面して写真と一緒に日本語で書いてありますのでわかりやすいです。
ネギ鶏そば85.5バーツ、七星鶏そば106バーツ、鶏そばスペシャル150バーツ、鶏そばネギチャ150バーツ、
淡麗七星鶏そば(醤油)94バーツ、淡麗七星鶏そばスペシャル(醤油)139バーツです。(以上は税込み)
替え玉は39バーツ+税、トッピングでネギ、揚げネギ、鶏ダンゴ、辛さ増しなどが15バーツ+税、水15バーツ、コーラ20バーツなどとなっています。
タニヤ通りには、らあめん亭や、桃太郎、内田家などのラーメン店がありますが、どこも100バーツ以上はするので、格安の価格設定です。
濃厚なパイタンスープはこってりなのに、もたれない
注文すると、コンテナの周囲にあるカウンターや路上のテーブルについて待ちます。カウンターは側面と裏側で4人座ればいっぱいになり、路上のテーブルも1個しかないので、大人数は一度に座れません。
テーブルの上にも日本語のメニュー表が置いてあります。
日本人店長が奥で仕込みをし、タイ人スタッフが手際よく、麺を茹で、湯を切り丼に盛りつけます。
それほど待たず、出てきたこちらが「ネギ鶏そば」(85.5バーツ)です。鶏ガラを9時間炊き込んで仕込んだ白いスープは、レンゲが表面張力で浮くのではというくらい濃厚です。でも、口にするとこってりしてはいますが油ではないので、もたれる感じはしません。
私はしょっぱい味が好きなので、物足りなく感じました。でもそういうときは、テーブルに備え付けてある「かえし」という醤油ダレを足すと、ちょうどよくなります。七星はタイ人にも人気の店ということで、タイ人向けに塩気をおさえた味にしているのかもしれません。
麺は、コシもそこそこありますが、細すぎず太すぎないストレートに近いタイプで、スープに馴染んで白湯スープを引き立てるようなものと感じました。暑いバンコクでクーラーのない路上でラーメン?と感じる人もいると思いますが、立地として日陰に向いているので、思ったより暑くはありませんでした。深夜2時と夜遅くまで営業しているので、1時には多くの店が閉まっていしまうシーロム・タニヤ通りですが、飲んでからの締めのラーメン、というときには便利な店だと思います。
コラーゲンたっぷりということで女性にもおすすめでしょう。近辺にある屋台のタイラーメンと食べ比べしてみるのもおもしろいです。「タニヤラーメン七星・飲みの締めに屋台で本格鶏白湯・深夜営業2時迄」情報でした。
【店舗データ】
店名 鶏そば七星(ななせ)タニヤ店
内容 白湯ラーメン
営業時間 11:00~翌2:00 毎月1日定休日