「激安の殿堂」でおなじみのドン・キホーテが、タイ・バンコクに1号店をオープンしました。場所と、販売されている主な商品の品ぞろえや価格についてレポートします。
バンコクのドン・キホーテ1号店は「ドンキモール・トンロー」という名前です。行き方を説明します。
店名はトンローですが、住所はエカマイ・ソイ5です。スクンビット通りからだとBTSエカマイ駅近くのソイ63を入り、途中右側にあるビッグC(チェーンのスーパー)を通り過ぎながら、スクンビット通りから1.2㎞ほどでエカマイ・ソイ5の通りに交わったら、左にあります。エカマイ駅からソイ63に入ってすぐのところにバイクタクシー乗り場があるので、そこから「ドンキモール」か「エカマイ5(ハー)」といえば連れて行ってくれます。運賃は20バーツです。駅前付近から、無料シャトルバンがでているので、もしスクンビット通りで見かけたら乗ってみるのも良いでしょう。ドン・キホーテ・バンコク一号店の外観です。このビルには、ドン・キホーテの他にも、ダイソーや飲食店、カラオケ店や室内球技場などが入っています。
ドン・キホーテはビルの1Fと2Fフロアにあります。
まだオープンしたてということもあり、時間帯や日曜祝日などは大変混雑します。この日は、なんと入口にすこし行列ができていました。
中に入ると、それほど広くない店内に所狭しと商品が並べられています。その雑然とした様子、日本語とタイ語で書かれた商品POP、そして、あのドン・キホーテのテーマソングのタイ語版が流れているという、懐かしい雰囲気に驚きます。まさに日本のドン・キホーテの店内にいるみたいです。
1Fは食品や飲み物が中心です。肉、野菜、ペットボトル飲料や、調味料、パン、アイスクリームなどが並びます。日本語が書いてある日本製が多いです。
しゃぶしゃぶ肉セット(豚)129バーツ、というのもありました。しめじやなめこ、醤油や味噌などがあるのでまるで日本のスーパーです。
そして2Fがドン・キホーテらしい、雑貨フロアです。
化粧品、シャンプー、ヘアワックス、洗剤、文房具などが入口から近いエリアに陳列されています。
みていると、「泥炭石」や「生はちみつ」入りと日本語で書いてあるパッケージのものが並んでいて、日本製の品物がかなり豊富です。
2F奥は、もっともドン・キホーテらしい面白雑貨がそろっているエリアです。
筋トレ用のチューブや背筋を伸ばすというギプス、発汗全身スーツなど、すこし怪しげなものがあって、みていて楽しいです。そして、パーティーグッズコーナーにいくと、コスプレ用品がとても充実していました。警察官、忍者、紋付き袴、武士、メイド服、セーラー服、ナース服、体操服ブルマ、着物やカツラもありました。すべて日本から輸入してきたようでパッケージは日本語です。価格はだいたい999バーツでした。バンコク駐在員の歓送迎宴会や、タイ人の友人へのプレゼントやプレイ?の際は、重宝しそうです。
全体的には、タイの物価から考えると日本のように「激安の殿堂」というほどではありません。でも、これだけ日本製のものがそろっている店はなかなかないと思います。タイのドン・キホーテはバンコクでは珍しい日本商品が集まっている店、という立ち位置なのでしょう。
店内を歩いているだけで見ていて楽しいのでおすすめです。ちなみに24時間営業なので、海外旅行中で、深夜に日本か買ってくるのを忘れたものを補充する買い物にも便利です。「バンコクにドン・キホーテ1号店トンロー店開店・品揃えと価格、営業時間」でした。
<店舗データ>
店名 ドンキモール・トンロー
営業時間 年中無休・24時間
日本語 商品や店内POPは日本語表記。
住所 No.107 Sukhumvit 63 Ekkamai Rd, Klongtan Neau Watthana, Bangkok 10110