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バンコク中古品買い取り業者の金額見積もり・帰国売りや引越の処分に

バンコク中古品買い取り業者の金額見積もり・帰国売りや引越の処分に

目次

タイでは新型コロナウィルス(Covid-19)の感染者数が減少していく中で、少しずつ規制も緩和されてきています。海外からの渡航者への規制もかなり緩和されていて後任者も入国しやすくなってきているので、日本への本帰国という辞令が出る人も増えているようです。また、様々な規制が落ち着いているなかで、バンコクの中で引っ越しや転職などの生活の見直しを行うケースもあるかと思います。
そうしたときに、不要となった生活用品などの処分を考えることもありますが、バンコクの地元の中古品買い取り業者は、どのような品物を買い取ってくれるのでしょうか?そして気になる買取金額はどのくらいになるのでしょうか。参考までに実際にローカル買い取り業者に出してもらった買取見積もり金額を、まとめてみようと思います。

タイローカルの買い取り業者

今回処分しようとしたのは、ソファや家電製品などです。最初はプロンポンやプラカノンエリアにある日系リサイクルショップや、インターネットの「バンコク掲示板」の個人売買コーナーで売ろうとしましたが、全然売れなくて困ってしまいました。タイではコロナ規制のこの数年で、駐在員の削減や、タイでビジネスをしていた人の撤退により本帰国者が相次ぎ、物を売るケースがたくさんでました。このため、どのリサイクルショップも査定が以前より厳しめになっており、ネット掲示板でもコロナ以前よりかなり販売価格の相場が落ちています。安くても売れるならまだよいですが、買い手が全然現れないことも多いです。

バンコクには不用品を出張買取してくれる「買い取りおばさん」と呼ばれる地元業者がいくつかいます。
買い取り業者のプンさんという人に査定をお願いすることにしました。

電話をすると、元気なおばちゃんプンさんが出てくれます。彼女は簡単な英語がわかるので、Can you buy my goods? (私の持ち物を買ってくれますか?)と、買い取りの依頼であることを伝えます。「なにがありますか?」ときかれたので、いくつかの物を伝えました。今回は7品くらいです。これは、1、2品だけだとわざわざ出張査定するのも大変なのと、もし全部買い取る場合はどのくらいの大きさになるかを知りたがっているのです。
「7品くらいありますが、ピックアップトラックで十分ですよ」と伝えると、「えーとね、明日の×時に行けます。」と言われました。当日というのは無理そうですが予定が空いていればこのように翌日には来てくれます。
住所と、マンションの近くにある目印になる建物を伝えて電話をきりました。

すこしでも査定をよくしようと、売る予定の物を一生懸命磨いて汚れをとります。さてどうでしょうか。

翌日、約束の時間少し前に、マンションの外に出て待ちます。プンさんから電話があって道が分からないといわれたときは、マンションの管理人さんに電話を代わってもらおうと、電話を取り出して待ちます。すると、1台のピックアップトラックがやってきました。プンさんです。時間通りの到着でした。

あいさつをして、さっそく荷物の買い取り査定をお願いしていきます。その主な品と査定価格は以下の通りです。

リクライニングソファ 長さ約180㎝。(購入して2年)→500バーツ

安物ですが、疲れた時に寝転がる程度の使い方だったので状態は良いものです。しかしこの大きさがネックとなり、インターネットの掲示板でも全く買い手が現れなかったものです。500バーツの金額をつけてくれました。

TV 32インチ(サムスン製・リモコン付き)(購入して5年)→500バーツ

こちらについては、元々、近所にあった電器店が閉店セールをする際に展示品を格安で販売していたので買ったものなので薄型ではない旧式のものです。パソコンのモニター代わりにほぼ毎日使っていたので経年劣化もしています。このため500バーツでも売れたのは助かりました。

トースター(PHILIPS製・購入して4年)→ 100バーツ

食パンを焼いていました。特に後半はコロナで在宅が多かったので使用頻度は多めで汚れもありましたが、100バーツの査定です。日系リサイクルショップでは同型のものが400バーツ位で売られていたので、買い取り相場は、リサイクル店ならもう少し高くなるかもしれないですが、こんなものでしょうか。

オフィスチェア (オフィスメイト・購入して2年)→ 200バーツ

コロナ以前は、タイ掲示板などではオフィスチェアは人気のある出品物でした。1000~1500バーツ位で出品されても即日で「成約済み」となっているのをよく見たことがあるので、期待していたのですが、全く不人気でした。以前のようにこちらで個人で仕事をする人や事務所を拡大する人が減ったからでしょうか。オフィス用品や事務系の品物は今は不人気かもしれません。オフィスメイトで当時2000バーツで購入した一般的な物で、状態も傷はなく悪くなかったのですが、プンさんも200バーツしか値段をつけられませんでした。

ゴルフクラブセット (購入して3年ほど)→700バーツ

タイでゴルフでも始めてみようと思い、中古品を人から譲ってもらったものです。初心者用なので高級なクラブではないですし、初心者が打ちっぱなしで使ったものなので傷だらけです。結局忙しいのとコロナのせいで、コースには出ずじまいでした。
アイアン全部とパターまでそろっています。ゴルフクラブは、リサイクルショップでもネット掲示板でもたくさん売られていますが、売る人が多すぎて全然売れないようです。よほど良いブランドのクラブなら別ですが、普通のセットだと500バーツでも売れません。
ところが、プンさんの場合、タニヤプラザで購入した簡易的なゴルフバッグつきで700バーツの値が付きました。
これは意外なヒットとなりました。売れないゴルフクラブをお持ちの方は、タイローカル業者の方が処分しやすいかもしれません。

このほかは、電気スタンド、料理系雑貨(食器やフライパンなど)、洋服などが、価値は低いらしく、一山で50バーツ~100バーツといった査定になりました。

ローカル業者なので高値買い取りは期待できませんが、他では買い取りを拒否されるようなものや状態が悪いものでも買い取りをしてくれるので、処分に困った場合はさいごの手段としてお願いしてみてはどうでしょうか。特に電化製品だと買い取ってくれやすいです。


プンさん連絡先
TEL:(+66)89-758-0631(タイ語/英語。簡単な日本語も可)

タイから日本へ小包を送る料金と配達にかかる日数2021年コロナ期間

 

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