とんかつの「まい泉」はタイにも進出しています。バンコクには9店舗が展開しています。そのなかで、日本人街のタニヤ通りや観光名所のパッポン通りからほどちかい、シーロム店は「まい泉」のタイ1号店なのです。とんかつを味わいに行ってきました。
タイの「とんかつ まい泉」シーロム店は、デパートの「シーロムコンプレックス」の地下の飲食店街にあります。シーロムコンプレックスには、やよい軒や、CoCo壱番屋などの日本の有名飲食チェーン店が入っていますが、「とんかつ まい泉」も大人気です。
主なメニュー
特ロースセット 455バーツ
黒豚ロースかつ膳 395バーツ
黒豚ロースカツカレー 365バーツ
黒豚ロースかつ重/ヒレかつ重 365バーツ
黒豚かつまぶし膳 395バーツ
黒豚キムチ鍋 395バーツ
サーモンかつセット 395バーツ
ロースかつ膳/ヒレかつ膳 345バーツ
チキンかつ膳275バーツ
などです。
オーダーするとキャベツの千切りが出てきます。これはおかわり自由ですので、つまみながら、ゆっくり待ちます。
少しピークの時間帯をずらしていったにもかかわらず、これだけのお客さんが入っています。お昼時や夕食の時間は行列ができるほどだそうです。
なんでも、シーロム店の場合、近くに私立のお嬢さん女子校があるため、学校がある時期の夕方は、迎えに来た親と一緒のお嬢さんたちでにぎわうのだとか。小学生の女の子同士だけで食事していることもあるそうです。日本円で考えると、「まい泉」の食事は、1200円くらいにはなるわけです。われわれ日本人からみると、そんなものだろうと思いますが、庶民は屋台で100円前後の食事をしているのが普通なので、そう考えるとつくづく、タイの富裕層のグルメぶりは、すごいです。
お待ちかね、特ロースセットです。とんかつにキャベツ千切り、ごはん、漬物、味噌汁がつきます。とんかつ以外はおかわり自由です。
衣のサクサク感がとても心地よい歯ごたえです。べとつかないでとても乾いた食感で、油っこい料理が多いタイで、あっさりした揚げ物を食べられるのは貴重だと思います。
特ロースもやわらかく、箸で切ることができます。ボリュームたっぷりでしたが、飽きが来ない味わいでした。正直、肉の味の深みはそれほどでもなく、あっさりでしたが、総合的に海外でこのレベルのとんかつが食べられるのは悪くはありません。ソースは、ついてくるもの以外にテーブルにも、甘口ソース、塩、しょうゆなどがあるので、肉片ごとにソースを変えて、いろいろな味を楽しみました。おいしさで、ついついご飯をおかわりしました…。
食後には、デザートもあります。抹茶アイスクリーム、杏仁フルーツ、杏仁豆腐、の中から選べます。
こちらは、黒豚かつまぶし膳(395バーツ)
リンゴ入りというソースが衣をやわらかくしていて、かすかに甘い香りが口の中にひろがります。
薬味を付けたり、急須に入っている出汁をかけてお茶漬けにしたり、といろいろな味わい方が楽しめました。
タイの「とんかつ まい泉」では、「まい泉メンバー」になると、ポイントに応じて特典があったり、いろいろな情報が送られてきます。年会費は465バーツかかりますが、ときどきある「まい泉の日」では、1オーダーすると、同じものがもうひとつサービスになるという特典もあるようです。日本と共通なのかはわかりませんが、よく通う人はメンバーズカードを作っても、お得でしょう。
タニヤからも近いので、観光や仕事で来た人も気軽に行くことができます。「“とんかつ まい泉”タニヤ近くシーロム店で箸で切れる肉を味わう」感想レポートでした。
【店舗データ】
<店名> とんかつ まい泉 シーロムコンプレックス店
<場所> バンコク・シーロムコンプレックス地下
<営業時間> 10:30-22:00
<日本語> メニューは日本語とタイ語表記。