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バンコク観光で海外旅行保険は必要?タイでよくあるトラブル例

バンコク観光で海外旅行保険は必要?タイでよくあるトラブル例

目次

久しぶりの海外旅行で日本からタイを訪れる人が増えています。しかしコロナになったらどうしよう?と思う人もいるかもしれません。
海外旅行保険には入るべきなのか?必要ないのか?
判断するために、タイを訪れる際に起こる可能性があるトラブルについて事例をまとめてみます。
※以下はすべて、契約した保険の内容によって保障されるかどうかや条件は変わります。


飛行機の遅延・運航中止

日本からタイへ向かう時点で起こりうるトラブルといえば飛行機の遅延や欠航です。
そもそも航空会社がLCCだったりプランによっては振替や補償が不十分である場合が多いです。保険も契約内容によって異なることが多いので確認が必要です。
保険で保障となる場合、出発地あるいは乗継地で、代替となる他の航空機が利用可能となるまでの間に負担した以下のものが対象となることが多いです。
宿泊代、食事代、交通費、到着が遅れたことで受けられなかったサービスの費用(タイで予約していたホテル代など)
航空券の控えと航空会社が発行する遅延の証明書とが必要となります。


携行品の盗難や破損など

移動中・旅行目的地で携行品が盗難に遭った場合は保証対象となる場合が大半です。
ただし、盗難の事実を証明するため必要な条件が厳しいです。
最低でも
・現地の警察による盗難証明書、事故証明書
・盗難されたものの領収書など(価値を証明するもの)
などが必要です。また、他のジャンル以上に補償上限金額が厳しめに設定されています。

・現地でのケガ


現地でのケガは保障対象となります。
タイでよくあるケガのおもな例は以下のようなケースです。
・路上などでの転倒
タイの歩道は路上に穴が開いていたりして転びやすいです。また、建物のエントランスや階段・歩道などでは滑りやすいタイルや敷石が多く使われており、ソンクランの水かけ祭りの時期や雨季に滑って転倒し骨折などの大けがをした事例もあります。また、最近ニュースで話題になっているように整備不良のエスカレーターや動く歩道に足を巻き込まれる事故も増えています。・交通事故
タクシーや観光バスが大きな事故に遭うというだけでなく、タイの交通ルールやマナーは日本とは異なるので慣れない道路を横断している際に車にはねられる、歩道を逆走してきたバイクに接触する、ことは珍しくありません。
しかも一般的なタイ人は保険に入っておらず経済的にも不可能の場合がほとんどなので、事故相手からの補償はまずありません。・突発的トラブルでのケガ
タイは治安がよいですが、トラブルや強盗に襲われて暴行を受けたり、酔っぱらいなどに絡まれたなどでケガをする可能性はゼロではありません。ほかには多くいる野犬にかまれたなどのケースもあります。
現地人と揉めない、夜間の繁華街やさびしいところで単独行動しない、などで危険度はかなり下がります。

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・建物内部や様々な製品の不具合
日本の水準では考えられないようなケガもありえます。
たとえば、ホテルや訪問先の店舗で壁や家具から針金や釘が飛び出していて手を切ってしまった、シャワーを浴びようとしたら温水器の不具合で熱湯が出たなど。

一般的な病気

タイで多いのは、食べ物や飲み物での食あたりや食中毒、効きすぎの冷房による風邪です。
不衛生な物や火が十分に通っていないものを食べない、汗や雨で濡れたままでいないようにしたり就寝の際の室内温度に配慮するなどで防げます。
デング熱やマラリア、肝炎などといった熱帯でよくある重い感染症は、タイの場合ジャングル地帯などへ行かない限り感染する可能性は低いです。

新型コロナウィルスに感染

タイに限りませんがコロナは世界で根絶されたわけではないので感染する可能性はあります。タイでコロナに感染して病院へ行った場合は病院によりますが、4000~5000バーツ(約1.6万円~2万円)ほど診察代がかかります。注意したいのは、タイの英語や日本語が通じる私立病院は高額なので重症で入院した場合は十数万バーツと大変な額になります。

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自分が加害者になってしまった

海外ならではの事故を誘発しやすい状況によって、普段通り行動していても自分での過失が重なって損害賠償しないといけない事態になってしまうことがあります。
・ホテルや店舗で蛇口や洗面台に少し力をかけたら想像以上にもろくて壊れていまい、あふれた水が止まらず階下まで水浸しにしてしまった。
・土産物屋でリュックやキャリーバッグが当たって乱雑に積まれた商品を棚から落としてしまい破損させてしまった。
・日本から持ち込んだ電圧が合わない電化製品でショートしてしまい、ホテルの電源設備に損傷を与えたり、ボヤを起こしてしまった。以上、タイ旅行中によくあるおもなトラブルのケースです。
自分がこうしたトラブルにまきこまれる可能性があるかどうか、その場合の損失額などをてんびんにかけて考えて、海外旅行保険に入った方が得か、必要ないか、について判断して頂ければと思います。

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