バンコククラブ

海外タイでの生活相談 バンコク起業サポート情報

バンコクでコロナ感染し病院受診した流れ・費用・症状の体験談

バンコクでコロナ感染し病院受診した流れ・費用・症状の体験談

目次

2023年6月、バンコクで新型コロナに感染した際の症状、病院を受診した際の流れ、費用その後についての体験記をご紹介します。

2023年新型コロナウィルスに感染し治療した体験記


1日ほど前から、のどが痛く、熱っぽくて体が少しだるいという症状を感じていました。
鼻水や咳はありません。熱を測ると37度ちょうどという微熱がありました。
風邪だと思い、市販の風邪薬を飲んで安静にしていましたが体のだるさが消えなかったので、夕方、病院へ行くことにしました。

今回行ったのは、スクンビット通りのBTSエカマイ駅近くにある「スクンビット病院」です。バンコクで日本人が行く便利な病院といえばサミティベート・スクンビット病院ですが、駅から少し距離があります。
今回は体のだるさがあったので、駅から近い「スクンビット病院」に行くことにしたのです。この病院はあまり知名度がないのですが、エカマイ駅から徒歩2分というアクセスの良さと、日本語通訳デスクがあるという点がおすすめです。特に予約なしで行きました。

猛烈な寒気がとまらない

ところが移動するBTS車内でエアコンが寒くて仕方がありません。体が震えるような寒気でした。一旦途中で下車しようかと思ったくらいです。
なんとかエカマイ駅につき、スクンビット病院へ行きます。
正面玄関から入り、受付の人に英語で「フィーバー(熱がある)」と伝えると、正面から向かって右奥にあるカウンターへ案内されました。
そこで看護師が血圧測定と検温をしてくれます。熱は37.5℃でした。パスポートと入っていた海外旅行保険の証券を示すと「日本語通訳はつけますか?」と聞かれました。
詳しく話をききたいと思い、通訳をお願いすることにしました。
通訳の女性が来てくれて、とても流ちょうな日本語で「それではご案内いたします」と言って診察室へ連れて行ってくれました。


診察のながれ

診察室では若い医師が「どんな症状があるか」「いつからか」と問診してきて、通訳を介して答えていきます。「喉の奥をみせてください」ということでみせると「腫れていますね」とのことでした。
そして「風邪だと思いますので解熱剤とのどの痛みの薬を出しますが、念のためコロナのPCR検査を受けて下さい」と言われました。看護師に連れられ、先ほどの受付の前にある出入り口から外へ出ます。車止めの前に喫煙所のようなスペースがあって、そこがPCR検査の場所のようです。
そこで、鼻の奥に綿棒を突き刺されました。
このときは通訳に「痛いですよ」というと「その気持ちわかります」などととても流ちょうな日本語で返されるのを感心するなど余裕がありました。
しかし、PCR検査結果が出るまで1時間ほど待ってください、と言われて、病院内の受付前に戻りソファで座っていると、猛烈な寒気がしてきました。

耐えられなくなってきたので、外へ出てPCR検査をしたところの横にあるベンチで待つことにしました。外なので気温は30度を越していますが、寒気がとまらず体中をさすり続けていました。体もだるいので「PCR検査なんかいいから早く薬を飲みたい」と思っていました。


コロナ陽性となる

40分ほど経ち、通訳に呼ばれて診察室へ入りました。すると医師が何か言います。通訳が「残念ながら、コロナ陽性でした」と教えてくれたのでびっくりしました。これまでコロナにかかったことはなかったので、「今更、感染したのか」と驚きました。
医師は続けて「ワクチンは何を何回うちましたか?」と聞いてきたので「ファイザー製を3回受けました」と回答。
医師は「年齢もまだ若いし、ワクチンも接種しているので、コロナ用の薬は出さず、対処療法の解熱剤などを出します。」とし以下の指示を出しました。

・今日から5日間、仕事は休み人にもなるべく会わないこと
・自宅療養中に息苦しいなどの症状が出たらすぐ病院へ来ること
・5日経って熱など症状がない場合は、もう出勤してよい。病院へくる必要もない。


薬と診察代

処方された薬は以下の通りでした。

PARACETAMOL 解熱剤 (6時間に1回)
RopecT CAP 咳どめ (1日三回)
ZyTEC 10MG TAB 鼻水どめ(1日1回)
NAC LONG 600MG TAB のどの痛みを抑える(水に溶かして飲む)(1日1回)
Difflam FORTE のどの炎症をおさえるスプレー

診療代は以下の通りです

診察代800バーツ
医療品代 57バーツ
看護師代 150バーツ
検査代 1020バーツ
PCR検査代 930バーツ
薬代1240バーツ

合計4197バーツ

海外旅行保険を使ったので、キャッシュレス(病院で支払いなし)でした。


自宅療養その後

その日から、自宅で療養しました。
2日間は食欲もないので野菜ジュースだけ飲んで眠り続けました。
体のだるさは3日目以降に消えていきましたが、からだが弱ったせいか力が入らない状態が5日間は続きました。
のどの痛みは3日目まで続きました。
また、噂に聞いていた味覚障害も出て、ミネラルウオーターを飲むといつもと違うほろ苦さを感じました。3日目以降食事をしても、舌にビニールを貼ってものを食べているような、味に対して鈍感な状態となりました。幸い、6日目くらいから味覚が回復していき後遺症とはなりませんでした。
6日目の朝に体調回復したので念のためにATK検査を自分でしたところ、陰性が出たので無事に仕事を再開できました。

以上がコロナに感染しバンコクの病院を受診した体験記でした。

スクンビット病院 

年中無休(救急外来あり)日本語通訳は9時から17時まで

Return Top