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ルンピニ「老舗ホテル」+「生食パン」幻のホテルの朝食パンがある店

ルンピニ「老舗ホテル」+「生食パン」幻のホテルの朝食パンがある店

バンコクに登場している、一風変わっていておもしろい組みあわせが特徴である店やスポットを取り上げてみるシリーズです。
今回は、「老舗ホテル」+「生食パン」という組み合わせです。

デュシタニホテルというタイの老舗ホテルがあります。
デュシタニホテル・バンコクは、ルンピニ公園の向かいに1970年に創業しました。同年に近くにあるタニヤ通りにタニヤビルディングが建てられて日本企業が多く事務所を構えたため、70年代から2010年代にかけて出張や旅行で利用したことがある日本人は多いと思います。多くの日本料理店やカフェも入っていて、ゴシック建築風の柱やシャンデリアなどアンティークな装飾の館内は、いまどきのホテルにはない重厚な雰囲気でしたが、老朽化で取り壊しになり、現在は2024年の再オープンに向けて建設工事中です。

この名門ホテルの朝食で出されていたパンを現在も作っているベーカリーがあります。
「BE BAKE」という店です。
場所は、旧デュシタニホテルの一つ隣の駅、MRTルンピニ駅からラマ4世通りを東側(シーロムと反対側)へ250mほど進み、右側にスーパーの「ロータス」がある路地に入って100mもいかない右側にあります。この店はカフェになっていますが、奥に製パンコーナーがあり、ガラス越しにパンを焼いているところを見ることができます。
ショーケースにはいろいろな自家製パンや焼き菓子がならんでいます。主な種類は以下の通りです。

クロワッサン 100バーツ
ハム・チーズ入りデニッシュ 165バーツ
シナモンレーズンロール 130バーツ
アーモンドブラウニ 120バーツ

シナモンレーズンロールは、シロップの甘さに負けない濃厚な風味のサクサクの表面部分が食べ応えがあります。

ここの名物は、その名も「ショクパン」(食パン)(120バーツ)です。
10斤しか作らない限定商品です。毎日14時に焼き上がります。
夕方に何回か覗いても売り切れでした。運良く入手したのがこちらです。


手に持って真ん中から割ってみると、糸をひくように生地が割れていきます。
食感はもちっとした柔らかさで、ほんのりと自然な甘さがあるので何もつけずにいけます。小ぶりなので気づいたら全部食べてしまいました。
家族の普段の朝ご飯にするには、ちょっと小さいので菓子パン感覚かもしれません。

こちらはチョコレート入り“ショクパン”(170バーツ)です。スタンダードの食パン同様、やわらかでもちもちしています。あまり甘すぎません。

この店のオーナー職人が指導・製パンしていたという、名門デュシタニホテル・バンコクの朝食のパンは、一般では今はここでしか食べられないので貴重です。店内はカフェになっていて、パンのほかにパスタなど軽食もあります。早い時間に閉まるのが少し不便ですがWIFIと電源もあるスポットで、駅から遠くないので作業にも便利です。

店名: Be Bake Pastry & Bakery
営業時間:8:20-17:20 日曜日定休
公式サイト https://www.facebook.com/BeBake21/photos

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